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2009年6月16日 (火)

箸の長さとタイの箸

箸のパンフレットがあった。そこに知らない字が書いてあった。
「咫」という字だ。これ、読めるかな?
これは「あた」と読み、長さの単位だ。
このパンフレットによると、「咫」は親指と人差し指を広げた長さが
「一咫」だ。箸は「一咫半ひとあたはん」が使い易い長さとなって
いる。従って子供の成長につれて正しい長さの箸を求めることに
なる。

タイではそんな繊細なことを言わない。
大人も子供も中華料理店でよく見るぶっ太くて長い箸を使っている。
箸に竜などの彫り物があって赤や緑で色付けされていることもある。}
屋台などの箸は使っているうちに色もなくなっている。
プラスチックの棒と思えば良い。
俺が経験したタイ庶民の家庭には日本にあるような綺麗な色や
模様の箸はない。富裕階級の家庭では象牙に彫刻を施し金銀で
装飾した箸なんて使っているかもしれない。

日本の家族の場合はこの箸は誰の物と決まっている。
タイではそんな決まりはない。
誰もが手じかにある二本の箸をとって食べる。

手元の色が異なる箸を何膳かタイに持って行った。
こんな箸はタイにはないから、喜ぶかなと思ったが反応はいまいち
だった。箸は物を食べる道具だから、箸に使ってある色とか描か
れた模様にタイ人は気を使わないようだ。

俺の好きなタイラーメンを作ってくれた。
いつものように手じかの二本の箸をとってラーメンにそえてある。
出された箸を見ると、一本は赤でもう一本は緑だ。
赤色の箸を二本揃えて一膳とする考えがない。
箸を対にして使うという考えも、色を揃えた方が美しいとも考えない。
習慣の差を面白いと感じた。色の違う箸でタイラーメンを食うと
なんとなく落ち着かないのが日本人の感覚だ。

2009/6/15

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