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2009年4月24日 (金)

名のない料理

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珍しいことに醤油のにおいがする。
いつもナンプラのにおいなので、醤油のにおいは懐かしいような
異臭のようなにおいだ。
「できたわよ」
料理を見ると親子丼のようなものがある。
タイ料理を醤油を使って作ったのだと思った。
「この料理の名前は何と言うの?」
「知らないわ。適当につくったから、名前はないわ」
流行の綺麗な言葉で言うと創作料理だ。
鶏肉と卵だから、親子丼に近いな。
名前はないけど、ケッコー美味いよ。
和風?に作ってあるので、ちょっと塩っぱい。
タイの料理は唐辛子が沢山入るので塩分控えめだが、日本の料理
は塩分が多い。毎日が和食の人に、「和食は塩っぱい」なんてこと
を言ってもわからないだろうな。
食後にコップ一杯の水を飲んだ。

2009/4/24

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パパイヤのタイカレー

タイカレーを作るにはココナッツミルクが必要だ。
水っぽいココナッツミルクの缶詰がまだ残っていた。
これを使い切らなくてはいけない。
時間をかけて水分を飛ばせば、濃厚な味になる。
肉とパパイヤのタイカレーができつつある。
カレーの臭いが家中にひろがる。
タイカレーは俺の好物だから、これはいい匂いだ。

初めてタイカレーを食った時、俺は「なんだこの味は?」と思った。
それが今は美味い、好きだとなっている。
好みは変化する。好きだったラープは近頃、余り食べなくなった。

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俺たちはパパイヤを熱帯果実として食べる。
このボケた柿のような味の果物を異国情緒溢れる果物と感じている。
タイ人は未熟なパパイヤを果実ではなく、野菜として使うことが多い。
その典型的な使用例はソムタム、パパイヤサラダだ。
こうして未熟なパパイヤをタイカレーに入れると美味いもんだ。
よく煮込んだパパイヤは口のなかでとろける。

2009/4/22

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コップの水

俺は食後にコップ一杯の水を飲む習慣は余りない。
タイ人は必ず水を飲む。日本人はお茶なら飲む。
俺はその習慣を唐辛子のせいにしている。
タイ料理は唐辛子で辛いから水を飲まないと胃袋が唐辛子でやら
れる。それを緩和させるために水を飲んで胃袋の中の唐辛子濃度
を薄める。そのように俺は解釈している。

食事が終わるとヌチャナートは「水を飲みなさい」といつも言う。
間違ってもお茶を入れることはない。
タイの屋台などで料理を注文すると「お水は何にしますか?」と
聞いてくる。普通の水、コーラ、ビール・・・・など、どれが良いか
聞いているのだ。

JRの売店の売り子さんで、駅弁を買う客に
「お茶はいかがですか?」「お味噌汁をおつけしますか?」と必ず
聞いて売り上げを伸ばした女がいる。
タイの屋台の場合、「お水は何にしますか?」と聞くのは売り上げを
伸ばすためではない。食後には誰でも水を飲むから、二度手間を
省くために聞いているのだ。JRの売り子さんとは状況が違う。

俺がタイの屋台に入ったら、水を注文するか?
外を歩いて暑くて喉が渇いている場合は水を注文する。
それほど喉が渇いていない場合は注文しなかった。
それは昔の話だ。

料理を食べた後に水を飲むのは、昔からのタイの習慣だ。
俺はその習慣を辛い唐辛子のせいにしているが、間違っているかも
しれない。おそらくタイ人もなぜ食後に水を飲むのかわかっていない。
長い長い食事の歴史の中で、食後にコップ一杯の水を飲むと体に
いいと知っているから水を飲むのだ。理由がわからなくともタイ人が
やっているように、タイでは食後に水を飲む方が良さそうだ。
俺の食習慣にないが、タイでは食後は水を飲むようにしている。
普通の水は当然、ペプシやコーラより安い。
安い水を飲むとケチと思われるのではないかと思い、コーラなどを
注文していた。コーラには砂糖が沢山入っている。
暑いからコーラなんて何本も飲んでしまう。
最近は、ダイエットの為に、コーラは注文しない。
ただの水を注文することにしている。

2009/4/24

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2009年4月22日 (水)

ローストビーフ ヌアヤング

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最近、あれだけ好きだったナムトクを食べなくなった。
「ねぇー、この牛肉だけど、どうする?ナムトクにする?」
「・・・・」
「最近、ナムトクを食べなくなったわね。それとも焼く?」
「うん・・・・」
「ヌアヤングにするわね」
「うん・・・」
特にこれが食いたい、あれが食いたいというのがないから自然、
返事も気のない返
事になる。ヌアヤングというのはタイ語で、これを
英語にするとローストビーフだ

小さな牛肉を上手に焼き上げた。
外は焼けており、中からは肉汁がでる。
これに、生シイタケを焼いたものが付いている。
ここまでは西洋料理もタイ料理も同じだ。
香辛料とタレの違いで料理の名前が変わってくる。
ホースラディッシュを使えばローストビーフで、唐辛子を使えば
ヌアヤングだ。ウチは当然、唐辛子とナンプラだから、ヌアヤングと
いうことになる。

牛肉を焼き上げたら唐辛子・ニンニクとナンプラで食べてごらん。
一味違った美味さがあるよ。
食べ方を変えると、発想が変わり、百万ドルのアイデアが浮かぶよ!
保証はしないけど。

2009/4/21

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鰺の塩焼

この塩焼はごくごく普通の鰺の塩焼だ。
塩漬けにしておいたプラケムではない、生の鰺だ。
生の鰺に塩をかけて焼いた一膳飯屋で食う料理と同じだ。

適度な塩加減でうまいのだが、俺はこの魚の出し方が気に食わな
い。焼き魚を出す場合、頭は左にあって、腹は俺の方を向くことに
俺はこだわるからだ
。一匹は俺のこだわりに合っているが、他の
二匹は違っている。それが気に食わない。

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こんな小さなことでも文化の差について考えるものがある。
こういうことがあるから、外国人と一緒に生活するのも面白いのだ。
タイ人はあまり盛り付けにこだわらない。
「美味しければいいのよ。」「食べられればいいのよ」
そんな感じだな。
多分そんな考え方が根底にあるからだろう、タイ料理の盛り付け
には繊細さがない
。日本人の目から見ると、そんな風に見える。
これはタイ人が持っている、タイ人が感じている繊細さを日本人の
俺にはわからな
いのかもしれない。
「この微妙な差を日本人はどうしてわからないのだろう?」
なんて考えて、タイ人は「日本人は鈍感だ」と感じているかもしれ
ないな。

今はまだ魚の向きなどを気にしているが、味の好みなどがタイ化
すると「もうそん
なことどうでもいい!」なんてなるのかな????

2009/4/20

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赤くなる海老

海老や蟹は熱をかけると赤くなる。川海老に塩とニンニクを加えて
保存しても赤くなる。熱をかけないのに赤くなるので不思議に思い
調べた。
そうしたら、海老は死ぬと赤くなるのが普通なのだそうだ。
海老が生きている間は色素成分が蛋白とくっついているので発色
しない。熱で蛋白が変性して色素と離れると赤く発色する。
これが海老や蟹を加熱すると赤く発色する機構だ。
要するに色素と蛋白が離れれば赤くなるのだ。
塩漬けにされた海老の蛋白も変性して色素成分と分かれるので、
熱をかけなくても海老は赤くなる。

この海老はだんだん悪臭を放つ。とにかくくさい。
そのくさいにおいはおいしそうなにおいだとタイ人は言う。
これをソムタムなどに使う。
「美味しいわよ。食べる?」ヌチャナートは悪戯っぽく聞いてくる。
「イラネーよ!」
赤く染まった海老をヌチャナートは嬉しそうに見ている。

2009/4/19

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2009年4月19日 (日)

ココナッツの柄杓

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これはウチの料理ではないが、食べ物に関係があるので掲載する。
多くの食品容器はタイでもプラスチックになっている。
薄汚れた屋台の料理は瀬戸物の食器でだされることはない。
ほぼ間違いなくプラスチックの容器で出される。
何年も使っているのだろう、ナイフで出来た擦り傷が沢山ついた
皿で料理をだされることもしょっちゅうだ。

プラスチック皿なんてなかった時代はカオパットのような汁気の
ない料理はバナナの葉に乗せてだしていたのだろう。
数年前までは大きな貝殻で作った玉杓子がタイの市場にもあった
と記憶している。貝殻の玉杓子を求めてタイの市場を歩き回った。
もう何処にもない。ココナッツの柄杓ならあった。この柄杓は研磨
されていない。その素朴さに魅かれた。ココナッツの殻を研磨する
とピカピカになる。白っぽい縦筋が浮かび上がる。
その筋は一つずつ異なる。こんな柄杓も今日はあるが、数年後に
は作る人もいなく、安いプラスチックに変わってしまう。
今これを求めておかないと、手に入れることはできなくなる。
そんな恐怖に囚われて、研磨されているものと、研磨されていない
ココナッツの柄杓を求めた。実用性はあるけど、使っていない。
タイの民芸品として飾ってある。

そのうちにタイ人がこれを見て「ワァー、懐かしい!」なんて言う
だろうな。

2009/4/19

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この料理なーんだ?

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これはタイ語でパッカパオゴップと言う料理だ。
作っている時は唐辛子の煙でくしゃみがでて大変なんだ。
でも食うとその美味さで作っている時のくしゃみなんて忘れてしまう。
「おお、タイ料理を食っているな」という感じがする。
味と言い香りと言い、和食にはない味わいだ。
この写真を見て、食ってみたいと思うでしょ。
柔らかな肉で食べやすいよ。
食べ終わってから、この素材を紹介する。
これが素材です。
なんだかよく分からない?よーく見てください。
カエルです。
「えっ!あの田圃にいる蛙ですか?」
そうです、あのカエルです。

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これを食べながら、ゲテモノってなにか考えてしまった。
日本人にとって蛙なんてゲテモノだ。気持ち悪い食べ物なんだが、
タイ人にはごく普通の食べ物だ。
鯛や鯖は日本人にとってもタイ人にとっても普通の魚だ。
鰻も普通だが、泥鰌にな

るとちょっと違う。泥鰌を食べる日本人もいるが、食べない日本人
もいる。ちょっと変わった食べ物というのが泥鰌の位置づけだろう。
蛙はタイ人にとって日本人の泥鰌のようなものだろう。
鯨や鮫を日本人は食べるが、タイ人はそれらをゲテモノと考えて
食べない。こう考えるとゲテモノなんてなんだかわからない。

2009/4/19

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