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2009年10月 3日 (土)

ポルトガルとタイの鶏の足料理

ポルトガルでは鶏の足をトマトソースで煮込んだものをパンと一緒
に食べる。鶏の足にはコラーゲンが沢山あるので、手や口の周り
がベタベタして気持ちが悪い。この料理はポルトガル人にとっては
日本人の立ち食い蕎麦みたいなものと俺は解釈した。
鶏の足なんて日本人の俺にはゲテモノでよくこんな物をポルトガル
人は食うもんだと思った。
ヨーロッパの中では貧しい国だからポルトガル人はこんな物まで
食わなくてはいけないのか?なんて思った。しかしこれは彼等の
食文化だからこの文化を尊重しなくてはいけない。
今は環境問題が大きく取り上げられている。このように食用可能な
ものは何でも食べてしまうのが正しい食べ方と思うようになった。

タイでも鶏の足をよく食う。市場で唐揚した鶏の足を買って食いなが
ら市場を見物するのも楽しい。
ウチでも鶏の足をいろいろな料理にして食うことが多くなった。
タイ人の友達もウチの鶏の足料理を美味しそうに食う。
「美味しい?」
「うん」手をべたべたにしながら笑っている。
俺もお付き合い程度に鶏の足を食っていた。
食っているうちにその美味さがだんだん分かってきた。
べとべとするので鶏の足は食べにくいが食うとたしかに美味い。
煮てもうまいし、揚げてもうまいと思うようになっている。

鶏の足を煮込む時はちょっと驚く。
なにしろ他の肉と違って嵩張るから、大きな鍋で煮込むことになる。
「えっ!?そんなに煮るの?」
と驚くが食うと肉はホンの少ししかない。
大きな鍋で煮込んだものもすぐに空になるのが面白い。

鶏の足を盛り付ける時は右足と左足を同じ数だけ盛り付けなくては
いけない。右足と左足の数が違うとびっこになるという迷信がタイに
ある。
これは嘘、俺の口から出たでまかせだ!
右だろうが左だろうがそんなことを誰も気にしない。

鶏の足を肉屋さんはモミジと言っている。
その形が紅葉の葉に似ているからだ。
俺はこのような優雅な表現が好きだ。
鶏の足と言ったらそのものをそのまま表現しているだけだ。
モミジというと何だか美しい食い物に聞こえる。
このような表現は日本語だけだろうか?

2009/10/2

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