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2009年5月31日 (日)

鶏の足料理

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鶏の足なんて日本人は食べないがタイ人は好きらしい。
ヌチャナートが鶏の足を食べたいと言って買ってきた。
俺も最初は鶏の足を食べなかった。ヌチャナートに付き合って食べ
ているうちに、だんだん食べるよう
になった。好物にはなっていない
が、これも旨い肉だと思うようになってきた。
コラーゲンが豊富すぎて、口の中がべたつく感じがする。
唐辛子ソースをつけながら食べると良いもんだ。

タイ人の仲間が集まって飲み会をやる。
そこにタイ料理が好きな日本人もやってくる。
ヌチャナートは鶏の足を使って、これとは別の料理を作っていた。
これを飲み会に持って行くと言っている。
「タイ人は鶏の足が好きかもしれないが、日本人は食べないよ」
前もって注意をしておかないと、ヌチャナートは誤解する。
飲み会で鶏の足をだしたなら、タイ人は喜んで食べた。
日本人にも美味しいと言って食べる人がいた。
見ただけで「こわーい」と言って食べない人もいた。
想像していた通りの反応だった。

2009/5/30

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チキンスープ

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鶏で出汁をとり、塩を加えただけのスープだ。
極めて単純だ。
塩加減だけで味の良し悪しが決まってしまう。
これだけでは色気がない。
セロリの葉を加えた。
もしタイならパクチーの葉が浮いていることだろう。
パクチーもセロリも同じせり科の仲間だから似たような香気がある。
これはタイ料理でもあるし、西欧料理でもある。
和食ではないな。

2009/5/29

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和風カオパットとハンバーグ

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今日の飯は出来合いの材料で作った。
カオパットも冷凍品だ。これにトマトと卵を加えた。
トマトからの水分が飯に移り、飯がパリっとなっていない。
冷凍品が悪いのではない。作り方が悪かったのだ。
作り方に工夫をこらせばこのカオパットもきっと美味しく食べられる
はずだ。いつもと違うこのカオパットを和風カオパットと呼ぶことに
した。

このハンバーグも出来合いの冷凍品だ。大きくて安いのはそれなり
の理由がある。原料の肉はすじ肉ばかりだからだ。
挽肉になっているからすじ肉も食べやすくなっている。
フライパンで焼いて、このまま食べてもまあまあ食える味になって
いる。

俺はハンバーグと言う名前から西欧風に皿に肉の塊があり、それを
ナイフとフォークで切って食べる食べ方を無意識のうちに描いていた。
ヌチャナートは
「ハンバーグを自分で切るか、それともあたしが切っておこうか」
と聞く。面白そうだ。ヌチャナートに切ってもらおう。
どのように切るのかな?
多分、タイ風に切るだろうと想像した。
肉の切り方にタイ風も和風もない。このように一口大に切るだけだ。
しかし、盛り付けが違う。
切ったハンバーグを日本人が盛り付ける場合、切った後、ナイフを
まな板と肉の間に入れてハンバーグをそっと持ち上げる。そして
元の丸い形を皿の上に再現する。
これがタイ人になると切ったハンバーグを山盛りにする。
こんな違いを見ると面白いでしょ?
別に面白くもない?俺にはこんな小さな発見が面白い。

スプーンとフォークを出してきた。ハンバーグだからナイフとフォーク
で食べると思っていた俺には意外だった。
ああ、ヌチャナートはこれをタイ料理だと思っているのだ。
タイ料理は肉などを切らなくてもよいように、料理人が前もって
切っておく。だからタイ料理にはナイフは不要なのだ。

2009/5/29

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2009年5月29日 (金)

パットトワプリック 愛情料理

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「野菜をもっと食べないとダメよ」
「・・・・・」
「野菜を食べないと、便秘になるわよ。インゲン食べるでしょ?」
「・・・・」
返事をしなくても料理は出来てくる。
なんだかいつもより調理に時間がかかっている。
やはり、インゲンの色が変わってしまった。
新鮮な緑色が黄色味を帯びている。
旦那が便秘にならないようにと祈りをこめた愛情料理だ。
文句を言わずに食うと、旨いんだな、これが。
唐辛子の辛味で汗がでるが、この旨味に勝てない。

とても辛いが旨くて気に入った料理に出会うと、辛いから食べるのを
止める?そんなことはない。旨いからもっと食いたいと思う。
辛ぇなぁー!と思いながらも更に食べる。
辛さを我慢して食べる。そして口の中が大火事になり、もうこれ以上
この辛さに耐えられないと感じるまで食べるもんだよ。

初めてこれを食べる人には極辛か超辛かもしれないが、毎日、
辛い物を食っている俺には普通の辛さだ。俺にとってこの料理は
旨い。この料理なら近所の人もきっと旨いと言う。
しかしなぁー、たまに食うから旨いのであって、こんな料理ばかり
毎日食べ続ける人はいないだろうな。

2009/5/27

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2009年5月28日 (木)

カノムチン

ヌチャナートが近所のコンビニで野菜炒め用の野菜詰合せを買って
きた。キャベツ、ニンジンも適当な大きさに切ってある。
それと生のもやしが入っている。野菜をフライパンにあけて、肉を
加えてちょこちょこと炒めれば直ぐに野菜炒めができあがる。
便利な野菜の詰め合わせだ。
多分、店頭で長い間陳列販売できるように十分に洗浄されていると
思う。この野菜詰合せは加熱を前提にしてあるから、もしかして十分
に洗浄されていないかもしれない。
それでもタイの屋台で出される生野菜から比べれば細菌数や残留
農薬は比べ物にならないほど少ないはずだ。
「なんでこんな物、買ってきたの」
「カノムチンが食べたくなったのよ」
カノムチンというのはタイ人が大好きな料理で素麺にカレーをかけ
生野菜と一緒に食べるものと思えばいい。日本で言えばラーメン、
カレー、牛丼、アメリカならハンバーグ、ホットドッグと言ったところ
かな?まあ、そんな類の料理だと思ってくれ。
カノムチンの付け合せに必ず生キャベツや生もやしがでる。
この野菜炒め用の野菜詰合わせはカノムチンを食べるのにちょう
どいい。生野菜の他に、生唐辛子もそうとう食ったようだ。
「いい辛味」なんて言う。顔にうっすら汗がでている。
「ああ、美味しい」満足げにため息をつく。
野菜炒め用の野菜を生でぼりぼり食っているのをみると、俺は
なんだか落ち着かない。

2009/5/27

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野菜炒め

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ヌチャナートがカノムチンを食べた残りで野菜炒めを作ってくれた。
俺はゴミ箱の代わりなんだ。肉はない。卵だけだ。
日本人用の味付けにしたみたいだ。タイ料理の感覚で塩を入れて
あるから飯のおかずにするには塩っ気が足りない。
傍にあった唐辛子ソースを野菜炒めにかけて食った。
いつも辛い物を食っているので、辛味がないと物足りない。
唐辛子ソースを加えると、丁度良いと感じた。

2009/5/27

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落花生とソムタム

小さな落花生があった。腹がへったのでそれを摘まんで食った。
「ぺっ!なんじゃこれっ!?」
生臭い豆のにおいが口じゅうに広がった。
落花生は生だった。生の落花生なんて食ったの初めてだ。
袋を見るとちゃんと生ですと書いてあるから怒るわけにいかない。

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ヌチャナートがフライパンで落花生を煎った。
「サミイが煎った物は美味しくないわ。あたしが美味しいのを作って
あげるわね」そう言いながら落花生を煎っていた。
出来上がったものを見ると所々に焦げがあった。
焦がさずに豆を煎りあげるのは難しい物なのだ。
いつも何も考えずに落花生を食っていたが、これを作ってくれた人
に感謝しなくてはいけないとつくづく思った。

子供の頃、近所に豆屋があった。半畳ほどの金網に豆が入って
いる。機械で金網を前後にゆすっている。
金網の下にはたしか炭があったと思う。
あのようにじっくり、こんがり煎れば落花生に焦げ目がつかない。
それにしても根気のいる仕事だ。
そういえば、豆を煎る傍に人はいなかったな。
いつも機械だけが動いていた。

落花生を摘んでは「美味しいわ」と言っている。
「この落花生をソムタムに入れるの?」
「入れないわ。ソムタムに落花生を入れるのはバンコックだけよ。」
ああ、そうだったのか。そういえばウチで作るソムタムには落花生
が入っていない。ソムタムにも地域性があるのだ。

2009/5/27

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2009年5月27日 (水)

ズッキーニの料理

ズッキーニを最近よく見かける。昔はこんな野菜は日本で栽培され
ていなかった。人間の食習慣は保守的で新しい食い物には飛び
つかないものだ。今まで食ってきたものは安全で美味しいのは
分かっている。ちゃんと店で売っているものだから、安全な食い物だ
ろうと思うが、万一の不安がある。
新しい食い物はどんな味か分からないし、調理の仕方もわからない。
家計を預かる主婦は少しでも節約したがる。
もし新しい食い物が不味かったなら、損しちゃうと思う。
そんなわけでなかなか新しい食い物に飛びつかないものだ。

ヌチャナートがズッキーニを買ってきた。
「ほー、面白い物を選んだな」と思った。
「これ、タイにあるかい?」こんなものをタイでみたことがない。
不思議に思って聞いた。
「ないわよ」
形から瓜の一種と考えたのだろう。タイ人は瓜なら糸瓜だろうと
南瓜、メロンだろうと何でも食う。
ズッキーニだって瓜ならこうして食えると考えたのだと思う。
彼等の食習慣を知れば、彼等が初めて見る瓜ズッキーニに違和感
を持たないと理解できる。

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こんな料理を作ってきた。
この料理に名前はない。ありあわせの物とズッキーニで作ったから
だ。ズッキーニもこうすると完全なタイ料理になる。
名前からしてズッキーニはイタリア原産だと思っていたら、原産地は
メキシコらしい。現在のような品種はイタリアで改良が加えられて
出来た。この料理をイタリア人が食ったなら、きっと吃驚すると思う。

2009/5/26

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生ハムに鼠の糞

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そういえば昔は生ハムなんてなかったな。
確か、法的な規制があって販売できなかったと記憶している。
今は簡単に何時でも買えるようになった。

飲み屋やレストランでは生ハムを甘いメロンに乗せてだす。
これも旨い食べ方だ。
俺はそんなメロンなんかいらない。
ただこの肉をそのまま口に放り込んでビールと一緒に食う方が好き
だ。人それぞれ好みの食い方があるから、最も美味しいと思う食べ
方をすればいいと思う。

生ハムはヌチャナートの好物でもある。
初めて生ハムを食って「美味しいわ」と言っていた。
しかし、ヌチャナートの生ハムの食べ方はちょっと変わっている。
鼠の糞と言われる唐辛子を生ハムで丸めて包んでから食べる。
プリッキヌーとタイ語で言っている鼠の糞唐辛子はタイ人でも辛い
という。日本人には口から火がでるほどの辛さだ。
「こうして食べると美味しいのよ」
生ハムとメロンの組み合わせしか知らない人が見たらきっと卒倒
しちゃうと思う。
この食べ方も旨いもんだよ。

2009/5/26

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2009年5月26日 (火)

ペットフードの疑問

ウチの飼い猫サダムフセインは猫まんまを食べない。
タイの猫も猫まんまを食べない。
鰹節なんてタイにはないから猫まんまを食べたくてもタイの猫は
たべられない。
魚を焼いてご飯に混ぜて猫に与えているのをみたことがある。
ああ、これは日本の猫と同じだとその時感じた。

唐辛子で真っ赤になった料理を犬が当たり前の顔をして食べていた
な。辛くて「ハーヒー!」なんてやらなかった。
毛の生えていない鼻に唐辛子がついたら犬は痛そうに前足で鼻を
こすっていた。これは笑えた。

家族の食い残りの辛い料理を犬だか猫にあげていた。
「えっ?!そんなものをあげるの?」
俺の驚きをよそに、それをちゃんと犬猫は食べている。
タイの犬猫は辛い料理に慣れているのだ。

日本で見られるのと同じ米国ブランドのペットフードがタイにある。
ペットにあげる料理や味付けが違うから、ペットフードも販売先の国
によって味付けを変えていると思
う。タイで売っているペットフードは
唐辛子をいれた辛い味なのだろうか?

2009/5/25

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猫まんまを食べない

ご飯に鰹節と醤油をかけて掻き混ぜたものを猫まんまという。
猫が大好きな料理だ。それなのにウチの飼い猫サダムフセインは
猫まんまを食べない。タイでは猫にこんな餌を与えていないらしい。
俺がサダムに猫まんまを与えようとすると、ヌチャナートは
「食べないわよ」とあきれたように言う。何度も猫まんまをサダムに
食べさせようとしたが、サダムは食べない。
悔しいから、自分で猫まんまを食ってみた。
猫まんまは旨いよな。鰹節と醤油の味が美味く合っている。
こんな美味しい物をどうしてサダムは食べないのだろうか?

2009/5/25

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2009年5月25日 (月)

軍鶏のスープ

ラーメン関係の記事を読むとこってりとした油が浮いた豚骨スープ
・・・・なんて表現がよくある。こんな記事ばかりを読んでいると、油が
浮いたスープは豚骨でないととれないと思ってしまう。
軍鶏からも油がたっぷりでたスープが取れる。これは軍鶏で取った
スープだ。

タイ料理の食材店から軍鶏を買ってきた。
いつもブロイラーの柔らかい肉だけを食べているとヌチャナートは
軍鶏を食べたくなるらしい。タイでは田舎だけでなくバンコックの町の
中でも軍鶏が飼われている。
鶏舎なんてないから、軍鶏はそこらじゅうを歩き回っている地鶏だ。
虫を見つけているのか、あちこちに首を突っ込んで何かを食べてい
る。ちょこちょこ歩き回り落ち着きがない。それが可愛いとみる向き
もある。餌を求めて軍鶏はよく歩き回っているから筋肉が発達して
いる。つまり肉が固い。肉だけでなく皮もかたい。
ブロイラーしか知らない人が軍鶏を食べたならきっと肉が固くて
不味いという。狭いところに押し込める養鶏法が導入される前の
日本の鶏は全て地鶏だったから、この軍鶏肉のように硬かったはず
だ。柔らかい肉ばかり食べないで、たまにはこのような固い肉を
よく噛んで食べることが大切だ。

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スープの表面に浮いている赤いものはもちろん唐辛子だ。
唐辛子にもこだわりがある。この場合は焙煎した唐辛子を使う。
レモンの汁をきゅーっと絞って入れる。
スープは熱いから余計に酸味を感じる。こんな酸っぱいスープは
西欧の料理にはない。
変わった味のスープだが、これもいける。

2009/5/24

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苦瓜のタイカレー 手抜き料理

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苦瓜をドッサリ入れたタイカレーだ。
「ねぇーこれ、レストランで食べたの覚えている?何処だった
かしら?」
「・・・・・」
「ああ、思い出したわ。ピサヌロークよ。美味しかったわ。お代わり
しちゃった。」
ピサヌロークのレストランで食べた苦瓜入りタイカレーのことを思い
出しながら作ってくれた。俺はそんなものを食ったことも覚えて
いない。その店で俺がちょっと席を外し戻ると、さっきと同じ料理が
運ばれてきたのは覚えている。
「あれっ?」
「あたしが注文したのよ」ヌチャナートはおかしそうに笑っている。
それが苦瓜のタイカレーだったのかなあ?別の料理だったような
気がする。

このタイカレーには苦瓜が沢山入っているので、当然苦い。
一般的に日本人は苦味を好まない。苦味は「毒物だよ」と警告する
味と日本人は考えるからかな?苦味はタイ人にとっては旨味となる
らしい。
「味見してよ。苦くない?」味見をした。
スプーンに少々とった味見程度の量では苦味は感じない。
これが食事のおかずになると、話は別だ。
最初は苦くなかったが、だんだん苦くなった。
自分が好きな料理だから、ヌチャナートは大量に作った。
これを温め直しては何度でも食わせるつもりなんだ。
ヌチャナートのお得意の手抜き料理だ。

2009/5/24

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2009年5月24日 (日)

今日もパッカパオ

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またパッカパオだよ。昨日もパッカパオだった。
昨日は飯にぶっかけて出してきた。
今日は皿に盛って出してくる。
飯にぶっかけて出されるとタイの屋台飯を食っている感じがする。
同じ物だが、これを皿に盛ってくると、エアコン付のレストランで飯を
食っている感じになるから不思議だ。これが好きなんだ。
パッカパオの香りも辛味も大好きだ。
ラープも大好きだったが、最近はあまり食べないな。
パッカパオもいつの日か食べなくなるのかな?
時間と共に好みの食べ物が変わるのはどうしてだろう。
子供の頃は喜んで食べていた甘い物は大人になると食べない。
年齢と共に体が変化し、その時に必要な食べ物を体が自然に要求
するのだろうな。突然酸っぱい物を食いたくなることがある。
あれはどういう時だろう?暑い夏に多いな?
そういえば、毎日辛い料理を食べているので、暑い夏でも酢の物を
欲しがる事は無くなっているみたいだ。
こんなことを考えていたら、パッカパオを食い終わっていた。

2009/5/23

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椎茸スープ

椎茸を安い時に買い込んで醤油などで味付けしておく。
冷蔵庫に入れておけば保存が利く。
熱いご飯に乗せて、椎茸をそのまま食べても旨い。
なんと言っても嬉しいのはこれはどんな料理にもつかえる素材と
なることだ。
椎茸のことをタイ語では「香りの良い茸」と呼んでいる。
たしかに良い香りがする。
今日は保存加工した椎茸を使ってスープを作った。
椎茸に味がついているから薄味のスープにするとちょうどよい。
これだけじゃ淋しいから、青い野菜を加える。
このスープは作るのも簡単だが、作る時間もかからない。
ナンプラで味付けしたスープだが、この味なら世界中何処の国の
人にも食べてもらえる。

2009/5/23

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クイティオ タイラーメン

昔から、俺は日本人と話をする時、タイ料理にでてくる汁麺を
タイラーメンと呼んでいる。麺の種類によってクイティオとかバーミー
と使い分けなくてはいけないのは知っている。一緒に生活している
のがタイ人なのだから、ウチの中でもその二つを使い分けなくては
いけない。それなのに使い分けせずに、どのタイの汁麺も俺は
バーミーナムと言っている。
ヌチャナートもこっちの癖を知っているから、これで不便がない。
今日も「バーミー食べる?」なんて聞いてきた。
「うん」と返事をすると、こんな麺が出てきた。

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この麺をヌチャナートがクイティオと言っていたので、今日は
クイティオと呼ぶことにした。新鮮なバイホアラパが手に入った。
バイホアラパの香りがいい。この香りは日本の料理にはない。
クイティオを作っている時にこの香りが立った。
かなり遠くまでこの香りは飛びそうだ。
近所の人は「なんだろうね、このにおい?」なんて思っているはずだ。
クイティオに酢と唐辛子をたっぷり入れた。
これがタイ人になると砂糖も入れる。俺は砂糖は入れない。
どの位砂糖を入れたらよいのか分からないからだ。
タイ人が俺のために味付けした甘いラーメンスープを飲んだ。
最初は変な味だと思った。
暑い気候の中で砂糖で甘くなったラーメンスープを飲む内に旨さが
分かってきた。唐辛子の辛味の後にほんのり甘味を感じてくる。
「あれっ?!甘いスープも旨いんだ!」と驚く。
砂糖を入れすぎて、不味くて閉口したことがあるので、俺は自分で
は砂糖を入れないことにしている。
タイ流の食べ方を真似してラーメンスープが甘くなり過ぎ困った経験
のある人は俺以外にも多いと思う。
今日のクイティオは普通の味だ。しかし、この香りはタイだ。
日本人にはできないと言うより、日本人の発想にない香味付けだ。

2009/5/23

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2009年5月23日 (土)

空芯菜の炒め物

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これを初めてタイで食べた時、旨いと思った。
レストランのメニュウには朝顔の炒め物と英語で書いてあった。
夏の朝に咲く朝顔の花を想像していた。
出てきた物は菜っ葉のような野菜だった。
「なんじゃこれ?!朝顔じゃないじゃないか?」
俺は、紅葉や八つ手のような葉っぱや朝顔の花が出てくる物と
思っていた。期待はずれだったが、食うと旨い。
他にもっと高価で高級とされる料理があるのに、一番安い料理を
旨いと言いながら食べる俺をタイ人は
笑った。笑われても旨い物を
食った方が幸せだ。
日本のタイ料理店の店先にメニュウが出ていた。
そこでも朝顔の炒め物は他のものより安かった。

最近は、日本でもタイで食べた朝顔が空芯菜という名前で出回る
ようになった。ここしばらく空芯菜を食べていなかった。
食べると感激の旨さだ。赤い唐辛子が緑の葉っぱに調和している。
空芯菜は菜っ葉のような姿だけど、分類学的には朝顔の仲間らし
い。きっと綺麗な花が咲くのではないかな。
俺は安物を食っていると笑われても空芯菜、朝顔の炒め物は好きだ。

2009/5/22

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ぶっかけ飯

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名前だけ聞くと汚らしい感じがするが食うと旨い。
ぶっかける物は何でも良い。
適当な料理、その辺にある物を飯にぶっかけて食べる。
ぶっかけ飯は日本で言えば牛丼、親子丼のようなものかな?
今日はパッカパオをぶっかけた。
これを出せば俺は文句を言わずに食べるのをヌチャナートは知って
いる。ぶっかけ飯の旨さは肉や野菜など飯の上に乗っている物より
も、乗せた料理からでた汁をたっぷり吸い込んだ飯にある。
辛さと香りがあるこの汁には深みがある。
食った後の洗い物も器がひとつだけと言うのも嬉しい。

2009/5/22

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シシャモの唐揚

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シシャモというのは北海道でとれる名物魚だ。
今は外国で取れるシシャモに似た魚を輸入してきてシシャモと称して
売っているようだ。
ウチはビンボーだから輸入されたシシャモ類似品を食べる。
というより、類似品以外は店頭にないと思う。
冷凍食品のコーナーにシシャモの開きがあった。
ヌチャナートはこれがシシャモだなんて知らないはずだ。
それなのに、開きを見て「これで○○を作りましょうよ」という。
どんな料理を提案したのか忘れた。
一袋に何匹ものシシャモが入っていた。
その一部を唐揚にした。
俺には思いつかない発想だ。
こんな時、俺は「やはりヌチャナートは外人なのだ」と改めて思って
しまう。食べ方はタイ式に唐辛子ソースをつけて食べる。

2009/5/22

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朝バナナの効果

サラリーマン川柳の中にこんなのがあったそうだ。
「朝バナナ 効果あったの お店だけ」
なんだかわかるような気がする。
朝バナナのダイエット効果について書いた本や雑誌の内容に嘘は
ないと思う。俺は読んでいないから本当とも嘘とも言えないが、
嘘を書くはずがないと信じるから本当に効果がある
のだと思う。
ダイエットを行うというのは極めて困難なのだ。
「腹減った、あれ食いたい」という誘惑になかなか勝てない。
何かを食いたいと思うと、もう食うことしか頭にない。
それでついつい食い物に手を出してしまう。
朝バナナに効果がないのではない。
食欲に負けてしまう自分が悪いのだと思う。
朝バナナのブームが終わったようだ。
今度は朝リンゴのダイエット効果を雑誌が載せている。
「朝リンゴ効果あったのお店だけ」という風にバナナがリンゴに代わ
るのかな?

2009/5/22

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2009年5月22日 (金)

インゲンのソムタム

たいていのタイ料理の解説書にはソムタムと言えばパパイヤの
云々と書いてある。
野菜のインスタント漬物なら何でもソムタムと呼ぶらしい。
例えば日本では夏によく食べる胡瓜の薄切りに塩を振って軽く絞っ
ただけの胡瓜もみもソムタムと呼んでいる。

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インゲンがあった。これでソムタムを食べるか聞かれたので、食べる
と答えていた。どんな味になるか分かっていた。
俺が嫌いな香りがするのも分かっていた。それなのに、食べると
答えた。いつもと違うタイ風の料理が食いたかった。
俺が食うインゲンのソムタムには蟹を腐らせた?プードンは入れ
ない。プードンなんて食べ物とは思えないほどくさい。
好みには個人差があり、プードンが入らないとソムタムではないと
考えるタイ人とプードンを入れないタイ人もいる。
出来上がったインゲンのソムタムはやはり俺の好みに合わなかっ
た。豆の青臭みがある。今日の料理はソムタムが主役だ。
海老や鰺をこのソムタムと一緒に食べろと言われている。
俺は豆以外の部分を食べた。

2009/5/21

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タイ風鶏の水炊き

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この野菜の名前をど忘れした。なんと言ったかな?
香りと癖が強い野菜だ。芹でもパセリでもない。
あっ、そうだ!思い出した春菊だ。
この料理の名前ねぇー?なんというのかな?
味と香りが似ているので俺はタイ風鶏の水炊きと呼ぶことにした。
西洋人ならちょっと変わった風味なのでオリエンタルチキンスープ
と言うだろう。春菊を日本では鍋物によく使う。
さっと鍋に入れて、しなっとなったら食べるのが日本風な食べ方だ。
このようにスープの具材に春菊を使うことはない。
こんな発想は外国人だからできる。
よく煮込んでも春菊の強い香りは変わらない。
これには唐辛子が入っていないから、日本人に合うタイ料理だ。

2009/5/22

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焼海老とソムタム

今日はどういうわけかヌチャナート好みの料理を食べる。
海老なんて余り食べないのに、海老を食うことにした。
俺が海老をそれほど好まないから、少しだけとりわけて皿に
盛った。海老とか蟹を好まないのはただ単に食べずらいから食べ
ないだけだ。
殻を剥いた後、手がべたべたになる。それがイヤなのだ。
「あたしが殻を剥いてあげるわ」
他人に殻を剥いてもらうのは自尊心?が許さない。
赤ん坊みたいでイヤと感じるのかな?
海老も蟹も食えば実に美味だ。
焼加減がちょうどよい物は、身が柔らかでうまいね。
火が通り過ぎると、身が固くなって味が落ちる。
殻を剥いてソムタムと一緒に食べろとヌチャナートが言う。
今日のソムタムはインゲンのソムタムだ。
豆の青臭いにおいがいやだ。
俺は豆以外の部分を海老と一緒に食った。

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2009/5/21

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鰺の開きとナムチム

魚を開いて干したものはタイにもある。
俺がタイの市場で見た魚の開きは、からからに乾燥させて常温保管
が可能なものばかりだ。
薄塩で半乾燥状態で冷蔵保管する魚の開きはタイにはないと思う。
バンコックにある日本人向けの富士スーパーなどにはあるだろう
けど、田舎にはない。魚が好きなヌチャナートは鰺の開きも大好
きだ。鰺の開きを焼いて食べる所までは日本人もタイ人もやること
は同じだ。
食べる時に醤油をちょっと垂らすのが日本人の食べ方だ。
これがタイ人になると、醤油ではなくてナムチムにつけて食べる。
ナムチムというのは唐辛子で真っ赤になったソースだ。
これがタイの基本的な味と言ってもいい。
俺にはこんな食べ方も旨いと感じるようになっている。
唐辛子の辛さに慣れていない日本人には鰺の旨味をぶっ壊して
食べると感じるかな?

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2009/5/21

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2009年5月20日 (水)

蓮根で珍しいタイ料理

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こんな可愛い蓮根をタイの食材屋で売っていた。
細い蓮根だが穴もちゃんとあいている。
当たり前だ。余りにも細いので穴なんかないと思っていた。

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この食材をどのようにタイ料理に使うのか俺には想像できない。
俺は蓮根の食べ方は酢につけるか、薄塩で煮ることしか知らない。
これでどんなタイ料理を作るのか楽しみにしていた。
それなのに、
「腐らないから大丈夫よ」と言ってヌチャナートはなかなか料理を
作ろうとしない。
ヌチャナートは使い方を知らないのだと俺は疑い始めていた。
やっと蓮根で料理を作ると言い出した。

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瓶の蓋を開けるとこんなプラスチックが入っていた。これで輸送中に
蓮根が上下に動くことを防いでいるのだと推定した。
日本ではこんな細い蓮根を食べないし、あるのかな?
蓮の種類はタイには沢山あるから、こんな細い根の蓮もあるのだ
ろう。根の先っぽだけを切り取ってくるのではないと思う。
この蓮もきっと綺麗な花を咲かせると思う。

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瓶から取り出した蓮はちょっと塩っぱい。
水で塩を洗い流す。つまみ食いをしたら柔らかい。
日本の蓮根のようにコリコリしたところがない。

蓮根のシチュウが出来てきた。
黙って出されたなら、材料がなんだかわからない。
箸で摘まんで、穴をみて蓮根とわかる。
「これって蓮根ですか?」と怪訝に思うだろうな。
蓮根を使ったことでいつもとは違う新鮮な味になる。
つまんだ蓮根を噛み切る。蓮根は噛み切れるのだが、糸が長く伸
びる。なんでこんなにも伸びるのだろうというほど、糸が伸びる。
こんなに糸が伸びる蓮根なんて見たことがない。
こんな料理は日本にはない珍しい料理だ。
今日はシチュウだが、この材料ならサラダにもなる。
タイにはまだまだ俺たちが知らない珍しい料理があるはずだ。


2009/5/19

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良い唐辛子と悪い唐辛子

俺たちは唐辛子は全て同じだと思っている。
もちろん、種類によって大きい唐辛子もあれば小さい物もある。
しし唐のように辛くない唐辛子もあれば、吃驚するほど辛い唐辛子
があるのは知っている。俺たちは唐辛子を使う量が限られている
から、唐辛子に余りこだわりを持たない。

「タイ人は唐辛子を沢山使うから、赤くて辛ければ、唐辛子なら
なんでもいいだろう」なんて俺たちは思ってしまう。
そうじゃない。唐辛子を沢山使うからこそ、唐辛子に対する選択眼
が鋭く厳しくなる。唐辛子ソースだからと言って、タバスコソースを
だしても「美味しくない」という。
日本人はタバスコソースを一滴、口にいれたら口の中が火事に
なり飛び上がる。とても味や香りの差を見極めることができない。
タバスコソース程度の辛さはタイ人にとっては辛さではないから
唐辛子の味や香りを吟味できる。

俺たちがこの料理にはこの味噌・醤油というこだわりを持つように、
タイ人はこの料理に使う唐辛子はこれと決まっている。
色味香り以外に赤い皮が簡単に粉になるかどうかも判断基準に
なる。日本の唐辛子は叩き潰しても皮が粉にならないから悪い
唐辛子だ。

輸入されたハラペーニョの酢漬があった。
ハラペーニョは余り辛味がない種類の唐辛子だが、日本人には
辛いだろうな。酢漬けの唐辛子なんてタイ人のお気に入りになる
わけない。俺が一人で消費することになる。
最初のうちは、「ああ、こんな味か。こんなもんか」と食っていた。
そのうちにハラペーニョの皮の固さが気になりだした。
皮が固くて口に残る。それが不快になりだした。
タイ人が唐辛子にこだわりをもつ気持ちがなんとなく分かった。
俺はこのハラペーニョを悪い唐辛子と評価した。
しかし、これを作り輸出した国ではこれは良い唐辛子であって、この
唐辛子でなくてはダメというのだろうな。
皮が柔らかだと煮崩れするからだめとか・・・・何か理由があるのだ
と思う。

2009/5/19

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2009年5月19日 (火)

一期一会の料理

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ありあわせの物で作ったキャベツの炒め物た。
キャベツと豚肉、卵それにちょっとトマトが入っている。
同じ材料を使ってもタイ人が作ると全く違う物になる。
これにチリソースをかけながら食べる。
「この料理の名前はなんというの?」
「うーん・・・・キャベツ炒めかしらね?」
この料理にはトムヤンクンなどと言った正式な名前はない。
「ごちゃごちゃ炒め」が正しい名前のようだ。
余った材料とか、昨日の食べ残りとかそんなもので料理を作るのは
世界中共通だ。ウチでもやっている。こういう料理が家庭料理だ。
旨い不味いを言わない。
このような料理は二度と出会えない一期一会の楽しい料理だ。

2009/5/19

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2009年5月18日 (月)

パットパク 野菜炒めア・ラ・タイ

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ほうれん草と挽肉の炒め物だ。見た目ではそれほど珍しくない。
ナンプラで味付けしているのが変わっている。
変わっているというより、それがタイ料理の基本的味付けだ。
こんなもんがタイ料理?
うーんタイ人がナンプラを使ってタイ風に味付けした料理だから
タイ料理だよね。濃い緑が綺麗だ。

昔、アメリカで発行された料理本に缶詰のほうれん草の美味しい
食べ方があった。缶から中身をだして塩コショウで炒めるだけの
簡単料理だったが旨かった。
それ以来、ほうれん草の炒め物は好きになっている。
ほうれん草を炒めると沢山の汁がでる。
この汁には旨味がある。汁をご飯にかけると旨いんだよね。
野菜炒めにサービスのつもりで肉を沢山いれると、美味しくない。
肉は少ないほうがいい。
これは辛くないタイ料理だ。

2009/5/17

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絶対に腐らない

梅干は強い酸味と塩味があるから絶対に腐らない。
俺たちは子供の頃から梅干を見ているし、何年経っても腐らないと
知っている。古くなったからと言って梅干を捨てることはない。
「これ、相当古いわね」梅干のことを言っている。
梅干を捨てたいらしいが、俺が時々梅干を取り出しては食べている
のを見ているので捨てられない。
「これは腐らないよ。100年だってもつよ」
「へぇー・・・・」
梅干のように絶対に腐らない食品がタイにもある。
料理に使う苦い胆汁も冷蔵庫にいれておけば腐らないらしい。
魚の干物はタイにもある。これは俺たちだって腐らないとわかる。
その他にもなにかあったな。思い出せない。
乾物ではないが、塩漬け製品だったと思う。
それは絶対に腐らないらしい。
「これ古いね。食べるの?捨てる?」
「バカね。それは腐らないわよ」なんて言われた物がある。
熱帯だから食い物は簡単に腐ると思うが、熱帯だからこそ保存技術
が発達している。魚介類の保存食品なんて量においても種類に
おいても日本よりも遥かに沢山ある。俺たちにはわからないという
より知らない「これは絶対に腐らない」という食品がタイにもある。

2009/5/18

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2009年5月17日 (日)

まずは食わせる

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ヌチャナートはプリックヘットを作るつもりだったようだ。
プリックヘットを作るにはちょっと時間がかかる。
ヌチャナートは俺が腹をすかせているだろうと考えた。
腹が減ると誰でも不機嫌になる。
不機嫌になられると困る。
そこでプリックヘットの材料をちょっと取り分けた。
「これでご飯を食べていてね」
盛り付けも、器も考えない。
あてがいぶちで何かを食わせておけば不機嫌にならない。
しし唐やエリンギを唐辛子ソースにつけて食べる。
焼いたエリンギに唐辛子ソースをつけると旨いよ。
こうやって時間稼ぎをしておいて、別の料理を作ってしまう。
まずは食わせておいて、時間稼ぎをする。
いつものうまい手だ。

2009/5/17

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トムヤムタレー

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この味付けに飽きがきたのだろうか?最近俺はあまり食べない。
この酸っぱくて辛い味にタイで出会った時は驚きの味だった。
熱帯の気候の中で食べると、暑さを忘れる味になる。
暑さで食欲がない時、日本人は酢の物を食べる。
それと同じように酸っぱい料理をタイ人も求めるのか?
生ものはタイでは危険なので、火にかける。
火にかけるとどうしても唐辛子が欲しくなる。
それで酸っぱくて辛い料理がタイで発達したのだろう。
俺が食べないからヌチャナートは一人で食べていた。
食べだせば旨いから食べてしまうのは分かっている。
それなのに、最初の一歩がでない。
毎日、タイ料理を食べているうちに、好きな料理と好みに合わない
料理が出てきたのだろうな。
それだけタイ料理に慣れてきた?
体が変化して、体がこのような味を要求しないのか?
タイでも子供の時は食べるけど、大人は食べない料理がある。
それと同じかな?

2009/5/17

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プリックヘット 茸の唐辛子ペースト

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エリンギを使った唐辛子ペーストだ。
茸、ニンニク、玉葱などを焼いてから叩き潰してペーストにした。
紫色に見える物はタイの小さな玉葱だ。
日本にある、大きな玉葱ではダメらしい。
こだわりかもしれないが、本物の味にするにはこれを使わなくちゃ
ダメだと言う。これはちょっと辛味のあるペーストだ。
熱い飯にこのペーストを載せて食うと、もうそれだけで飯を食って
しまう。酒の肴にもなる。

2009/5/17

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ベーコンエッグとタイ人

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ベーコンを多くのタイ人は知らない。
洋式ホテルの朝食にはベーコンがあるが、それを食べたことのある
タイ人は少ない。今日はベーコンと卵を使った料理がでてきた。

英米人ならベーコンと卵を別々に焼く。
カリカリに焼けたベーコンと卵焼きの組み合わせはいい。
これを食うと朝飯を食っている気分になる。
この英米の朝食の組み合わせは日本人の味噌汁と炊き立ての飯
の組み合わせと同じだ。

ベーコンに馴染みが薄いヌチャナートはベーコンを豚肉の塩漬け
加工品と解釈しているようだ。豚肉の一種と理解しているから、
ベーコンと卵をあわせてヌチャナートは焼いてしまう。
これはタイスタイルのベーコンエッグと呼ぶべきかな?
英米式のベーコンエッグを期待している人には期待はずれの味だ
が、これはこれで旨いもんだ。

2009/5/17

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冷や飯食い

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俺は好きなのだが、ヌチャナートは「こんな飯!」とバカにするのが
カオパットだ。カオパットはタイ風の焼飯あるいはタイチャーハンと
言えばいいのかな?冷や飯が少々残っていた。
出かける予定があるので、飯を炊くのも面倒だ。
「これでカオパットを作るわ。食べるでしょ?」
俺の好物だから反対するわけがない。
レモンを絞ってかける。
焼飯に酸味があるとうまい。
これにチリソースをかけると更にうまくなる。
こんな風に食っているとヌチャナートは笑う。
「サミイはタイ人みたいな食べ方をするわね」
タイ米はパサパサしているのでカオパットを作ると米粒がパラパラ
になり旨い。
カオパットを食べるのがタイでの楽しみの一つになっている。
多くの店はパラパラのカオパットを出すが、ぐしゃっとしたカオパット
を出す下手な店もなかにはある
。日本の米は粘るので米粒が
パラパラになるカオパットを作るのが難しい。
ヌチャナートは日本の米を使って米粒がパラパラになるカオパットを
いとも簡単に作ってくれる。

2009/5/16

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2009年5月16日 (土)

爪楊枝に注目

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小さな爪楊枝にもお国柄がある。
何の変哲もないような爪楊枝だが、左の三本が日本の爪楊枝で、
右の三本がタイの爪楊枝だ。
俺がなぜ爪楊枝のような詰まらない物をタイから持ってきたのかと
言うと、日本の爪楊枝よりもタイの物は丈夫で使い易いからだ。
タイの物は竹でできている。一本で事が足りる。
日本の物は二、三回使うと楊枝の先が潰れてもう一本の新しい
楊枝を取らなくてはいけない。
よくサラリーマンが昼食をラーメン屋などで食べて、爪楊枝を二本
ばかりワイシャツのポケットに入れて持ち帰る。
同じ事をタイの爪楊枝でやると危険だ。竹でできているから先が
鋭い。竹槍にするほどだということを忘れてはいけない。
怪我をしなくてもワイシャツに穴が開くだろう。

俺は爪楊枝の材質の固さに注目していた。
ところがある日本人は爪楊枝の形態に注目していた。
「タイの楊枝は両端が尖っている」と言って驚いていた。
確かに、タイの楊枝は両端が尖っている。こうすれば一本で事が足り
るので合理的だ。
どうして日本の楊枝は片側しか尖っていないのだろうか?
両端を尖らす代わりに日本の爪楊枝には飾りの切込みが入っている。
爪楊枝にも日本人は装飾性を求めている。

一本の爪楊枝を見て、俺は固さに目をむけた。
別の人は形態の差に目を向けた。
固さにも形態にも目を向けず、使い終わってポイと捨てる人もいる。
同じ物を見ても、人によって目の付け所が違うのを知り、俺は
にんまりした。
これだから、人間って面白い。

2009/5/16

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食べ物と健康5169

昔から、この食べ物はなんとかの薬といわれているものがある。
中には迷信もあるかもしれないが、昔から伝えられているものに嘘
はないと思う。それと同時に昔から食べ物の名前をつけて
「なになに健康法」というのがある。いろいろな食べ物の名前がでて
くる。俺は広告の中からどんな食べ物が何に効くのか見ている。
食べ物の種類が多いので、何を食っても健康になりそうな気がして
いる。それと「なになに健康法」にも流行がある。
その流行にも社会の動きが反映されている気もする。
例えば不景気な時代には安い食べ物による健康法が流行する
とか・・・・・。まっ、どのようなことになるのかみて見ましょう。

ちゃんと統計を取ったわけではないが、最近の健康雑誌の広告
には食べ物と健康に関する記事が少なくなったような気がする。
一年程前には毎月発行される雑誌の中に玉葱健康法、レモンで
ダイエットとか幾つもの食べ物と健康に関する記事が掲載されて
いた。それが少なくなっているような気がする。
広告で食べ物と健康の関係を見ていきましょう。

「ゆほびか」誌 2009年7月号 マキノ出版
この号には食べて健康という記事はない。
ただこんな記事の広告があった。
「梅ローション」で美肌になるというのだ。記事を読んでいないから
なんともいえないが、「ローション」と言うのだから食べるのではない
だろう。食べて健康というのではないが、食べ物を利用して美肌を
つくるというので、弱いながら食べ物と健康に関係があるかな?

「わかさ」誌 2009年7月号 わかさ出版
この号には食べて健康という記事はない。
食べ物に関係がある記事としてこんなものが宣伝されていた。

坐骨神経痛がスッと軽快!
腰の鈍痛も和らぐ
血流アップ法
ショウガ湿布

メタボだるさ・狭心症高脂血に効くニンニク油

「健康365」誌 2009年7月号 ㈱エイチアンドアイ
これは食べ物と言っていいのか悪いのか分からないが食べる養毛
剤と書いてあるから、食い物に分類しておく。
そのわけのわからない食い物とは「シルク微粉末」だ。
名前からして蚕からとりだしたものだろう。日本人は蚕を食べない
が、蚕を食べる国もある。人類が宇宙に長期間滞在するために蚕
は重要な蛋白源になる可能性があるので研究が進められている。
「シルク微粉末」も食い物としましょう。

高血圧の人も安心
食べる養毛剤「シルク微粉末」で髪が数ヶ月で生える!
白髪が黒くなる!

「壮快」誌 2009年7月号 マイヘルス社・マキノ出版
またブームを起こしそうな記事が出ました!去年は朝バナナでダイ
エットというのがブームになり、バナナが品薄になった。
俺の記憶が正しければ、あの記事を書いた人は
「バナナでなくても果物をとればいいのだ」と言っていた。
今度は朝リンゴですよ。今度はリンゴが品薄になりそうだな。
大きな半ズボンに女が入ってズボンの端を引っ張っている写真が
掲載されている。この写真を見れば「こんなにも痩せた」という実例
写真だと思ってしまう。

女性芸人が80キロ減!
ズボンに2人はいる!
ドッサリ便がでる。
朝リンゴで124キロ→44キロ
80キロ、26キロ 楽やせた!
血圧 血糖値が正常化!
ドラム缶腹が60センチ縮小

甘酸っぱくてポリポリ美味
《酢ダイコン》で14キロ12キロ10キロやせた!
糖尿病ひざ痛腰痛が改善!

2009/5/16

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2009年5月13日 (水)

パットピョウワン いい加減な料理

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なんだか怪しげな料理を出してきた。
昔は、出されたものは何でもタイ料理だと思い怪しまなかった。
最近は何だか怪しい料理だなと感づくことがある。
この料理もなんだかおかしい。
「この料理の名前は何と言うの?」
「うーん、パットピョウワン」あとは笑いで誤魔化す。
名前はどうでもいい。まずは食ってみよう。
胡瓜の炒め物なんて日本人の発想にないから、やっぱりこれはタイ
料理になるな。赤いトマトの組み合わせがいい彩りだ。
中国野菜も入っている。
辛くないから日本人も平気で食べることが出来る。
タイ料理店でこれを出されたなら、美味しいタイ料理なんて評価が
産まれるかもしれない。トムヤンクンとかナムトック、クンナンプラ
なんてものは毎日の食卓に上がる料理ではない。
日本の主婦もタイの主婦も同じように有り合わせの材料で料理を
作っちゃう。これもそんな家庭料理だ。
偉そうにパットピョウワンなんて言っているけど、本当はこの料理
には名前はない。
まかない料理と言うところだな。

2009/5/13

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また卵焼き

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最近、ウチの料理は卵ばかりだ。卵が安いと言って買い込んだから
だ。お一人様2パック限定の安売り商品だった。
「二人いるから4パック貰いましょうよ」さすが主婦です。
キャベツのバーゲンがあるとキャベツばかりの生活になる。

昔の人は季節によって食べ物が変わった。
暑くなるとキュウリを食べた。
秋になると鯖や茄子が出てきた。
その一番美味しい時期を旬と呼んでいた。
ウチの食生活には季節がない。
バーゲンの時が旬なのだろうか?

こんな卵焼きがでてきた。
「この料理の名前はなんて言うの?」
「名前なんてないわよ。パットカイかしら?」
また卵だと思いながら卵焼きを口にした。
食い出したなら、けっこう美味い。
結局これで飯を食い終わった。

2009/5/12

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苦瓜と国民性

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味の好みは国によって違う。
気候とか住環境により味の好みは変わってくるようだ。
日本人の食事は塩っぱいものが多い。
噛んでいるうちに甘みがでる日本の米を美味しく食べるための工夫
なのだろう。

塩分が取れないアフリカ内陸部では塩がご馳走なのだそうだ。
そうしないと体のミネラルバランスが崩れて病気になる。

寒い欧州の食事は脂肪が多い。皮下脂肪を増やして寒さから体を
守るためだ。

タイ人の好みは苦みだ。どうして苦い食品をタイ人が好むのか
わからない。気候とかタイの土壌にも関係していると思う。
苦みのある食品には特定のミネラルがあるとか、唐辛子でやられ
る胃腸の粘膜を保護する薬が入ってい
る・・・・?などの理由で苦い
食品を好むのだと思う。
牛だか豚の胆汁なんてものを買ってくる。
胆汁は凄く苦い。俺には食えない苦さだ。
ヌチャナートや彼女の友達は「苦くて美味しい」と言って胆汁が入っ
た料理を食べている。俺が顔をし
かめると、可笑しそうに笑う。

今日は苦瓜のシチュウがでてきた。このシチュウをヌチャナートは
ゲンマラーと呼んでいた。
苦瓜はその名の通り苦いからタイ人は大好きだ。
苦瓜といえば、最近の苦瓜は昔のように苦くないので
はないか?
品種改良で苦みを押さえたものが出回っているようだ。
ゲンマラーには鶏肉とえのき茸が入っている。赤い物は唐辛子だ。
香草も沢山はいっているので香り高い料理だ。
食っている俺は美味いと思っている。
でもこの料理も近所迷惑な料理なんだ。
料理の前に香草を叩き潰さなくてはいけない。
ポクポクと叩く音がけっこう遠くまで響く。
小心者の俺は気がひける。

2009/5/11

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2009年5月11日 (月)

パットミー タイのヤキソバ

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漠然とヤキソバが食いたくなった。
テレビやネットでヤキソバを見たわけではない。
なんとなくヤキソバを食いたくなった。
なにがきっかけになるのかわからないが、突然ある食べ物が食べ
たくなることがよくある。

外国でも今はかなり日本食を買える。沢庵や納豆はあっても例えば
奈良漬はない。外国に住んでいて、突然、奈良漬のような物を食い
たくなると困る。
日本に居るのにタイのヤキソバ、パットミーを食べたくなった。
こんな場合でもヌチャナートがいるからウチは大丈夫。

「なに食べるの?」
「ヤキソバがいいな」
ヤキソバとか焼飯なんて料理ではないとヌチャナートは思っている
ようだ。「日本人はなんでこんな物を食べるのかしら?」と不思議
そうな顔をする。
もっと手の込んだ美味しい料理があるのに、それを食べないで
ヤキソバを食べたいなんて変な人と思っ
ている。
いいじゃないか、俺はこれが旨いと思うんだ。

野菜とありあわせの肉を炒める。
麺を加えて炒める。
ナンプラで味付けをする。
これで十分に旨い味になっている。
タイでは甘く味付けしたヤキソバをだされることがある。
あれは余り好みに合わない。
ヌチャナートは俺の好みを知っているので、砂糖で甘くしていない。
メタボ防止のため、これ一皿で食事は終わりにする。

2009/5/10

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タガメとカブトガニ

大型昆虫の代表のようなタガメと日本で天然記念物になっている
カブトガニには共通点があった。

昆虫をタイ人はよく食べる。貧しいから昆虫を食べるのではない。
彼等には昆虫を食べる習慣があるだけだ。
日本でもイナゴを食べる習慣がある。地域によっては蜂の子を食べ
る。それと同じだ。ただタイでは食べる昆虫の種類が日本より多い
だけだ。昆虫を食べると言ってタイ人を見下してはいけない。
単なる食習慣の違いなのだ。

俺もバッタや蛆虫のような昆虫を試食した。
とくに旨いとも思わない。俺が食ったのは大きなバッタだった。
長い足が口の中をつつき、食べづらい。
まだタガメは食べていない。タガメを食べる勇気がないだけだ。
タイ人に言わせると、食べる真似をしながら「美味しいわよ」となる。
タガメを食用に売るために養殖もしているらしい。
雄だか雌がもっている香りは素晴らしい。
西洋梨のような芳香がある。これをエキスにして売っている。
ウチでもこのエキスを買って来て料理に使っている。
このエキスを使った料理をだすと、何も知らない日本人は「いい香り」
とうっとりする。本当に良い香りがする。
俺は虫の香りと分かっているので、この香りがする料理に手を出さ
ない。このタガメのエキスのにおいをかいだ日本人がポツリと言った。
「このエキスをチュウーハイに入れたらいいかもしれない」
うん、俺もそう思う。今度やってみよう。

夜店でタガメを売っている。俺がよく見るタガメは油で揚げたように
見える。ナンプラに漬けてから蒸す調理法もあるようだ。
食べ方は足をちぎってから中身を吸うとのこと。羽や殻は食べない。
甲虫のように殻は硬そうに見える。誰でも殻を剥ぎ取ってから身を
たべるだろう。子持ちのタガメは美味らしい。
ちょっとくさいチーズの味を想像すればいいようだ。
「タガメってチーズのような味なんだって?」
「チーズを食べたことないからわからないわ」
そうなんです、タイ人はチーズを好みません。
あのにおいがダメらしいのだ。
俺がタガメに手を出すにはもう少し時間がかかりそうだ。
バッタより旨そうな気がする。

話が飛ぶが、日本では天然記念物だからカブトガニを食べるなんて
考えられない。ところがタイではカブトガニをじゃんじゃん食べる。
カブトガニをタイ語ではメンダータレーつまり「海のタガメ」という。

タガメとカブトガニでは外見は似た所がない。
なんでカブトガニのことを「海のタガメ」というのかちょっと不思議に
思っていた。それはメンダーにはタガメという意味の他に、女を食い
物にする「女のヒモ」という悪い意味があるこ
とに関係している。
タイ語ではカブトガニがなんでこんな不名誉な名前になったのか?
それはカブトガニのオスはメスの背中に乗ったまま餌を漁るから、
こんな名前になったそうだ。
日本ではカブトガニは雌雄がいつも一緒にいるので、夫婦仲が円満
の象徴になっている。
夫婦仲が良いと考えるのが正しいのか?
ヒモと考えるのが正しいのか?
同じカブトガニを見ても国によってこうも感じ方が違うのだ。

2009/5/9

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ソムタムはダメ!

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ウエブだったか、本だったか?で読んだ記事にソムタムのことが書いて
あった。
「夕方になると現れてくるソムタム売りの店に行き、赤い酒を飲みソムタムを
食べる」なんて記事だった。俺はそれを読み、どんなソムタムを食べていた
のだろうと想像した。
本当にタイ人が好むソムタムを食べていたのだろうか?
腐っているとしか思えない蟹や魚を加えたソムタムを食べていたのだろうか?
あの臭さはとても耐えられない。でもタイ人には美味しそうなにおいなのだ。
唐辛子だって半端な量じゃない。
そんなものを本当に食べていたのか?
多分、俺でも食べられる味にしたソムタムだろうと思っている。

これはヌチャナートのソムタムだ。
俺が食べないと知っているので、くさい魚を入れている。
唐辛子もいっぱい入っている。
「唐辛子、何本入れたの?」
「分からない。沢山入れたわ」
この真っ赤なソムタムを美味しそうに食べている。

赤い酒を飲みながら、ソムタムを食べたと書いた著者はこんな味のソムタム
を食べていたのだろうか?
毎日、タイ料理を食べているが、このソムタムは食べられない。

2009/5/10

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黒犬を食べる

犬を食用にすると動物虐待と騒ぐ人がいる。
動物虐待と騒がなくともゲテモノ食いと驚く人がいる。
しかし、犬を伝統的に食べている国や地域がある。
俺は犬肉を食ったことがない。
それは犬を食う習慣がないから食わないだけの話だ。
俺がもし、犬を食う地域に育ったなら、犬を食っているだろう。
一部の地域だがタイにも犬を食う地域がある。

インターネットを見ていたら2008年12月の記事にタイにおける犬肉
の記事があった。なぜタイ人が犬肉を食べるのか?
それは犬肉を食べると体が温まると信じているからだ。
熱帯のタイで体が冷えるのか?と俺たちには不思議に思う。
12月と言えばタイは乾季だ。夜になると気持ちよい風が吹く。
気持ちよいと感じるのは日本人だからだ。
いつも暑い気候の中にいるタイ人には冷たい「からっ風」に思える。
長袖の服なんて着ていないから、彼等には吹雪のように感じるの
だろう。そこで犬肉の料理を食べる。そうすると体が温まるという
のだ。まあ、ここまでは理解できる。
理解できないのは黒犬でないと体が温まらないと信じていること
だ。寒い日が続き、黒犬が品不足になった。
それで遠くの県まで黒犬を求めて出向く業者がでた。
毛並みだか肌が黒いということだけで値段が倍になっている。

うーん、俺は考えてしまった。
よく見かける茶色の犬と黒い犬では味がちがうのかな?
多少、ホルモンなどが違うだろうけど大きな差なんてないと思う。
それでも黒犬にこだわるタイ人が面白い。

黒犬で思い出したのが黒豚だ。
どこそこの黒豚がグルメとなって高い値段で売られている。
見たところは白豚の肉と余り変わらない。
目隠しをして白豚と黒豚を味見させたら区別できるかな?
大多数の人には多分区別が出来ないと思うよ。

黒犬、黒豚信仰のようなものだと俺は思っている。

2009/5/9

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2009年5月10日 (日)

カオツム タイのお粥

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ちょっと飲みすぎたようだ。こんな時はお粥を食うのがいい。
カオツムとタイ語で言うお粥を作ってもらった。
椎茸を醤油で煮込んだものがヌチャナートのお気に入りになって
いる。簡単に作れて、保存が利く。時々、椎茸がバカ安の時がある。
そんな時に買い込んで作っておく。
椎茸をお粥にのせた。白いご飯と醤油味の椎茸があう。
俺はカオツムに卵を入れなくとも良いのだが、卵を入れないと
カオツムにならないとタイ人は考えるようだ。カオツムに卵を入れ
ないのは、さび抜きの寿司のように、ちょっと異端に感じるのだろう。
仕上がり直前に卵を入れると、黄身が半熟状になる。
卵に触ると黄身が流れ出す。それを熱い飯と一緒に食べる。
セロリの葉を乗せるのが面白い。
カオツムというのは日本のお茶漬けやお粥に似ている。
お粥に特有な強い香りがあるセロリを乗せるなんて絶対に日本人
の感覚にない。セロリはパクチーの一種とタイ人は考える。
「パクチーがないからセロリを入れたのよ」という感覚なのだろうな。
赤だしがないから白味噌を使った程度の感覚だろう。
セロリの葉を使うことで、タイの料理になってしまう。

2009/5/9

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カイトートムーサップ 唐辛子入り卵焼き

豚挽き肉入りの卵焼きだ。英語ならタイ風オムレツとなる。
オムレツはふんわり柔らかな卵で作る。
これはよく火が通っている卵だから硬い。
オムレツと言うより卵焼きと言った方がいい。
タイの小さな玉葱と唐辛子が入っている。
卵焼きは日本の子供の好物だが、この卵焼きを食べる日本の
子どもはいないだろうな。
黄色い卵の中に所々、赤い唐辛子が見える。
見た目が綺麗だから子供は食べる。
卵の下に隠れていた唐辛子に当たると子供は
「ひぇーっ!」と飛び上がって泣き出す。
ナンプラを使ったけれど唐辛子を使わなければ日本の子供でも
食べられる。でも唐辛子が入らなければタイ料理にならない。

2009/5/8

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2009年5月 9日 (土)

豆腐の味噌汁

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ウチでも時々こんな味噌汁がでる。
ある国に長くいると自然にその国の味に慣れてくるものだ。
ヌチャナートも味噌汁の味に慣れると味噌汁を作るようになった。
最初は食えるものではなかった。
それがいつの間にか日本の味になっている。
もうニンニクを味噌汁に入れることはない。
味噌汁の具も豆腐を使った。
これなら料亭の味ではないが定食屋の味噌汁以上の味付けに
なっている。葱は芽が出た玉葱をベランダの鉢に植えておいたら
育ったものだ。こんな時にちょっと切り取って使っている。

2009/5/8

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カイトートムーサップ 唐辛子入り卵焼き

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豚挽き肉入りの卵焼きだ。英語ならタイ風オムレツとなる。
オムレツはふんわり柔らかな卵で作る。
これはよく火が通っている卵だから硬い。
オムレツと言うより卵焼きと言った方がいい。
タイの小さな玉葱と唐辛子が入っている。
卵焼きは日本の子供の好物だが、この卵焼きを食べる日本の
子どもはいないだろうな。
黄色い卵の中に所々、赤い唐辛子が見える。
見た目が綺麗だから子供は食べる。
卵の下に隠れていた唐辛子に当たると子供は
「ひぇーっ!」と飛び上がって泣き出すだろうな。
ナンプラを使ったけれど唐辛子を使わなければ日本の子供でも
食べられる。でも唐辛子が入らなければタイ料理にならない。

2009/5/8

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カオツム タイのお粥

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ちょっと飲みすぎたようだ。こんな時はお粥を食うのがいい。
カオツムとタイ語で言うお粥を作ってもらった。
椎茸を醤油で煮込んだものがヌチャナートのお気に入りになって
いる。簡単に作れて、保存が利く。時々、椎茸がバカ安の時がある。
そんな時に買い込んで作っておく。
椎茸をお粥にのせた。白いご飯と醤油味の椎茸があう。
俺はカオツムに卵を入れなくとも良いのだが、卵を入れないと
カオツムにならないとタイ人は考えるようだ。
カオツムに卵を入れないのは、さび抜きの寿司のように、ちょっと
異端に感じるのだろう。
仕上がり直前に卵を入れると、黄身が半熟状になる。
卵に触ると黄身が流れ出す。それを熱い飯と一緒に食べる。
セロリの葉を乗せるのが面白い。
カオツムというのは日本のお茶漬けやお粥に似ている。
お粥に特有な強い香りがあるセロリを乗せるなんて絶対に日本人
の感覚にない。セロリはパクチーの一種とタイ人は考える。
「パクチーがないからセロリを入れたのよ」という感覚なのだろうな。
赤だしがないから白味噌を使った程度の感覚だろう。
セロリの葉を使うことで、タイの料理になってしまう。

2009/5/9

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2009年5月 8日 (金)

メタボの敵

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腹はそれほどすいていない。
食べたくないというとヌチャナートは心配する。
日本は飽食だから、節食した方がいいと言っても分かって貰えない。
タイでは食べられなくて病気になる人がいる。
それを見ているから、「食べて健康」と信じている。
俺たちは「食べるとメタボ」と信じている。
料理を少しだけ作ってもらった。
また千枚を使ったこんな料理がでてきた。
モツは下等な肉と日本人は考えるが、タイ人は下等な肉とは考えず
違う味の肉と考えるようだ。
好みで肉の種類を変えると言う様な感じだな。
千枚の他にも普通の肉が入っていたな。
さっと肉を茹でてナンプラ、唐辛子、酢・・・・などを加える。
肉の上にミントの葉をのせる。
「よくかき回して食べてね」
のっているミントは先日買ったばかりのスペアミントだ。
やっと大きくなったと思ったら、もう料理に使ってしまう。
「おいおい、ミントが枯れるのではないか?」と俺は心配する。
俺たちはミントなんて育てた経験が少ないから、枯れると心配する。
ヌチャナートは経験豊富だから、心配しないのだろう。
ほんのちょっとだけ摘んで食べて、後は残しておこうと思った料理
だったが、食べ始めると旨い。
結局、全部を食べてしまった。
旨い料理を作る女房はメタボの敵だな。

2009/5/7

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2009年5月 6日 (水)

鮭とマンゴーサラダ

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魚が好きな人はカマとか兜が好きだ。
身の部分は何処を食っても同じ味だが、カマとか兜は部位によって
味が違う。その違いを楽しんでいるようだ。
確かに、カマは脂が多い。肉の旨味は脂からくるから、カマが美味
いというのがわかる。鮭のカマを焼いてくれた。
「焼いてくれた」と言うと俺が頼んだみたいだ。
ヌチャナートが食いたいものを俺に押し付けたのが実情だ。
俺はそれほど魚は好きでない。
焼き魚なら出されれば食うが、自分から進んで食おうとはしない。
それにマンゴーサラダをつけた。
最近は未熟の青いマンゴーが割りと簡単に手に入るのでこんな
料理も作れる。カマの肉を穿り出す。
それにマンゴーサラダを乗せる。マンゴーサラダの酸味とカマの
脂が実によく合う。これは便秘に効くという。
熱帯で取れない鮭と熱帯の果物マンゴーの組み合わせなんて
日本人の発想にはない。面白い料理だ。
食ってみると意外に旨い。

2009/5/5

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ゲンノーマイ 筍シチュウ

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筍の季節だ。筍を茹でるいいにおいがしている。
俺は良いにおいだと思うが、このにおいを嫌う人もいるだろうな。
これに鶏肉を加えたタイ風のシチュウができた。
旨いと思いながら食べていると、辛味が効いてくる。
自然に汗が吹き出る。
どうして俺は辛い物を食べるとこうも汗がでるのだろう。
辛い物を食うと汗が出るという日本人は多いが、俺ほど汗をかか
ない。

ヌチャナートは同じ物を食べても全然汗をかかない。
唐辛子を食べた量の違いだろうか?そうかもしれない。
この辛い筍シチュウを食べても俺は口の中が火事にならなくなった。
これは唐辛子の辛味に慣れた証拠だ。でも汗はでる。
これを食べて汗がでなくなったなら本当にタイの味に慣れたという
ことだろう。まだまだ修行が足りない。

2009/5/6

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2009年5月 5日 (火)

茸のスープ

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シメジのスープだ。香りマツタケ、味シメジといわれるくらいシメジ
はうまい。小さなトマトと一緒にタイの香草を入れたスープだ。
ちょっと酸味がある。
タイ料理独特の香りがする。西洋料理にも和食にもない香りだ。
誰でもきっとこのスープを好きになると思う。
唐辛子ソースが写っているが、これは別の料理に使う。
このスープに唐辛子ソースは入れない。

2009/5/3

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パットトーフトート タイ風揚出豆腐

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豆腐を揚げていた。俺は揚げた豆腐を天つゆにつけて食べるのが
好きだ。これで酒を飲むと美味いよね。
豆腐の衣が天つゆを吸い込んで、いいんだなー。
俺の好きな揚出し豆腐を作っていると思った。
それにしてもこんな料理をいつ何処で覚えたのだ?
豆腐を揚げて器に盛っていた。
この後、天つゆを作ると当然思うよね。

「ねぇー、トマト入れる?」この辺からおかしくなった。
揚出し豆腐になんでトマトが関係あるのか?
別の料理に使うのだと思い、「うん」と返事をしておいた。
「できたわよ」
見ると、揚出し豆腐の上に野菜炒めのようなものがかかっている。
野菜炒めにトマトが乗っている。
ああ、これにトマトをつかったのか。
日本の揚出し豆腐は豆腐だけの単純なものだ。
そのさっぱりしたところが美味いのだ。
この複雑な味の想像外の揚出し豆腐もいいもんだ。
いやぁー、こんな揚出し豆腐があるなんて思ってもいなかった。
タイにも揚出し豆腐があるんだぞ!
上にかける野菜炒めを和風の味付けにしたら、日本料理屋でも
だせるな。

2009/5/5

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2009年5月 4日 (月)

すし屋のカタカナ英語

新聞の折込チラシの中に大手回転寿司屋の広告が入っていた。
見るともなく広告を見ていた。
とんかつ寿司といった異端な寿司よりも、俺が気になったのは広告
に使われていた言葉だ。
期間限定、数量限定で生キングクラブがおすすめになっていた。
生キングクラブの美味さを表現するのに
「ジューシーで濃厚な味わい・・・・」
となっている。寿司は日本独特の食文化だ。その味わいを表現する
のにどうして「ジューシー」なんてカタカナ英語を
使うのだ。
このキングクラブの美味さを表現するのにカタカナ英語は馴染ま
ない。英語国民が感じる「juicy」と同じ感覚を日本人が持てるか?
彼等の感覚を日本人が理解できるか?それは無理だ。
噛み心地と旨味が合わさった「じゅわっと」と言う表現を英語にでき
るか?説明的英語にはできるが、単一の単語で表現はできない。
「じゅわっと」と言う感覚は日本人にはわかるが、英語国民には
わからないと思う。
寿司の美味さを表現するには美しい日本語で表現してもらいたい。
香味を表す言葉は日本人の感性を表す日本語の真髄だと思う。
日本を代表する料理、寿司の美味さを表現するには日本語を使って
貰いたい。我々は日本語を大切にして、正しい日本語を後世に伝え
ていかなくてはいけない。
大手回転寿司屋の広告だから影響力が大きい。
広告を見ながら俺はため息がでた。
もっともっと日本語を大切にしなくてはいけない。
味、料理の世界では日本語でその美味さを表現すべきだと思う。

2009/5/2

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2009年5月 2日 (土)

豚インフルエンザと唐辛子

俺は風邪をひくと、温めた器に唐辛子、生姜、葱などを入れた
味噌汁を飲んでいた。それを飲んで直ぐに寝ると、寝ているうちに
汗をかいて風邪が治る。誰かに聞いたか、何かで読んだ民間治療
法だ。昔はそんなことをやっていた。
毎日、唐辛子を沢山入れたタイ料理を食べるようになってからは
そんな治療法を忘れていた。

豚インフルエンザの脅威が報道されている。
それで思い出したのが熱い味噌汁に唐辛子などを入れて飲む治療
法だ。確かにこの方法は効き目があった。
唐辛子が効き目の成分だと思っていた。

大量の唐辛子を毎日食べているタイ人は風邪をひかないか?
そんな疑問が浮かぶでしょう。タイ人もちゃんと風邪を引きます。
薬を買う金がないのか、風邪が万病の元という考えがないのか咳
がでてもあまり気にしないようだ。日本だと風邪を引くと寒くて動く
のが億劫になり、関節が痛むなんてことが起きる。
暑いタイで風邪を引いても、体を動かすのが苦痛ではない。
それで薬を飲まないのかもしれない。
俺は薬屋へ行き、片言のタイ語で風邪の症状を訴えて薬を買って
くる。薬を飲ませると驚くほど直ぐに効き目が現れぴたっと咳が止
まる。

幾ら唐辛子を食べていても風邪をひくのだから、豚インフルエンザ
にタイ人も感染するでしょう。バンコックの空港には赤外線で体温を
感知するセンサーを置いたそうだ。
貧しい人々が多いタイに豚インフルエンザが入ったなら、多くの
死者がでる。
豚インフルエンザがタイで蔓延しないことを切に願っている。

2009/5/1

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2009年5月 1日 (金)

タイ人の和風うどん

頑張って和風のうどんを作るとヌチャナートが言い出した。
削り節で出汁をとっている。
この削り節は飼い猫サダムの好物なんだ。
サダムの餌をもらって出汁をとっている。
いい味のうどんの汁ができあがった。
食卓に出されたうどんを見て笑った。
この写真では分からないが、実は箸が置いてある位置が和風では
ないのだ。うどんを食べる人から見て、丼の上に箸を横に置くのが
日本人のやり方だ。これがタイ人になると縦に置く。
箸が縦向きに置かれていたので笑った。
こういうのは習慣だから、無意識のうちに行っている。
俺がタイで箸を横向きに置くのを見て、タイ人は意外に思うかもしれ
ない。

青い葱は芽がでたタマネギを鉢に植えておいたものだ。
それをこのように料理に使う。
生の赤い唐辛子が入っている。
「日本人は生の唐辛子をうどんに入れないわよね」
そう言ってヌチャナートは笑っている。
青い葱と赤い唐辛子の彩りは綺麗だ。
日本のうどんや蕎麦の汁はかなり熱い。
こんな熱い料理はタイにはない。
トムヤンクンのような鍋料理があるが、それでもうどんや蕎麦の汁
に比べると温度が低い。熱いうどんの汁を飲んだ。
そうすると唐辛子の辛味と刺激臭でむせた。
熱い汁と唐辛子で汗がでた。
うどんに入れる唐辛子は生ではなくて七味唐辛子が丁度いいの
かな?タイ料理が熱くないのは、辛味が強いから熱いと食べられ
ないからかな?
温度と辛味の関係を考えながら、タイ人が作る和風うどんを食べていた。

2009/4/30

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食べて健康5019

子供は食い物に好き嫌いがある。俺はそんなことがあったのか
どうか覚えていない。
でも「これは薬だから食べなさい」と言われて食べた記憶がある
から、やはり俺も好き嫌いがあったのだろう。
「これを食うと何によい」と言う食い物がある。
そんな食い物を広告の中から見つけている。
昔はこの食べ物は腎臓の薬、目の薬と言ったような治療関係の話
が多かったと思う。違うかな?
最近はこれを食うと脂肪を分解しダイエットになるという話が多いと
思う。食い物と健康の関係を広告から見ていると時代の変化が
わかるような気がする。
目に付いた広告を拾い出してみる。

「はつらつ元気」誌 2009年6月号 芸文社

代謝アップ!!14Kg6Kg5Kgやせてむくみ解消!
快便体質になった!
お湯飲みダイエット

おちょこ一杯!2週間で血圧180が130!
鼻血止まった!
高血圧の名医!!玉葱ワイン

「安心」誌 2009年6月号 マキノ出版

高血圧、糖尿病からシミ、シワまで効く!
ニンニクみそ
夜間頻尿、更年期障害が解消!EDも克服と体験者続出

大評判!毛穴が締まる!目尻があがる!
リンゴ酢パック
武蔵野マダムの美肌の秘訣!
乾燥肌も即しっとり!

2009/5/1

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