« タイの野菜炒め | トップページ | キッチン菜園 »

2009年7月 6日 (月)

醗酵食品のにおい

何処の国でも醗酵食品はある。そのにおいはその国の人にとって
はよいにおいだ。いや悪いにおいとわかっていても、旨さがその
悪臭を通り越してしまうものがある。
例えば日本のクサヤがそれだ。これはくさいが食うと実に旨い。
酒の肴にぴったりだ。

テレビで見たのだが、樺太だったかな、小鳥を醗酵させたものを
保存食にしている。においが酷いらしく、それを出された日本人は
においを嗅いだだけで遠慮していた。
日本人が遠慮するのを見た、樺太の人は笑っていた。
彼らは美味しそうに小鳥を食べていた。
あんまり美味しそうに食べるので、俺は食べたくなった。

タイにはいろいろな醗酵食品がある。熱帯だから食べ物は直ぐに
腐る。腐敗細菌にとってタイほど住みやすい場所はない。
腐敗も醗酵も微生物によって起こる。人間に好都合なものが醗酵で、
不都合な物が腐敗と考えていいだろう。
タイでは醗酵させることで食糧を保存する伝統技術が現代まで受け
継がれている。
「いずし」「漬物」「塩辛」のような醗酵食品を日本でも家庭で作って
いたが、今では廃れている。

市場に行っていろいろな醗酵食品を見ているだけで楽しくなる。
小魚、海老・・・・いろいろな醗酵食品がある。
どれもこれも見た目が悪く、くさい!本当にくさいが、旨味は強い。
そのような醗酵食品は冷蔵庫に入れる必要がない。
そんな醗酵食品を買って帰り、「これを食いたいのだけど」と差し出
す。それを見るとたいていのタイ人は驚く。

薄切りニンニクと生唐辛子に混ぜて、バナナの蕾と一緒に出される
とこんな食べ方があるのかと驚き
、嬉しくなっちゃう。
今後、タイの経済力が大きくなり、庶民がスーパーで買物をする
ようになると、日本と同じように伝
統的な醗酵技術も失われて行く
のかも知れない。もったいないことだ。
この技術を伝えて行ってほし
いと願うのは俺だけだろうか?

2009/7/5

|

« タイの野菜炒め | トップページ | キッチン菜園 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/68615/30425701

この記事へのトラックバック一覧です: 醗酵食品のにおい:

« タイの野菜炒め | トップページ | キッチン菜園 »