鯛お頭のタイ料理
鯛のお頭はヌチャナートの大好きな部分だ。
誰かも言っていたが、たしかにお頭は身と違って部分ごとに味が
違うので食べる面白みがある。
お頭を買ってくると直ぐに塩漬けにしておく。
鮮度がいいうちに塩漬けにした方が美味しく仕上がる。
塩漬けにすると、そのまま放っておく。
気が向いた時に取り出してきて調理する。
俺はいつも焼いてから食べる。
ヌチャナートは今日はお頭を野菜と一緒に蒸し上げている。
ベランダからサラネーをとってきてナムピックにたっぷり乗せる。
箸で肉を穿り出す。それをナムピックと一緒に食べる。
サラネーの特徴のある香りが口の中で広がる。
この香りを嗅ぐとタイ料理を食べていると実感する。
完全にタイの田舎料理、タイ庶民の家庭料理の味になっている。
写真を見ただけでは日本の鯛の兜焼きと変わらない。
鯛のお頭を焼いただけでタイ料理だなんて言うのは詐欺だなんて
言われるかもしれない。塩漬け保存した鯛の味、唐辛子加工品の
ナムピックの辛味、サラネーの香り、それらがまとまると日本人には
作れない料理になり、「うん、これはタイ料理」と認定しちゃう。
魚を余り好まない俺だが、ヌチャナートに付き合ってお頭を食べて
いるうちに、お頭の旨さが分かってきた。
手の込んだ宮廷料理は続けて食べると飽きてしまう。
毎日々食べる家庭料理って、飽きがこないことが大切な要素だ。
家庭料理がこのような単純な味のものになってしまうのは日本も
タイも同じだ。
2009/7/20
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。



コメント