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2009年4月 8日 (水)

ほうれん草の収穫

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都市近郊の農家は人手不足で作物を作っても収穫することができ
ない。綺麗な菜の花が咲いていた。これも手が足りなくて出荷できな
いままにしていたら花が咲いたものだそうだ。
農家の方は残念そうに話をしていた。

ほうれん草も背が高く育っていた。これも出荷できない。
「これ、食べられますよ。持って行きます?」
俺は背が高くなったほうれん草を戴いてきた。
ヌチャナートはそれを見て喜んだ。
「大きくなりすぎたのね。」
葉の部分だけをとり、茎の部分は捨てている。
「ここは硬くて食べられないわ」
持ってきたほうれん草の殆どの部分が捨てられた。
葉の部分だけをフライパンで炒めた。
味付けは塩と調味料だけだ。炒めながらヌチャナートは味見をして
いる。
「うん、美味しいわ。新鮮なのよ。」
食卓に出されたものを味見した。
確かにうまい。甘味がかなりある。
こんな美味い野菜がどうして売れないのだ?
十分に食べられるだけではない、美味しい野菜と言える。
これを捨ててしまうのはもったいない。

こんな美味い野菜が売れないのは、俺たちの頭がコチコチだから
だ。ほうれん草というのは、この位の背丈で、このように束ねて売
るもの。そのように固定観念ができている。
固定観念から外れて大きくなった、ほうれん草はもう売れない。

収穫時期に間に合わなかったことを逆手にとればいい。
このほうれん草は甘味があって美味いから絶対に売れる。
例えば「セータカほうれん草」と名づける。
「甘味が葉に集まっているから美味しいです」と言えばいい。
実際、美味いのだ。

通常の収穫時期から外れたほうれん草を「美味い、美味い」と食い
ながら、こんなことを考えていた。

2009/4/7

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