やはり朝顔だ
最近は何処のスーパーでも空芯菜があるから珍しくない。
まだ空芯菜が普及していなかった頃の話だ。
英語では空芯菜のことを朝顔と呼んでいる。
レストランの英語で書かれたメニューに朝顔の炒め物というのが
あった。
「これは旨い!」朝顔の炒め物は俺のお気に入りになった。
こんな旨い野菜の実物を見たかった。
朝顔の炒め物を食べてから、タイの友人に頼んだ。
「畑に朝顔があったら教えてくれ」
畑に朝顔を見つけて、友人は詰まらなさそうに言った。
「あれが朝顔ですよ」
「えっ?あれが?」
今度はこっちが驚いた。朝顔と言うのだから蔓がのびて、可憐な花
が咲き・・・・と想像していた。
俺が見た朝顔はまるでほうれん草か小松菜のようだった。
こんな野菜をどうして朝顔と呼ぶのか不思議だった。
空芯菜のカイワレを買った。
根の部分を切り取って鉢に植えておいたら芽が出てきた。
これは野菜になりそうだ。芽がどのようになるか見守ることにした。
葉が出てきた。その葉を見るとまさしく朝顔だ。
こんな新しい発見をすると子供の時に感じた驚きの混じった感動
をおぼえる。
2009/7/20
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