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2009年6月18日 (木)

辛い物だぁーい好き

辛い物が好きだという人が多い。辛い物の代表はなんと言っても
唐辛子だ。唐辛子が沢山入ったタイ料理は辛いから好きと言う。
日本にあるタイ料理屋さん、バンコックで観光客が多い店の味は
タイ人向けの味付けとは違っている。辛味を抑えていると見ていい
だろう。
そんじゃぁー、タイ人が辛い物を食べる時にはどの位の唐辛子を
使うのか知っていますか?

タイの唐辛子で辛いと言われているのがプリッキヌーだ。
プリッキヌーの乾物があった。

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インゲンのソムタムを作るのに、プリッキヌーを無造作に袋から取り
出している。日本人なら、1,2本を指で摘んで取り出すか、慎重に
数えながら取り出す。
あまりにも無造作に唐辛子を取り出すので、俺は何本の唐辛子を
取り出したのか知りたかった。
ヌチャナートの手を休ませて、唐辛子を数えた。
俺が唐辛子を数えているのに、ヌチャナートも興味を示した。
「何本入っていた?」
「全部で21本だよ」
できあがったソムタムはたったこれだけだ。たったこれだけの
ソムタムに21本の唐辛子が入っている。これは一人前の量だ。

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ちょっと味見して「ウッ!辛ぇー!」と言う程度の食べ方ならできます。
これを肴にビールを飲み、飯のおかずにすると話は違ってきます。
プリッキヌーを1本食べただけでも、日本人はヒイーヒイー言う。
どの位、このソムタムが辛いか想像できますよね。殺人的辛さです。
うっかりタイ人に辛い物が好きだなんていうと、彼等の感覚で辛い
料理を作ってしまいます。これを知ったなら、辛い物が好きだなんて
タイ人の前で言えなくなるでしょ。

2009/6/17

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ゲンヘット 茸スープ

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「ねぇー、これで百円よ。安いでしょ!」
大きな袋に入った茸を見せた。こういう時、女はとても嬉しそうな顔
をする。
「そうだね」
「ゲンヘットを作るけど、食べるでしょ」
安く売っている野菜はそれなりの理由がある。買ったら直ぐに熱を
かけるとか、塩漬けに
するとか加工をしないとダメだ。
そのままでは保存が利かない。こうしてスープにしちゃえば安心だ。
「うん」軽く返事をしておく。
スープに酸味をつけるために、今日はタマリンドを使った。
「あら、いい味よ。味見してごらんなさいよ」
味はよいのだが、魚のにおいがする。また醗酵した魚を使ったの
かな?俺の反応を見ていたヌチャナートが言う。
「どうしたの?不味いの?」
「不味くはないが、魚のにおいが強いね。くさい魚を入れたの?」
「これを加えただけよ。」粉末の和風だしを見せる
魚のにおい隠しに香草をいれたようだ。
これなら、美味しく食べられる。
茸がたっぷり入ったスープを楽しんだ。

2009/6/17

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2009年6月17日 (水)

ムウヨー 豚の鼻か?

バナナの葉で豚肉を包み、蒸しあげたムウヨーという食べ物がタイ
にある。肉製品なのに常温で売られている。生肉でも魚でも常温で
売られているから、肉の加工品
が常温で売られていてもタイの常識
ではおかしくない。

俺がムウヨーを旨いと言って食べているのを見た近所の男が、
気持ち悪そうな顔をして言
った。
「それな、豚の鼻で作るんだよ」
指で自分の鼻を持ち上げて豚の鼻のようにしている。
「ふーん、でもうまいよ。豚の鼻で作っても旨けりゃ良いよ」
俺が話を聞いて、食べるのを止めると思ったのに、俺は平気な顔を
して食べ続けている。男は気落ちしたようだ。
原料が本当に豚の鼻なら、豚一頭を丸ごと食べることになる。
それが命をくれた豚への感謝になる。
この話は「味の素はヘビの骨」という噂に似た話だなとその時感じ
た。

最近、ウチでは鶏肉のハムを作っている。腿肉や胸肉などいろいろ
試している。自家製鶏肉ハムをタイ人二人に出したら、旨いという。
「旨い」という人々の評価なんてあまり当てにしないほうがいい。
本人の前で不味いと言える勇気ある人はすくない。
二人ともこの作り方を聞いてきた。
作り方を知りたいという位なら、まあまあよい評価だろう程度に考え
ておく。
どうやらタイ人の嗜好にあった味付けになっていると思われる。
今回は鶏挽肉でソーセイジを作った。これもハム同様にいい味に
仕上がっている。ヌチャナートは旨いと言いながら食べていたが、
何かを考えている様子だった。
「あらっ、これってムウヨーの味に似ていない?」
「ああ、そういえば似ているね」
鶏肉を豚肉に代えればムウヨーの味に近くなるはずだ。
バナナの葉があればムウヨーを日本で作れるな。

2009/6/17

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2009年6月16日 (火)

えのき茸のスープ

肉を焼いた。スープが欲しいか聞かれた。
それほど、スープが欲しいとは思わなかったが、水気があるほうが
飯を食いやすい。
思い直して、スープも作って欲しいと頼んだ。
「茸のスープでいい?」
「ああいいよ」
先日、買い込んだえのき茸を直ぐに醤油で煮込んで保存食にして
ある。これをこのまま食べても旨い。
今日はこの茸をスープの具にした。
茸の香りがいい。この香りだけで食欲がでる。
青い葱の色も味を引き立てる。
お湯に出汁、茸と葱を加えただけの簡単なスープだが、いい味だ。

2009/6/14

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パットマクワ 麻婆茄子タイ版

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美味しそうなにおいが漂ってきた。何かなと食卓を見ると茄子の
炒め物があった。
「この料理の名前はなんというの?」
「パットマクワよ」
茄子の炒め物と言う意味で、名前に面白みがない。
料理の名前と言うものは何か面白みがほしいな。
麻婆豆腐とか麻婆茄子という名前の由来は「麻(マー)という婆さん
が考案した料理」だからという。嘘でも本当でもいい。
こんな由来があると料理を食べる楽しみが増える。
この茄子を食うと、旨いのだがやたらと油っこい。
ナムプリックと一緒に食べると辛味がでてもっと旨くなる。
日本でいう麻婆茄子のタイ版と言える。
「唐辛子と一緒に食べるとうまいね」
「あっ!いけない。唐辛子をいれるのを忘れていたわ」
やっぱりそうだったのか。

2009・6・16

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レモングラスに似た

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外国で新しい物、珍しい物をみると、必ず母国の何かと結びつけ
る。例えばアルゼンチンに高くて目立つ山があったとする。
それを見た日本人はアルゼンチン富士なんて呼んでしまう。

道端にススキが生えている道をヌチャナートと歩いていた。
ススキはタイに有るかどうか知らない。
ススキに似たような草をタイで見たが、それがススキかどうか知ら
ない。北部の高い山の上ではタイでも気温が低いからススキが生
えているかもしれない。
「これレモングラスみたいね」ススキの葉を指していう。
「ああそうだね」
ヌチャナートもススキをタイでよく見る物に結び付けている。
俺はにやっと笑った。
レモングラスはウチの料理にはよく使う。
ススキにレモングラスと同じような香りがあるかどうか試していない。
多分、ないでしょう。ススキを素手でいじると手を切るから危険なの
で、においを試していない。もし、ススキにレモングラスに似た香りが
あれば、日本人はススキを料理に使っていたはずだ。

2009/6/16

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即席麺をタイ化する

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インスタントラーメンがある。これをそのまま食べても面白くない。
タイカレーもある。この二つを組み合わせたならどうか?
面白そうな味になりそうだ。
さっそくタイカレーを手鍋に入れた。このままではどろっとし過ぎる。
水を加えて火にかけた。
薄めたタイカレーが熱くなった。味付きのインスタントラーメンを加え
てしばし待つ。
味見をしたら、タイラーメンの味になっている。

ウチの場合は本物のタイカレーが直ぐにできる。
日本の家庭ではそうはいかない。
缶詰のタイカレーを使って同じ事をやれば、即席のタイラーメンが
出来上がる。
これをタイ人にだしたならどんな反応をするだろう?
擬似タイラーメンかもしれないが、屋台で食べたタイラーメンの味
を思い出すことができる。

2009/6/15

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箸の長さとタイの箸

箸のパンフレットがあった。そこに知らない字が書いてあった。
「咫」という字だ。これ、読めるかな?
これは「あた」と読み、長さの単位だ。
このパンフレットによると、「咫」は親指と人差し指を広げた長さが
「一咫」だ。箸は「一咫半ひとあたはん」が使い易い長さとなって
いる。従って子供の成長につれて正しい長さの箸を求めることに
なる。

タイではそんな繊細なことを言わない。
大人も子供も中華料理店でよく見るぶっ太くて長い箸を使っている。
箸に竜などの彫り物があって赤や緑で色付けされていることもある。}
屋台などの箸は使っているうちに色もなくなっている。
プラスチックの棒と思えば良い。
俺が経験したタイ庶民の家庭には日本にあるような綺麗な色や
模様の箸はない。富裕階級の家庭では象牙に彫刻を施し金銀で
装飾した箸なんて使っているかもしれない。

日本の家族の場合はこの箸は誰の物と決まっている。
タイではそんな決まりはない。
誰もが手じかにある二本の箸をとって食べる。

手元の色が異なる箸を何膳かタイに持って行った。
こんな箸はタイにはないから、喜ぶかなと思ったが反応はいまいち
だった。箸は物を食べる道具だから、箸に使ってある色とか描か
れた模様にタイ人は気を使わないようだ。

俺の好きなタイラーメンを作ってくれた。
いつものように手じかの二本の箸をとってラーメンにそえてある。
出された箸を見ると、一本は赤でもう一本は緑だ。
赤色の箸を二本揃えて一膳とする考えがない。
箸を対にして使うという考えも、色を揃えた方が美しいとも考えない。
習慣の差を面白いと感じた。色の違う箸でタイラーメンを食うと
なんとなく落ち着かないのが日本人の感覚だ。

2009/6/15

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食物と健康広告6169

今回の広告をみて、面白いことに気付いた。今までは何を食べると
何に良いと具体的な食品の名前が書いてあった。
今回は広告の中に食品とは書いてあるが、食品名が書かれて
いない。どの食品か知りたかったなら、広告にある本を読まなくて
はいけない。
それから、気のせいかもしれないが、最近は「これを食って健康」
「あれを食ってダイエット」という広告が少なくなった。

「健康365」誌 2009年8月号 ㈱エイチアンドアイ

白内障の名医が開発!目のかすみ、まぶしさが消えたと評判の
「新視力若返り食品」は老眼・白内障の特効薬
本を読まないと具体的な食品の名前はわからないでしょ!

高血圧の人も安心 食べる養毛剤「シルク微粉末」で髪が数ヶ月
で生える!太く・黒くなる!
シルクというのは蚕だ。蚕を食べる地域もあるし、宇宙食として検討
されているから、食品の仲間と捉えている。

「わかさ」誌 2009年8月号 わかさ出版

高血圧の9割は体質改善でらくに克服でき 
第一は心臓虚弱を正す肩上げ
第二は腎臓虚弱に効くウーロン茶

高血圧の上も下も強力に下げ低く安定!大学教授も驚く凄い
降圧効果がメロンに見つかった

減塩で血圧の下がる人と無効の人に分かれ
あなたはどちらか
一番の減塩法は何かもわかる新辞典

「ゆほびか」誌 2009年8月号 マキノ出版

つらい夏冷えも胃の不調・むくみ・夏バテも撃退!
お手軽レシピーカードつき!
「ネギ・ショウガ・ニンニク」夏の超活用レシピー

「壮快」誌 2009年7月号 マイヘルス社・マキノ出版

アメリカの人気女優は7キロ減!
有名デザイナーは18キロ減!
食べるほどやせてくる
生食ローフードで
20キロ19キロ楽やせた!
17㌢16㌢腹囲が縮小
血糖値、血圧が正常化、体臭、口臭も消えた
これも本を読まないと、何を生で食ったらいいのかわからない。

お笑いコンビが11キロやせた
<夜キャベツ>で25キロ22キロ速やせた
ひざ痛、不眠、不整脈も治ったと騒然

大音量の耳鳴り、めまい、難聴、腰痛が改善
記憶力も向上した!
<ハチの子の粉末>

2009/6/16

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2009年6月15日 (月)

薬膳:西瓜と利尿

「日本の西瓜は甘くて美味しいわ」嬉しそうに西瓜を食べている。
厳密に比較したわけではないが、タイのホテルで出る西瓜は甘くて
美味しくて日本で食べ
るものと遜色がない。日本の冬にタイを訪れ
た日本人観光客が
「冬に西瓜をたべられるな
んて!」と感激しながら西瓜を食べてい
た。日本人観光客はタイの西瓜は不味いなんて言
っていなかった。
庶民が市場で買う西瓜は外人観光客が泊まるホテルの西瓜より
甘くないのかもしれない。日本の果物は確かにリンゴでも葡萄でも
昔より大粒のものがでておりしかも甘い。
エレクトロニクス、自動車産業だけでなく日本の農業技術水準は
高い。

「タイでは綺麗な野菜は薬を使っているから危ないわ」
そう言いながら、デザートとしてスプーンで西瓜をほじくっている。
野菜がどうの、西瓜がこうのと言った他愛ない話を続けていた。

ヌチャナートがふと漏らした言葉は聞き捨てならなかった。
「西瓜を食べると、オシッコがよくでるのよ」
西瓜を食べるのは水を飲むのと同じような物だ。
喉が渇いている時、立て続けにコップ二杯の水は飲めるが三杯目
の水は飲みずらい。甘くて香りがいい西瓜ならコップ二杯ほどの水
を知らずに飲んでいるかもしれない。
水を大量に飲めばトイレに行く。でも一回行けば充分だ。
西瓜に利尿作用があるというのは初めて聞いた。
利尿作用というのだから、大量の尿がでる、或は何度もトイレに行き
たくなることだ。
西瓜を食べるとオシッコがよくでるという話はヌチャナートの個人的
経験則かもしれない
。個人的経験則と言っても、ヌチャナートはエイ
リアンでも宇宙人でもない普通のタイ人
だ。他のタイ人、日本人も
西瓜を食べると排尿が促進することをたぶん経験しているが、
西瓜
と排尿の関係を認識していない。俺もそんなことを知らなかった。
個人差があるかもしれないが、ヌチャナートの経験則はタイ人にも
日本人にも当てはまる
と思う。西瓜には排尿を促す何かあるのだ。
腎臓結石があって、排尿で結石を押しだすことが大切な人は西瓜
を食べるといいのかもし
れない。

2009/6/14

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2009年6月14日 (日)

トムセープ ハチノスのスープ

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「あら、これ何ぁーに?」
なんだが見慣れぬものがスーパーにあった。
ラベルを見ると、ハチノスと書いてある。
俺が知っているハチノスは灰黒色で玄関マットのような模様をして
いる。これは白くて細長い。ハチノスと言われて見ると玄関マットの
ような形をした部位もある。ハチノスは牛の胃だ。
多分このハチノスは胃の入口か出口、或は子牛のものだろうと
考えた。ハチノスなんてタイ語は知らない。
「これは牛の内臓だよ」と説明した。
タイで売っているハチノスは大きいままだ。こんな小さなハチノスは
タイでは見ないという。内臓なんて日本ではホルモン焼や煮込み
でしか食わない。これがタイではいろいろな料理に使う。
どちらかと言うと日本では内臓は下等な肉だ。
それがタイでは内臓を下等な肉とは看做していない。
違う味の肉という感覚で内臓を食べている。
「これ、買いましょうよ」
ハチノスをレモングラス、コブミカンの葉と共に煮込んだ。
薄荷の葉と葱をのせてだす。レモン汁を加えてかき回す。
ハチノスをとっては唐辛子ソースにつけて食べる。
モツ特有なにおいはない。
しこしことした歯応えが食っていて面白い。

2009/6/13

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スクノーマイ 筍サラダ

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これは筍サラダとでも言う料理だ。タイの筍の缶詰がある。
缶詰だから、筍は柔らかい。フォークで筍をこすると、筍の千切りが
できる。何故か、千切りを作るのにナイフを使わない。
いつもフォークを使う。筍に香草を混ぜる。色気はちょっと悪いが、
食うと旨い。俺はちょっと口に入れた。
「うん、いい味だ」と感じた直後に食うのを止めた。
口から鼻に抜けて軽い香りがしたからだ。
ヌチャナートが加えたタガメエキスの香りだ。
このエキスは果物のような軽い芳香がある。本当に芳香と言える
よい香りだ。アイスクリームやケーキにも使える香りだ。
タガメの香りだと知らなければ、俺は喜んで食っている。
これが宮廷料理だと言われれば、「さすがタイの王様」と思って
しまう。素晴らしい香りだ。でも俺はあのゲンゴロウの親分のような
虫の香りだという偏見があるので、食わない。

2009/6/13

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