カノムチンと素麺
カノムチンはタイ人が大好きな麺だ。ちょっと腹が減るとカノムチン
を食べる。どこでも簡単に食える。
日本で言えば立ち食い蕎麦かラーメンに相当する。
カノムチンの見かけは素麺と同じだ。素麺の原料は小麦粉だが、
カノムチンの原料は米だ。その作り方はヌチャナートによれば、
米を水につけておいて、多少発酵してから麺にするようだ。詳しい
作り方はそれなりのウエブを見ればでているだろう。
米を麺にしたビーフンが日本で手に入るが、ビーフンはカノムチン
には使えないらしい。
素麺にカレーなどをかけたものを、タイ人はカノムチンだと言って
いる。
「カノムチンは米で作る。素麺は小麦粉で作る。素麺にカレーをかけ
てカノムチンというのは間違っている」
俺が間違っていると憤っても意味がない。タイ人がカノムチンの
代用に素麺を使って、美味いと言っているのだから、それでいい
じゃないか。でも俺は何時もそれを不思議に思っている。
アフリカのタンザニアでは蕎麦粉が手に入らないとしよう。
小麦粉でうどんを作り「蕎麦だ、蕎麦だ!」とタンザニアで日本人
が言うのに似ていると思わない?
カノムチンも素麺も見かけが似ているから、タイ人は違和感を感じ
ないのだろうか?
今日はあまり綺麗にまとめていないが、素麺を茹でるとタイ人は
綺麗に麺をまとめる。
一口分ずつ、波か渦を描くように器に乗せる。
いつもはタイ人の盛りつけには繊細さがないと思っているが、素麺
の盛りつけはタイ人の方が綺麗に盛りつけると思う。
2009/6/27
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