« 食べ物と健康Z029続 | トップページ | タイ料理に見えるか »

2009年12月 3日 (木)

南蛮料理とタイ

日本にはポルトガルの影響を受けた食べ物が多い。
その筆頭が天麩羅だろうな。金平糖なんてものもポルトガルの影響
を受けたものだ。それらを総称して南蛮料理と呼んでいる。
考えて見れば南蛮なんて蔑称を使うのは失礼な話だ。
現代の我々はそれを蔑称と感じているが、当時の日本人は別の捉
え方をしていたと思う。南蛮渡来の品は貴重品だった。
南蛮と言う言葉は高級品と同意語だったかもしれない。
現代の日本人がルイヴィトンやグッチ、ピエール・カルダンと言った
輸入ブランド商品を有り難がるよう
に、当時の日本人は南蛮と言っ
ただけで有り難がったのだろう。

南蛮貿易によって伝えられた南蛮料理というものを分類すると
二種類あるのではないか?
一つは金平糖のようにポルトガルで食べられているものが日本に
伝えられたもの。
もう一つはポルトガル人の使用人或は船員としてポルトガル人と共
に日本に来た東南アジアの人が伝えた
東南アジアの料理だ。

南蛮料理、例えば南蛮漬と呼んでいる揚げた魚などを酢醤油と
唐辛子の入ったタレに漬け込んだ料理があ
る。ヌチャナートは日本
に伝えられた味と似かよった味の小魚の南蛮漬を作る。
揚げた魚をピリ辛のタレで漬け込む南蛮漬はポルトガルの料理
ではなくて東南アジアの料理ではないかと
ヌチャナートの料理を
食っているうちに思うようになった。?

もし南蛮漬がポルトガルからタイに伝えられたものなら、ヌチャナート
が作る南蛮漬はタイ風の味ではな
くもっと変わった味になっている
はずだ。南蛮漬の特徴的な味は唐辛子だ。唐辛子はタイの味だ。
南蛮漬がポルトガルの料理なら味付けに唐辛子で
はなくポルトガル
で取れる香草を使うはずだ。
そんなことを考えると南蛮漬は東南アジアの料理なのではないか
と思っている。
南蛮漬が今もポルトガルにあるとしたら、それはポルトガル料理で
はなくて東南アジアからポルトガルに
逆輸出し伝わったものだろう。

俺の記憶が正しければ、油で揚げる料理はポルトガル人によって
タイに伝えられた。揚げた物をナンプラ、酢、唐辛子他で味付けし
たタレに漬け込むのはタイなどの東南アジア人が発明した
のでは
ないか?
ポルトガルの揚物料理が東南アジアで変化、発展した料理が南蛮
漬として日本に伝えられたとも考えられ
る。

ポルトガル料理はタイに伝えられて今も食されている。
それらポルトガル発祥の料理などをタイ人はなんと総称しているの
だろう?
南蛮料理つまり南の野蛮人の料理だなんて呼んでいないはずだ。
ポルトガルはタイから見ると遥かに西方だから西蛮人料理なんて
呼ぶのかな?
純粋にポルトガル料理と呼んでいるのか?
あるいはただ単に「外国の料理」と呼んでいるのか?
ちょっと興味がある。

2009/12/3

|

« 食べ物と健康Z029続 | トップページ | タイ料理に見えるか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/68615/32469942

この記事へのトラックバック一覧です: 南蛮料理とタイ:

» ルイ・ヴィトン新作 激安商品 [ルイ・ヴィトンの福袋 激安通販 2010年]
ルイ・ヴィトン新作 激安商品 [続きを読む]

受信: 2009年12月 3日 (木) 23時21分

« 食べ物と健康Z029続 | トップページ | タイ料理に見えるか »