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2009年6月13日 (土)

お煎餅もジューシー

俺はこのブログの中で、風味は日本語で表現すべきとたびたび
言ってきた。最近、風味を「ジューシー」とか「スパイシー」なんて
カタカナ英語で表す傾向が強い。
それに俺は危機感を抱いている。風味を表すカタカナ英語が氾濫
しているが、「スパイシ
ー」の意味が分からず、ウエブで検索して
いる人も多い。
「香り高い」「香り豊な」「ピリッとした」「辛味の利いた」など日本語で
表現すれば、
悩んでウエブで検索し確認する必要もない。

幼稚園生ほどの子供が何かを食べて「ジューシー」というテレビ
コマーシャルがあった。
日本語環境の中で育った子供達は
「ジューシー」という英語が持つ意味、言葉の背景を知
らない。
彼等は「ジューシー」は「美味しい」と同意語だと思っている。
「ジューシー」は「ジュース」の派生語だから、水分に関係していると
英語圏の子供なら
無意識のうちに分かっている。
「ジューシー」を「美味しい」の同意語だと勘違いした日本語圏の
子供は、水分がないお
煎餅やクッキーを食べても「ジューシー」
なんて言い出すようになる。「くさや」「烏賊の塩辛」「明太子」を
食って旨いと思ったなら「ジューシー」というよ
うになる?
これって、どうみてもおかしいよね。

風味を表す言葉は他の言語に翻訳できない物がある。
日本で発生した食品ではないチーズやワインの風味を表す言葉の
中には日本語にできない
ものがある。それは専門家の領域なので、
それらの言語の使用については専門家に任せよ
う。
「みずみずしい」「さっぱりした」「芳醇な」と言った一般的な風味の
表現は日本語でや
るべきだ。

それにしても風味を表すのにどうしてカタカナ英語でなくちゃいけ
ないのだ。「ジューシー」でなくてタイ語でチャムと言ってはいけない
のか?フランス語・ドイツ語
もいけないのか?どう考えてもおかしい。
俺は日の丸を掲げた右翼でも国粋主義者でもない。
日本人が持つ味覚は日本語でなくては表現できない。
美味しさを正しい言葉で表現して後世に伝えていかなくてはいけ
ないと思っている。

2009/6/13

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