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2009年3月13日 (金)

タイで好都合な帽子

俺は無帽で歩き、頭の皮膚がちりちり焼ける感覚が好きだった。
タイのような暑い所では帽子を被らないと日射病になると言われて
いるが、帽子を被るとおでこが痒くなるのがイヤだった。
たいてい無帽のまま歩いていた。

熱帯で被る帽子には二種類ある。
どんな帽子がよいのか身をもって試してみることにした。

まずはアフリカ探検隊の隊員が被っている白くて分厚い帽子だ。
暑い所で厚い帽子を被ったなら暑いのではないかと思っている。
でも多くの探検隊があのような帽子を被るのだからあの方が良いの
だろう。探検隊の白い帽子はないから、ウチにある最も分厚い帽子
を使った。日本では冬に使う帽子だ。

次に薄くて軽い帽子がある。俺が使ったのは日本で夏に使う布製
の白っぽい帽子だ。
分厚い帽子を被ると頭が蒸れて直ぐに帽子を
脱ぐと思っていた。しかし、そんなことはなかった。
分厚いから汗が帽子に染みる。その汗が蒸発する時に気化熱を奪
うからだろうか、頭が暑い、頭が蒸れるという感じはしなかった。
予想外の出来事で驚いた。

薄い帽子を被ってみた。厚い帽子を被った時と大差がない。
帽子を被り続けると、帽子なしではいられなくなる。
強い日差しを帽子が避けてくれ、頭が焼ける感じが不快になる。
帽子がないと太陽に照らされて暑いというより、火に近づいて熱い
という感じになる。

熱帯ではどんな物でも良いが帽子を被った方が良さそうだというの
が俺の実験結果だ。

帽子に布が付いており、首筋から顔を覆うことができ、目だけがでる
タイプの帽子がある。外で働く人、道路を清掃している人々がよく
被っている帽子だ。あの帽子が一番よいのではないかな。

日本ではスキーをする時に被る毛糸の目だし帽がある。
トラックの荷台に乗っている人が、毛糸の目だし帽を被っている。
「あんなものを被ったなら、暑いのではないか?」
日本人はそう思う。高速で走るトラックの荷台に30分も乗って見ると
わかる。風で息苦しくなる。耳たぶが旗のように揺れ、バタバタと
音がする。目だし帽を被っているとそれを防げる。

日本で農作業の時に使う麦藁帽子に似た帽子がタイにもある。
幅広のつばが首筋に影を落とし暑さを和らげるのではないか?
このような帽子の形は経験的に作り出し定着したものだ。
軽く、つばが広い麦藁帽子が昔から使われているのには、それ
なりの理由があるのだと改めて認識した。

話は横道に入るが、現在では麦藁帽子=>農家と連想が進む。
では日本で麦藁帽子と農家が結びついたのは何時からだろう?
江戸末期の農家は手ぬぐいで頬被りだった?
そうすると明治以降だろう。
「少年よ大志を抱け」のクラーク博士が日本に持ち込んだ?

2009/3/13

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2009年3月12日 (木)

箸の属性

お父さんの箸、お母さんの箸、誰それの箸と日本人の間では決まっ
てい
る。間違ってもお兄ちゃんは妹やお父さんの箸を使わない。
これは日本の習慣であってタイにはない習慣だ。
タイで使う箸は中国風の太い箸だ。安い箸は何の模様もない。
沢山ある箸の中からどの箸を選んでも同じだ

この箸は誰の物という人的属性がタイにはないから、手近にある箸
使って食べる。

日本の箸をタイに持っていった。
箸の手元は一膳ずつ色分けされている。日本人は黙っていても同じ
色の
箸を二本選ぶ。片方は赤でもう片方は黄色という選びかたは
しない。必ず両方とも赤か黄色を選ぶ。
日本の箸には綺麗な模様が描かれることもある。
その模様は二本の箸をそろえると完全な模様になるように描かれて
いる
。日本人は模様が完全になるように箸を選ぶ。
このように、色分け、模様分けされた箸にも属性があると日本人は
考え
ている。この箸はこっちの箸と一緒にならなくてはいけないと
考えてい
る。箸は夫婦のような物と言える。

これがタイ人になると反応が違う。
赤と黄色の箸を組み合わせて出してくる。それに疑問を感じない
ようだ
。俺は落ち着かない気分で箸を使った。
この箸は誰に属するという観念はタイ人にないのは知っていた。
赤い箸は赤い箸と一緒にしなくてはならないという観念もないこと
を知
り驚いた。次にどんな箸の出し方をするか見たかったので、
「同じ色の
箸を揃えてだすものだよ」と言おうとしたが止めた。
毎回、異なる色の組合せで箸を出してきた。
日本人は箸に属性があると考えるがタイ人は箸の属性なんて考え
ない。食文化はこんな所にも差があるのだ。

2009/3/12

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花が糖尿病に

昔々のことだった。食虫植物に虫をあげると植物が虫を食べてしまう。
虫をどんどんあげ続けたならどうなるかで、ワイワイ騒いだ。
「もう食べなくなる」「下痢をする」などいろいろな推測が飛び出した

仏壇のような所にあったジュース類を花にあげているのをタイで
目撃し
た。花にジュースをあげるなんて日本人には考え付かない。
「そんなことをしたら、花が枯れるよ」
と心配したが、タイ人は大丈夫
だと言う。ジュースに含まれている
糖分は土壌細菌で分解されて肥料に
なるのだろう。
花だって乾燥が続けば水分を欲しがる。
その時はジュースをそのまま吸
収するのではないか?
ジュースには大量の砂糖が含まれているので、花が糖尿病になる
のでは
ないかと余計な心配をした。

2009/3/12

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キリン生茶新製品 タイで

タイで販売されている甘ったるいキリンの生茶については既に掲載
した。緑茶に砂糖を入れるなんて日本人の発想にない。
しかし、こうしないと売れない。これが売れているのだから、お国柄だ。

更に、日本人の発想にない生茶がでている。
「生茶ひらみれもん」という製品だ。レモンティーの発想だ。
緑茶にレモンジュースを入れたと考えればいい。
これはお茶と言うよりレモン水という感じだ。最後に苦味を感じた。
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P1090138pct13

生茶にミルクを入れた製品もでていた。ミルクティーの緑茶版だ。
ミルクの味と柑橘の香りがする。甘い生茶より飲みやすいと思う。
ここまで味を変形させると、もう緑茶という感じではなくなる。
P1090139pct13


P1090140pct13

俺たちから見ると、「タイ人はおかしな飲み方をしている」となる。
これがタイ人から見ると、「日本人はまずいままお茶を飲んでいる」
となるのだろうな。

味の好みはこんなにも広がりがあるのだ。
これが味の世界の面白い所だろうな。

2009/2/27


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2009年3月11日 (水)

タイの寿司ブーム

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世界的に日本食が健康食品ということで注目を集めている。
ここタイで
も寿司の人気が高まっている。あちこちで寿司を売って
いる。こんな田
舎の週に一度か二度しか開かれない青空市場でも
売っていた。
頭に白い布を被るのは鉢巻のつもりなのだろうか?
デパートでは10バーツなのにここは5バーツで寿司を売っている。
値段は安いがその分、小さい。
男は日本人が見ている前で寿司を作るのを恥ずかしがっていた。
俺だってこんなものを寿司と言われると恥ずかしい。
しかし、これで売れているのだから面白い。

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この店で寿司を買うと、こんな風に透明な容器に入れてくれる。
日本人はこれをなんとも思わないが、タイ人から見ると新鮮な感じ
がす
る。通常、食べ物を買うと中身が見えない薄い発泡スチロール
の容器に
入れてくれる。中身が見えることは革命的なのだ。

醤油も袋に入れてくれる。物を袋に入れて袋の口を縛る場合、
必ず空気
を入れる。醤油だから、袋に空気を詰めているのではない。
何を買って
も必ず空気をパンパンに入れる。
この四個の寿司にたいしてこんなにも山葵をくれた。
寿司を食べる時タイ人は大量の山葵を入れる。
まだ寿司ブームが到来する前でタイ人は山葵を知らなかった当時の
話だ
。いつも辛い物を食わされるので、仕返しをしたかった。
日本料理店にタイ人を連れて行き、そこで鼻にツンとくる山葵を食わ
た。タイ人は鼻を押さえていた。そんな悪戯はもう通用しない。
今じゃタイ人は日本人以上に山葵を使う。

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アメリカに寿司がわたり、カリフォルニアロールなんて言う新しい寿司

が出来上がった。それが日本に逆上陸した。そんな歴史を知らない
タイ
人はカリフォルニアロールを日本の寿司だと思っている。
「カリフォル
ニアロール」なんて言って堂々と売っている。
そのうちにタイで人気のある寿司が出来上がる。
ドリアンを使った「タ
イ巻」なんて寿司が日本に入ってくるかもしれない。
どんな味になるかちょっと想像ができない。

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こちらがデパートで売っている寿司だ。
俺がカニボコと呼んでいる偽物カニや卵はまあ、ネタとしていい
でしょ
う。縁を赤く染めた蒲鉾はちょっといけませんね。
ちょっと分かりにくいが左の容器に入っているのが小さな烏賊の
ゲソだ
。これを店員は日本語で「タコ」と呼んでいた。
「これはタコでなくて烏賊だよ」
そういわれてもタイ人には通じない。通常、イカもタコもタイ人は区別
しない。どちらもプラムックと呼ぶ。
イカゲソをタコと呼んでもタイ人の間では通用する。
それを間違っていると指摘する日本人の方がタイでは間違っている。
どの寿司も海苔でネタを固定させているのが面白い。

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このどぎつい色はいけませんね。
これが良いというのだから、タイのマーケットではこのような色を使わ
ないといけないのでしょうね。

タイ料理は安価だが、欧米の物、日本の物は高価だ。
こんな小さな寿司が一個10バーツというのはタイ料理と比べると
かな
り高い。ネタはタイで普通に得られるものばかりだ。
日本の米をタイでも作っている。タイ産の日本米を使っていれば
シャリ
は高くなるな。それ以外に高値になる要素はない。
寿司は一種のファッションだから、高値でも売れるのかな?
タイの寿司ブームの一端を垣間見ました。

2009/2/27


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2009年3月10日 (火)

竹の爪楊枝

タイで売っている竹の爪楊枝は先がしっかりしていて使い易い。
安い日本の爪楊枝はちょっと使うと先が曲がってしまう。
すぐに新しい物を取り出して使わなくてはいけない。
高価な物ではないから何本使っても構わないが、なんとなく面白く
ない。竹の爪楊枝は一本で用が足りる。そこが気に入ったので自分
用にタイ土産として竹の爪楊枝を買って来た。

お気に入りとして竹の爪楊枝を使っているうちにふと疑問が起きた。
韓国ではレストランで木製の爪楊枝の使用は禁じられていることを
思い出したからだ。レストランの残飯は豚の餌として使われる。
残飯の中に爪楊枝があると、豚の胃袋に穴をあける。
そこで政府はレストランで木製の爪楊枝を使うことを禁じ、
澱粉を原料としたプラスチックで作った爪楊枝を使わせた。
この爪楊枝は豚の胃の中で分解されるので危険はない。

竹の爪楊枝は木製の爪楊枝よりも先が鋭い。
槍として使えるほど竹の先端を鋭くできる。
こんなものが豚の餌に混じったなら危険だ。
ウチの料理の残飯は豚の餌にはならないが、使い終わった竹の
爪楊枝は折ってから捨てることにした。

2009/2/27


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使い捨て容器と無駄

ある観光地に女学生が遠足に来ていた。金持ち学校らしい。
女学生が食べている昼食の容器を見た。
普段、町で見かける弁当容器は薄い発泡スチロールだ。
この子達が使っている弁当容器は半透明なポリエチレン容器?だ。
金持ちの子弟はこんな容器で食事をするのだと観察した。
弁当を食べた後、女学生はそのポリエチ容器を持ち帰るのだと
思っていた。その容器が日本のサラリーマンの愛妻弁当、学生の
カアちゃん弁当の弁当箱と同じように見えたからだ。
学校は学生が食べた後の弁当のごみを一か所に集めている。
見るとごみの中に先ほど見た質のよい弁当箱が捨ててある。
金持ちの無駄遣いと解釈した。

あるデパートの弁当売り場に行くと女学生が使っていたものと同じ
容器があった。触ってはいないので良くわからないが見た目は
かなりしっかりしている。
女学生が使っていた容器は使い捨ての容器だったのだ。
日本だったなら2,3回は使うだろう。それを一回で捨ててしまう。
もったいないことをする。無駄をする。
遠足だから一回で捨てたが、家庭では何回か使うのかもしれない。

買い食いがタイの食文化と俺は見ている。
ある家庭が一日にどの位のプラスチック容器を使い、捨てるのか?
5人家族なら一日に10から20個のプラスチック容器を捨てる。
日本では考えられないほど大量のプラスチックをタイの家庭では
捨てている。
その一方、日本はスーパーで個別包装された食材を買ってくる。
これから出るプラスチックはバカにならない。
タイでは市場で買物をする。
市場では肉でも魚でも野菜でも個別包装されたものはない。
「その肉、半キロ」「この魚三匹」「野菜一束」という買物の仕方だから、
それほどプラスチックはでない。
日本とタイでは一人が捨てるプラスチックの量はどちらが多いかな?

2009/2/13

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ネットカフェの女

いつも驚くことなのだがタイの店員は商品知識がない。
言われたことをやるだけで、それ以上のことをやらない。
自分が扱う商品の関連情報・周辺情報・ライバル商品との差なんて
まる
で知らない。
日本の店員ならA社の商品はB社の商品とどう違うか知っている。
客の目的を聞き、それなら、こっちの商品が安くてお徳ですと商品を
める。俺が買物をした範囲だが、質問しても回答できない店員が
多い。事前に確認したのに、間違った物を買わされたこともある。

ネットカフェに入った。パソコンが動かなくなっても、そこの女店員に
パソコンやネット上の問題の解決を求めても無駄だ。
彼女の仕事は俺が何時に入って、何時に終了したか確認して料金
をとる
ことだ。小さなネットカフェだ。仕事の量も多寡が知れている。
仕事の合間にインターネットについて勉強するという知的興味も
女店員
にはない。本を読んで知識を得ようともしない。
ぼんやりしているだけ
だ。

今まで静かだったネットカフェ内に音楽が流れ出した。
通りの宣伝カーがまた大音量で宣伝しているのだと思っていた。
やがて宣伝カーは何処かに走り去る。それまでの我慢だ。
何時まで立っても音楽は止まらない。音楽はネットカフェの中で流
され
ていた。俺はしばらく我慢していたが何時までも音楽が流れて
いる。この音量はタイ人が好む大音量から比べたら、静かだ。
タイ語と英語しか使えないネットカフェのパソコンで日本語の文を
作成
するとなると面倒だ。それにパソコンの反応が遅い。
だんだんイライラ
してきた。

俺は女店員の所に行き、言った。
「ヘッドフォンを使って貰えませんか?」
俺の英語を女店員は理解できないが、両手を耳にあてる動作で
俺がヘッ
ドフォンを欲しがっていると誤解した。
女店員は別の店員に「この人が
ヘッドフォンを欲しがっているの。」
と怒鳴る。
「俺は要らない。お前が使うのだ!」俺が怒っているのを知った同僚
員も我が意を得たとばかりに怒鳴った。
「あなた!音楽を止めなさい!」ネットカフェは静かになった。

やる気のない、無気力な店員がタイには多い。

2009/2/23


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道端の屋台

国道を走っていると、道端にいろいろな屋台が出ている。
俺たちはその屋台の前に来て、屋台を覗いて初めて、その屋台の
売り物
を知る。
タイ人は遠くから屋台を見て、「あそこで焼き鳥を売っている。」
「あそこで何を売っている」と直ぐにわかる。
俺たちには同じように見える屋台だが、屋台には俺たちが気付か
ない特
徴があって、あの屋台で何を売っているか分かるらしい。

日本では軽トラックで魚を売りに来る。これは見慣れた光景だ。
軽トラックが止まっていた。ヌチャナートはその軽トラックは何かを
っているらしいと感じた。だが、何を売っているのか分からない。
「何を売っているのかしら?」
軽トラックの特徴から魚を売っていると俺にはわかるがヌチャナート
はわからない。

俺が日本の軽トラックの移動販売車が何を売っているかすぐに分か
るよ
うに、タイ人は国道の道端の屋台が何を売っているか直ぐに
わかるのだ
ろう。

2009/2/27

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クメール遺跡

現在は世界最貧国の一つになっているカンボジアはかっては東南
アジア
を支配していた有力な国家だった。タイ国内にもクメール帝国
時代の遺跡が数多く残っ
ている。
現代のタイ語にもクメールの影響が残っている。
もしかするとこの遺跡の中に、現代のタイ料理に関係するヒントが
ある
のではないかと考え遺跡を訪ねた。

遺跡の入場券売り場にはおばさんが座っている。
その側に警官が椅子にかけている。警官は座っている以外にやる
ことが
ない?職員らしい男もいる。
三人にブロークンなタイ語で俺の訪問目的を告げ
た。
俺の乏しいタイ語では俺の訪問目的を十分に伝えられない。
伝わっているのかも知れない。
彼等にはタイ料理の原点になるものを探る目的のために、なんで
こんな
田舎にくるのか理解できないようだ。
「俺がいろいろなタイ料理を試食したいのだな」と解釈した。
それなら、何日にいらっしゃいとカレンダーで日付を指差す。
「違うよ。分かって貰えないな」
三人は首をかしげて「あっちの事務所に行け。そこには英語が分か
る奴
がいる」と言う。こんな田舎じゃ英語が通じるわけがない。
それでも藁にもすがる気持
ちで事務所に行く。英語で目的を告げる
のだがなかなか通じない。いつ
も持ち歩いている英タイ英辞書で
言葉を示す。これで少し理解してきた

「主塔に仏様に食べ物を捧げている図がありますよ」
熱帯の暑さと通じない説明で疲れた。
主塔は高さ20メートルはある。東西南北4面の何処にあるのだ?
「内部にあります」
望遠鏡を用意してあるが、短時間では探りきれない。
主塔の内部は暗い。高い所は良く見えない。
パンフレットや文献にある写真は照明を用意し、高い足場などを
組んで
正面から撮影したものだ。
地面から高所にある図や彫刻なんて角度が悪くてよく見えない。
やけくそ気分で遺跡を見て回った。

遺跡の修復は十分に行われておらず、崩落の危険がある。
あちこちに進入禁止の表示がある。
今は崩れかかった砂岩の彫刻だがかっては黄金に輝いていた
はずだ。当時の姿を想像しながら遺跡を見る。
素晴らしい、美しいという単純な言葉しか思いつかない。

2009/2/19


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タイで見たリサイクルショップ

リサイクルショップと書いた看板が目に入った。
「あれれ?ここにそんな店があった?」
リサイクルショップが気になっていた。今日はあの店に出かけて
みよう。環境問題とか資源のリサイクルなんて考える層はタイでは
少ない。こんな店を経営しようとする奴はインテリ層に違いない。
店番をしていた女達は知的な顔をしていた。
女達に英語で話をしたが英語が通じない。
しかたがないから片言のタイ語で質問した。
ビール瓶とCDを使ったランプなど店の装飾もリサイクル品だ。
よい出来だと思う。でもこのビールは庶民が飲まないブランドの
ビールなのが気にかかる。

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天井もリサイクルの段ボールを使っている。
日本では建築基準法などでそんな材料を天井に使うことは許され
ない。彼女達はそれを自慢そうに俺に見せた。

置いてある商品の値段を見た。
長袖のスポーツシャツが3000バーツだ。庶民の手の届かない値段
だ。
「このシャツは新品ですからね」
彼女達はその値段が高いとは思っていないようだ。
別のシャツも299バーツの値段がついている。
「ちょっと高いね。夜市ではもっと安い商品があるよ」
「これは本物のブランド品ですから、お安いのです」
299バーツ出せば夜市で新しいものが買える。いくらブランド品とは
いっても古着だ。ブランドを着るのではない。
同じ値段なら新しいものを買ったほうがいいと庶民は考える?
金持ち階級は古着を買わない。
どうも日本人が考えるリサイクルショップとタイ人が考えるリサイクル
ショップとは違うようだ。
リサイクルショップと名付けていないが、タイには日本や韓国から
輸入されるバイク、自動車、衣類などリサイクル商品が氾濫している。
こんなことを言ったら怒られるが、金持ち階級のお嬢さんがお遊びで
作ったリサイクルショップという印象を受けた。またこんなことも考えた。
タイは貧富の差が大きい。
富裕層はこのようなお嬢さんのリサイクルショップで買物をし、
貧困層は夜市のような所で日本や韓国から輸入された古着を買う。
富裕層と貧困層では買物をする場所が違うからこれでやっていける
のかな??
利益を無視した社会奉仕的活動、別の目的のために行われている
パフォーマンスかな?
タイのリサイクルショップを見て考えてしまった。

2009/2/16


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乗り物の中で携帯電話

携帯電話を持っているのがタイのエリートだった時代がある。
今じゃ、子供まで携帯電話をもつようになった。
昔は、携帯電話を持っていることを誇示するかのように乗り物の中
で大きな声で電話していた。
誰もが携帯電話を持ち、携帯電話を持つことがエリートの象徴では
なくなった。
そうすると乗り物の中では小声で電話をするようになった。
あるいは「今、乗り物の中だから後で電話する」なんて言って電話を
切る。そんな風潮がタイで育っている。
その一方乗り物の中でながながと携帯で話をしている人も見た。

2009/2/27


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タイから日本へ電話

インターネット電話の料金は下がっている。
日本で購入したインターネット電話カードで日本からタイ、
タイから日本へ電話できる。こりゃ便利だ。十分すぎると思う金を
カードに入れておいた。日本からタイへ電話する場合はかなり
安価だ。タイから日本に電話しても同じ料金だと思って、のんびり
話をしていた。昔の国際電話に比べれば割安だが、そのカードで
タイから日本へ電話するとかなり高額だ。カードの残金がなくなり、
電話をかけられなくなった。

どうしても日本へ電話しなくてはいけない事態になった。
俺が使える電話はタイで買った携帯電話と使えるか使えないか分か
らないタイのテレカだ。テレカはとっくの昔に有効期限が切れている。
有効期限がきれているテレカだが残金があるので公衆電話機に
よってはそのテレカも使えることもある。期限切れで使えないことも
ある。

とりあえず電話局に行った。
ある旅行案内書によると国際電話をかけるには電話局に行って申し
込みをする。デポジットを払う。そして通話し清算する。
その面倒な手続きを想定しながら電話局へ行った。
「日本に電話したいのですが、どうしたらいいのですか?」
男は一枚のカードを取り出した。そして電話のかけ方を教えてくれた。
「この携帯で使えますか?1-2CALLを使っているのですが?」
1-2CALLというのはタイで使われているプリペイドカードだ。

12call

「どの電話機でも大丈夫ですよ」
半信半疑で日本に電話した。ちゃんと通じた。

カードの料金は300バーツ(約千円)で約一時間半 日本と話ができる。
買ったカードはCATのものだ。

Cat

電話のかけ方は簡単だ。
1 1544とダイアルする
2 4(日本語案内)
  カードにはそんな説明は書いてないが「4」を押すと日本語の
  案内になる。
  どのようにしてそれを発見したのか覚えてない。
3 カードを削って出てきたPIN番号を入力してから#を押す
4 009+81+最初の0を除いた電話番号+#

これで日本と電話できる。
音声も明瞭で日本と話をしているなんて思えない。

CAT以外にも安い電話カードはあるだろう。
SKYPEなどを使わせてくれるインターネットカフェもある。
自分の携帯で好きな時に好きな場所から電話できるCATカードは便利だ。

2008/2/17


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キリン生茶 タイ版

俺が知っている範囲で熱い茶を飲むタイ人はいない。
テレビ広告の影響でインスタントコーヒーを飲む人はいる。
熱帯のタイでも朝に飲む熱いコーヒーは旨いと思う。

数年前にペットボトル入りの緑茶が販売された。
これがヒット商品になっている。
タイ北部のチェンマイでも売っている
かな?
緑茶なんて飲まなかったタイ人が緑茶を飲むようになった。
タイの会社からも、日本のキリンからも緑茶がでている。

緑茶の旨味は渋みにあると我々は考えるがタイ人は緑茶がもつ
渋味を嫌
がる。渋味を消すために砂糖を加えて甘くしてある。
とても日本人の好みに合わない。

キリンの場合、生茶ブランドで出している。
瓶には日本語で生茶と書いてある。ちょっと見た所は日本のラベル
と同
じに見える。これがタイの生茶だ。

P1070663pct13

こっちが日本の生茶のラベルだ。似ているようでちょっと違う。

Pct20

ラベルを剥がしてスキャンした。タイ文字でナマチャと書いてある。
タイ文字は左から右に書く横書きなのに和風に縦書きにしてある
のが面
白い。

Pct20_2

コンビニなどでは日本語の表示部分が表面になっていることがある。
それを見て「あっ!キリンの生茶だ!」と喜んで買う。
渋味を期待して飲むと、甘いので「なんじゃこれ!?」となる。
日本の生茶は玉露入りと書いてある。

タイの生茶は日本語の生茶という表示の下に英語で「日本の緑茶 
生茶
印」と書いてある。
タイ語で生茶と表示してある下にもタイ語で「日本の緑茶 生茶印」
同じことが書いてある。

これを飲みながら考えてしまった。
俺が耐えられないサダオのような苦い物をタイ人は喜んで食べる
のに、
緑茶の渋味にタイ人は耐えられない。

こんな不味い甘い緑茶をタイ人は喜んで飲む。
しかし、これが売れるのだから、タイではこれが正しい味だ。
なんとも不思議な感じがする。

ここでタイで売られているキリン生茶の新製品をみることができる。
www.kirinthai.com

2009/2/27



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2009年3月 9日 (月)

手巻き寿司の売り方

食べ物の形は丸か四角が多い。
円錐形というのも数は少ないがある。
ジェリーを円錐形の容器に入れた菓子がタイにある。
形から見るとこの菓子は珍しい部類に入る。
日本の手巻き寿司も円錐形の珍しい形の食品だ。

和食が世界に普及している。タイの田舎でも寿司がある。
その寿司は日本人の感覚からすると寿司ではない。
寿司の格好をした食べ物にすぎない。

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通常の江戸前寿司の形をしたものから、海苔巻もある。
デパートに円錐形の手巻き寿司があった。
通常この種の寿司は具が見えるように寝かせて陳列してある。
このデパートでは寿司を縦に置いてある。

穴が開いたプラスチックの板に手巻き寿司を差し込んである。
海苔が巻いてある部分をもって食べるのはタイ人の好みにあわない
のだ
ろうか?アイスクリームコーンの形をしたプラスチックの容器に
手巻き寿司をい
れてある。
まるでアイスクリームを食べるように手巻き寿司を食べる。
このような食べ方は日本人の発想にはない。

この寿司を英語でNori Rollと呼んでいるのも楽しい。

2009/2/10


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ラッタナー 餡かけラーメン

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フードセンターで料理を物色していた。これが食いたいというものが
ないから、なかなか決まらない。さっきから俺の動きを見ていたらしく、
元気なおばさんが声をかける。
「アンタ!これにしなさい!」
おばさんの声につられておばさんの所へ行った。
「そっちじゃないの!こっちよ!」
おばさんの持ち場はラッタナーだった。
「これでいいでしょ!」
「うん」
おばさんは手慣れた様子で料理を作る。
あれが一人前かな?タレが多いな?
丼に揚げ麺をいれてタレをかけた。
案の定、タレがが多かった。
これじゃバーミーナムだよ。俺は食べ物なら何でも受け入れる食べ物
のゴミ箱みたいな存在だ。好きな食べ物と嫌いな食べ物はあるが、
旨いとか不味いなんて言わない。
その俺があんまり美味くないというのだから、かなり不味いだろう。
でも陽気で元気のよいおばさんだから許しちゃおう。

2009/2/12

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偽物おまわりさん

等身大のおまわりさんの写真を板に貼りつけて街角に立ててある
偽物おまわりさんは日本にも昔あった。
タイの田舎町で今、その偽物おまわりさんが横行している。
ちょっと見るとおまわりさんと勘違いするから一定の犯罪防止効果
は有ると思う。

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日本に来たタイ人は「日本は警官が少ないですね」と驚く。
言われて見ると、タイの都市には警官が沢山立っているが日本は
少ない。何の警戒をしているのか分からないが椅子に腰掛けている
警官もいる。
商店の中にいることもある。金を払うと警官が巡回してくれるらしい。

偽物おまわりさんを街角に立てるようになったのは、人件費の節減
が必要になったのかな?

2009/2/27


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バーミーヘング

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汁なしバーミーだ。バイクで売りに来る男からメーが買ってくれた。
茹で揚げる前の中華そばと薄いチャーシュウが入っている。
酢の入った袋と唐辛子を焦がしたものが入っている袋がついてくる。
それらを入れてかき混ぜる。
すると、冷やし中華のような味になる。

2009/2/10


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身についた習慣

習慣を身につけるのは大変だが、一度身についた習慣を変えるの
はもっ
と大変だ。
インドネシアかマレーシアの食品工場の話だったと思う。
彼等は左手は不浄な手であるから、左手で食べ物を扱わない。
工場に食品の選別作業がある。右手でしか作業をしないので、
効率が悪
かった。両手を使って選別させるのに、苦労したと言う話を
聞いたか読んだこと
がある。

肉を入れた容器が床に置いてある。作業者は枕ほどの高さの木の
椅子に腰掛けて前かがみになって作業して
いる。
ちょっとした台を持っていき、肉の容器を台に乗せた。
これで前かがみにならずに作業できる。
「ああこれはいいね」
俺のアイデアを喜んで受け入れたと思ったのが甘かった。
数日後に作業をみると、また前かがみになって作業をしていた。
理由を聞くと
「こっちの方がいいんだよ」習慣を変えるのは困難だ。

この問題を習慣の問題と捉えたが、「ちょっとしたことをやらない」
イ人の性格と捉えることも出来る。ちょっと台を持って来れば作業
が効
率的にできるのに、台を持って来る手間を惜しんで非効率的
作業をして
いると捉えることもできる。

いずれにしても身についてしまった習慣を変えるのは大変だ。

2009/2/20


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2009年3月 8日 (日)

風邪薬パブロンをタイで

暑い街路からエアコンの効いた店に入る。また暑い町に出る。
埃を吹き付ける扇風機の風に当たる。
そんなことを繰り返しているうちに風邪を引いた。
薬屋に行き風邪薬を求めた。
女店員が症状を聞く。風邪薬と言うのがやっとのタイ語で風邪の
症状を訴えるのはかなり困難だ。
女店員が薦める風邪薬を見る。多くは英語の表示があるので、
薬の内容を確かめることができる。女店員が薦める薬は俺の
求める物とはちょっと違う。
風邪薬の棚を見ると、見たことがあるマークがあった。
手にとってタイ文字を読むとパブロンと読める。
これでいいのだ。
俺はタイ製の風邪薬パブロンを手にレジに向かった。
「あの人、パブロンを買ったわ。あたし達必要なかったわね」
なんてことを女店員は言っていた。

2009/2/27


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今日も火事

町を歩いていたら「火事」という言葉が聞こえた。
昨日の火事の話をしているのだと思った。
しかし、指をさす方向が昨日の火事場とは違う方向をさしている。
たいして気にもしていなかった。
広い通りに出て空をみると黒い煙がもくもくと上がっている。
やがて消防車がサイレンを鳴らして火事場方向に向かっていた。

タイの庶民の家は古材木とぼろから出来ている。
一度、火が付くと簡単に延焼、飛び火する。
残念なことに今日は野次馬をやる時間がない。

2009/2/24



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サイ・ンガーム

出足が悪かったので、だんだん時間がなくなっている。
日没前にこの町を出なくてはいけない。
一人歩きは日が暮れると危険だと多くの人に注意されている。

日没までにサイ・ンガームを見て、町に戻り、この町を抜け出さなく
てはいけない。それともサイ・ンガームを諦めるか?
どうしてもサイ・ンガームの様子を見なくてはいけない。
そこに行くにはモトサイと呼ばれているバイクタクシーしか乗り物が
ない。

外国人観光客を相手にしている場所でモトサイのたまり場を聞いた。
「この先の広場にあります。サイ・ンガームなら40バーツで行きます
よ」教えられた広場に行ったが、バイクタクシーは出払っているの
だろう、一台もない。屋台でガイピン(焼き鳥)を売っている女に
モトサイの場所を聞いた。
「モトサイはあそこにいるわ。サイ・ンガームなら20バーツで行くわ」
隣の屋台の女も「20バーツよ」と怒鳴った。
どうやら地元の人の相場は20バーツらしい。
広場でモトサイが来るのを待った。ほどなくモトサイが戻ってきた。
行き先を告げ価格交渉に入る。
「旦那、30バーツにしときます」
「高いな、20バーツにしなよ」
「ようござんす」
こうして20バーツで目的地まで来ることができた。

俺を目的地で降ろすと、バイクは町に戻って行く。
俺は一人取り残された。
もっと早い時間なら別の観光客を乗せたモトサイが来るから、それを
捕まえて町に戻ればよい。夕暮れちかい時間帯になると、観光客
なんてもう来ない。500人は座れると思われる大きなテントのレスト
ランもこの時間になるとがら空きだ。まもなく閉店になる。

大急ぎで動き回りここへ来た目的を果たした。
「さあ、町に帰ろう!」
帰ろうと言っても交通手段がない。歩いて帰る?
ここから町にでるまで殆ど人家がない。徒歩は危険だ。町に戻る
方法を考えた。切り株に腰をかけ、地元のバイクがやってくるのを
待つことにした。それを捕まえて町に連れ戻してもらえばいい。
やがて一台のバイクが走って来た。
通りに出て、右手を斜め下に出す。そして手首を上下に振る。
「ここに止まれ」というタイ式の合図だ。
バイクは止まった。男だと思ったら太目の若い女だった。
「40バーツで俺を町のバスターミナルまで乗せて行ってくれないか?」
「いいわよ」女は喜んだ。女が運転するバイクの後ろに乗る。
バイクが疾走すると、女の友だちが居た。
見知らぬ外国人を乗せているので友だちは怪訝に感じた。
「何処、行くの?」心配そうに友だちは聞いた。
「町へ!40バーツよ!」女は笑いながら友だちに怒鳴り返した。
バスターミナルは二個所ある。
「どっちのバスターミナルに行くの?マイ?ゲオ?」
新旧どちらのバスターミナルに行くのか聞いている。
「どっちでもいいよ」
「・・・・」
「ゲオなら町の中にあるんだろう」
「そうね」
「近い方が好きだろう?」
「アハハハ・・・。近い方がいいわ。」
バイクは町に入り、古びた建物の前で止まった。
「着いたわよ。あそこで座って待ってればバスが来るわ」
建物の中にはベンチが並んでおり、時刻表だか料金表が壁に貼っ
てある。切符売りの女が所在なげに座っている。

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経済状況が悪かった10年前には太った女はタイに居なかった。
やせ形で足がすらりとした綺麗な体形の女ばかりだった。
金回りがよくなってきたら、太った女や肥満児が増えてしまった。
走り去る女の後ろ姿を見ながら、昔のタイを思い出していた。

2009/2/19


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ガティ ココナッツミルク

ココナツの内側の白い身を掻き出す。それを絞るとココナッツミルク
になる。ココナッツミルクはタイ料理の重要な食材だ。

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タイの市場、屋台、町の店・・・・それらは激しく入れ替わる。
極端の話、今日ここにいた屋台も明日はここにでてくるかどうかわか
らない。俺がお気に入りの屋台も消えていた。

ガティを絞っている店はこの市場のこの辺りにあった。その写真を
撮ろうと思い市場に出かけたらガティを絞っている店はなくなって
いた。もう市場ではガティを絞るのを見ることができないのかな?
半ば諦めムードで市場にでかけた。そうしたら三軒ほどの店が出来
ていた。

2009/2/27

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シェンチュン 長春薬酒

タイにシェンチュンという黒い酒があると聞いていた。これは試飲の
価値がある。是非、試そうと思っていた。
シェンチュンを試飲したいと言うとタイ人は軽蔑したような顔つきに
なる。タイ人はタイの酒に興味を持ち、試飲したいという外国人を
「バッカじゃない」という顔で見る。
日本で外国人が「球磨酎」を飲みたいと言ったら、日本人はその
外国人に驚く。こんな物まで興味をもってくれる外国人に日本人は
一種の尊敬の念を持つ。
ホテルのバーでスコッチを飲んでいるなら、タイ人は尊敬する。
スコッチなら世界中、何処でも同じ味を味わえる。
タイでしか飲めない酒を飲むから、タイに来る意味がある。
その点をタイ人は理解できない。

シェンチュンについてタイ人に聞いてみた。
「シェンチュンなら何処にでもあるよ」それに勇気付けられ店を
回った。
大型スーパーや小奇麗なコンビニには置いてない。
どうやらシェンチュンは小汚い店にしかないらしいことに気づいた。
あるコンビニでは「薬屋に行って、薬草を買ってきて自分で作るのだ」
と教えられた。まあ、俺のタイ語でそのように解釈した。
手に入らないとなると、シェンチュンという酒は幻の酒に思えてきた。

しょうがない、自分で作るしかないのか?漢方薬屋に行くか?
薬屋に行き「シェンチュンを試したいのだけど」と言った。
その店の老婆が親切に教えてくれた。
俺は老婆のタイ語がよくわからない。おおよそは分かるが、俺の
理解が正しいかどうか迷いがある。
「こっちにいらっしゃい。」老婆は店の外に俺を連れ出した。
「あそこにサムローやトクトクがいるでしょ。
あの前の店にシェンチュンはあるわよ」やっぱり、俺の理解で
ただしかったのだ。言われたとおりの店に行った。
そこは薬酒を飲ませる店だった。
「シェンチュンありますか?」
「あるよ」親父は瓶を取り上げた。茶色のビール瓶に赤いラベルが
貼ってある。ラベルには漢字で「長春薬酒」タイ文字でシェンチュン
と書いてある。この酒なら知っている。
俺がタイの養命酒と分類している ちょっと甘味のある強い酒だ。
「ちょっと試したいんだ」
親父はウイスキーグラスにシェンチュンを入れてくれた。
ウイスキーグラスは洗ったことがない。もうこのグラスで何百人もの
人が飲んでいる。グラスは手垢で汚れている。これがタイの生活で、
庶民の酒の飲み方なのだ。
強いシェンチュンをぐいっとあおる。親父が冷たい水をくれる。
喉が渇いているからまたその水をぐいっと飲む。

俺は日本人だから漢字を読むがタイ語は読まない。
読んだとしても漢字の次にタイ語を読む。
タイ文字が読めなかったから「長春」をタイ語では「シェンチュン」と
いうのだと知らなかっただけだ。
幻の酒に思えたシェンチュンが唯の酒に変わった一瞬だ。

また歩いて先ほどの薬屋の前に来た。親切な老婆がいた。
俺の姿を見て老婆が話しかけてきた。
「シェンチュン、わかりましたか?」
「ありがとう、分かりました。味見しましたよ。美味しい酒ですね」
あおったシェンチュンが効き始め、顔が火照るのを感じた。

必要もない時はよく目にする。目に付く。
それが必要になると、全然、目に付かなくなる。
この長春薬酒も同じだ。赤いラベルだから目立つ。
それなのに、探しているとみつからない。

2009/2/27

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盗まれない現金

バンコックでは車を駐車場に停めたら、ハンドルやギヤを固定して
盗難を防いでいる。
日本に沢山ある自販機などはタイでは簡単に壊される。
無人の野菜スタンドなんて作ったら、野菜と売上金を盗まれる。
無人スタンドなんてタイでは絶対に考えられない。
泥棒が多いと思って間違いない。

その一方で絶対に盗まれないと言う現金がある。
タンブンに使われる現金だ。タンブンというのは徳をつむことでも
いうのかな?日本の法事とちょっと似ている。何かがあるとタンブン
をし、金を寺に寄進する。タンブンの趣意に賛同する人々が現金を
竹や枝にさしている。それが誰でも持っていける、
簡単に盗める
場所に置いてある。しかしその金に手をつける者はいない。
「こんな所に現金を置いても大丈夫なの?盗まれないの?」
「大丈夫ですよ。盗まれませんよ」
タンブンの金には絶対に手をつけないようだ。

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日本では賽銭泥棒というのがあるが、タイにもあるみたいだ。
観世音菩薩の像の前に賽銭箱があり、それに厳重な鍵がかかって
いたから、タイにも賽銭
泥棒はいるのだろう。

こんな話も思い出した。死者の棺に現金を入れる習慣がある。
その金をある隠坊さんが取
り出し、一定額が集まると何処かに寄付
する。金が集まるまではその金を壁に飾ってある。
「盗まれませんか?」誰もが気になる質問をする。
「大丈夫です。このお金に手をつける人はいません。」

2009/2/27



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カノムコン 太鼓の撥

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太鼓の撥のような形をした菓子。形がおもしろいので味見をした。
バウムクーヘンのような作り方をしている。
丸い玉の中心に赤いものがある。梅干し或は甘い菓子と思ったら
安物のソーセイジだった。
ソーセイジを小麦粉で包み揚げる。
また小麦粉をつけて揚げる。
焼き色が2層になる。それを4回ほど繰り返して
太鼓の撥のような大きさと形になるようにする。
小麦粉はちょっと甘みがある。

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血を食べる

血液を食べると言うと吸血鬼ドラキュラと勘違いされる。
日本の仏教は肉食を禁じていたが、タイの仏教は肉食を禁じて
いないので、肉食文化が長く続いている。それで血も大切に使う。
肉食文化の長い国では何処でも血液を食べている。
ドイツやモンゴルには血液を使ったソーセイジがある。
タイでは血液をつかったソーセイジを見ていないが、一部の地域
では名産品としてブラッドソーセイジを作っているかもしれない。
今度探してみよう。
市場に行くとこんなお饅頭のようなものが売られている。
これは血液を固めたものだ。これはハンペンのような歯ごたえがあり、
旨いので驚く。

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「血を食べるなんてイヤダぁー」なんて言っている人も知らないうちに
食べているかもしれません。屋台やエアコンのない店でタイラーメン
を食べたことあるでしょ?あのなかにたいてい入っています。

また生の血も袋にいれて売っている。これは何かの料理に使う。
鍋に血を入れているのを見たことがある。記憶が定かでないが、
それを出されて食ったような気がする。

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2009/2/27


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カノムカイノッカター 鶉の卵菓子

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鶉の卵ほどの揚げ物菓子。
中にもち米の粉を甘くした物が入っている。
姿が可愛らしい。
甘さもほどほどでうまい。

2009/2/9


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