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2009年7月18日 (土)

唐辛子ペースト

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嬉しそうに笑いながらヌチャナートが近づいてきた。
手には野菜が入ったポリ袋を持っている。
「ねー、サミイ!これ見てよ」
見るとポリ袋には青い唐辛子が一キロ弱 入っている。
「これ安いでしょ!」
安い買物を見つけてヌチャナートは得意満面だった。
何処の国の主婦でも安い買物を見つけると同じ顔を見せる。
幾ら安いからと言っても、日本の家庭では一キロも唐辛子を使い
切れない。買っても大部分を腐らせてしまうから、誰も手をださない。
生唐辛子の一キロなんてウチではどうと言うことはない。
「日本の唐辛子だから辛くないわよ」

唐辛子とニンニクその他を混ぜてペーストを作った。
こうなるともう唐辛子は腐ることがない。
味見をすると、唐辛子の香りがふわっと出てくる。
ペーストだから見た目はあまり美味しそうに見えないが、
このペーストを熱い飯の上に乗せると、他のおかずは必要ない。
本当にこれだけで飯が食えてしまう。
日本の唐辛子だから、辛くないとヌチャナートは言う。
最初のうちは俺も辛いとは思わなかった。
食っているうちにちょっとピリピリしてきた。
タイ料理に慣れていない人がこのペーストを食べたならこれは充分
に辛い食べ物だろう。

2009/7/18

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ウルメ鰯

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思うことがあってカタクチイワシを探していた。
「カタクチイワシがあったら、教えてね」
とヌチャナートに頼んでおいた。
「サミイ!ここに大きい鰯があるわよ」
見るとウルメ鰯の干物だった。
俺は食生活を変えようと思っているのだが、なかなか難しい。
これはいい機会だ。肉より魚を食おう。そう思ってウルメ鰯を買う
ことにした。魚ならなんでも大好きというヌチャナートはウルメ鰯を
喜んで買った。

鰯の干物だから焼くところまでは日本人もタイ人も同じだ。
日本人はこれにちょっと醤油を垂らして食べる。
この食べ方も旨い。
ウチでは唐辛子ペーストをつけて食べる。
唐辛子ペーストはもちろん自家製だ。
異端な食べ方だが、この食べ方もいいもんだよ。

2009/7/18

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2009年7月17日 (金)

野菜炒めタイ流

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もっと野菜を食べなくてはいけないと自分でも思っている。
「野菜を食べなくちゃダメよ。これを食べなさい!」
野菜炒めを作ってくれた。
見た目はラーメン屋で食べる野菜炒めと変わりがないが、
オイスターソースを使っているから味は違う。
フライパンに金属のヘラが触れる音がする。
カチャ!カチャ!カチャ!シュッ、シュッ!
忙しそうに、野菜と肉を掻き混ぜている。
美味しそうなにおいが出てきた。
「出来たわよ!早く食べて!」
俺はパソコンから手を離せない。
料理が出て来た時にはピーマンは見事な緑をしていた。
写真を撮ろうとしたら、もうピーマンの色が変わっている。
「ああ、パソコンの手をちょっと休め、もっと早く写真を撮るべき
だった」なんて反省しても、もう
遅い。
有り合せの野菜をこうやって炒めて食べるタイの味もいいな。

2009/7/16

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生野菜とタイ人

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生野菜をタイ人はよく食べる。野菜は肉に比べて安価なのはタイ
でも同じだ。安価だからだろうか?
屋台で食事をすると、「どうぞご自由に」と笊に入れた生野菜をだす。
西洋風にドレッシングをかけたサラダなら俺も生野菜を食べる。
しかし楔形に切った生のキャベツとか生の豆もやしなどをだされて
もお付き合い程度にしか食わない

ここに生野菜がある。これはこれから調理するための素材ではな
い。このまま生で食べる物だ。
俺もそれを食べるつもりだったが、この野菜はどう見ても素材なの
で食べ忘れた。何処からどう見ても俺達には生で食べる野菜に見
えない。気がつくと、ヌチャナートが一人で全部食べてしまった。

2009/7/16

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唐辛子の焙煎

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唐辛子を焙煎するなんてことを日本人はやらない。
俺達日本人の唐辛子の食べ方を考えてみた。
まず生の唐辛子を食べることはない。
しし唐は生の唐辛子だが、これを生で齧ることはない。
たいてい焼くとか天麩羅にして食べる。
保存がきくように赤く熟してから乾燥させる。
これを刻んだり、粉にしたり、粉を山椒などと混ぜて七味唐辛子と
して使う。
そう言えば、七味唐辛子のようなものはタイにあるかな???
見たことがない。これだけ唐辛子を多用する民族だ。
もしかするとタイの何処かに七味唐辛子はある。
興味あるな。

タイ人は唐辛子を焙煎して使うことがある。
忍者が目潰しに唐辛子を使うくらいだから、唐辛子を焙煎したなら
どういうことになるか想像がつく
だろう。
家庭用にこんな少量を焙煎しただけでも凄い煙がでる。
業務用だとどういうことになるか、わかるでしょ。
この煙を嗅ぐと必ずくしゃみをする。
焙煎している間、猫のサダムは何処か安全な場所に逃げて行く。
鍋を見ると白い物が見えるのに気付くだろう。
これは塩だ。塩を使う理由をヌチャナートに聞いた。
「塩を使うとにおいが少なくなるのよ」
おお、なるほどとその時は思った。
加熱された塩と唐辛子のにおい成分が化学反応をするのだと一人
で納得した。待てよ!本当にそうかな?
唐辛子を鍋に入れて焙煎すると、唐辛子から油がでて、鍋にくっつ
き、焦げやすくなる。
塩を入れることで、唐辛子が熱い鍋に直接触れない。
唐辛子は鍋に直接触れないので、唐辛子は鍋にくっつかない。
熱い唐辛子からでた油を塩が吸い込む。
油が直接鍋に触れないから、においを抑えることになるのかな。

唐辛子を焙煎する時、塩を入れるのは焦げ付きを減らし、においを
抑える昔からの知恵のようだ。

2009/7/15

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タイ風に豚カシラを焼く

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俺は豚のカシラ肉をタイ風に焼いて食べるのが好きになった。
赤提灯の店で安酒を飲みながら、カシラ肉を食っていたが、
その時は、それほど旨いとは感じなかった。

「ねぇー、これどうしたいの?」豚のカシラ肉のことだ。
「焼いてくれよ」
どうやら、ヌチャナートの頭には別の料理があるようだ。
それはこの次にして、今日は焼いて貰うことにした。
「好きな方を使ってね」
唐辛子ソースが二種類でた。
どちらをつけて食べても美味しい。
「タイ人みたいね。唐辛子がないと食べないのだから!」
俺のこんな食べ方を見て、ヌチャナートは飽きれる。
ヌチャナートの知り合いの日本人の旦那は和食しか食わない。
誰もタイ料理を食べないのを知ると、俺が毎日タイ料理を食べて
いるのが不思議に見えるようだ。

赤提灯で出すカシラは醤油タレをつけて和風に焼いたものだ。
唐辛子なんて使っても少量しかつかわない。
ヌチャナートはナンプラや牡蠣醤につけたものを焼く。
それをどーんと唐辛子と一緒に食べるから旨いのかな?

俺が旨いと思って、お隣さんにこれを持って行っても、お隣さんには
辛すぎて食べられないだろうな。

2009/7/15

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これはダメ!

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ベランダから摘み取ったサラネーの彩りに魅かれて、一口食って
みた。タガメの良い香りがする。その他の味も良い。
申し分ない料理なのだが、俺は食わない。
この軽い芳香が虫の香りだと分かるので、それだけでイヤになる。
偏見です。
この偏見をとるには、夜店で売っているタガメの唐揚を食べなくて
はいけない。しかし、こんな大型昆虫を食べるのも勇気がいる。
タイ人は美味しそうにタガメを食べているのだが・・・・・。
俺にはダメだ。

タガメエキスの果物を思わせる香りは好きだ。
料理にこのエキスを使われると、「ああ、あの虫・・・・」と感じて食べ
られなくなる。

2009/7/15

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えのきだけの煮付

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こんな和風の料理も作るようになった。
醤油で煮付けただけの簡単なものだが、誰にでも受け入れられる味に
なっている。黙ってだしたなら、この調理人はタイ人だなんて思わない。
これをタイで作るなら、きっと唐辛子が入るのだろう。

2009/7/15

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メジナに瓢箪

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塩漬けのメジナを取り出した。
これを瓢箪と煮込む。
メジナを塩漬けにすることも日本では珍しい。
瓢箪を食べるのも珍しい。
その珍しい二品を煮込むと言うのも珍しい。
これはタイ人ならではの発想だ。
俺は煮込んだ魚は苦手だ。
俺用に魚の入らない瓢箪の煮込みを作ってくれた。
そういうと聞こえはいい。
ヌチャナートが食べる魚入りの瓢箪料理は豪華だ。
俺用の瓢箪料理は瓢箪の他に何も入っていない貧弱なものだ。

2009/7/14

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ガイピンと瓢箪

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鶏肉を焼いた。鶏肉はここにある唐辛子ソースを付けて食べる。
ウチではこの食べ方が普通の食べ方になっている。
日本人が何にでも醤油をかけて食べるように、鶏肉をナンプラに
つけて唐辛子を乗せてから食べている。毎日、毎食が辛い料理だ。
「よく厭きないね?」なんてよく聞かれる。
他人が質問するのならまだいい。ヌチャナートまでが
「ねぇー、タイ料理ばかりでいいの?」と飽きれたように聞く。
「うん、これが普通の食事なんだ。」これが俺の答えだ。
普通の食事になってしまうと、辛いのが当たり前の料理になって
しまう。毎日、味噌汁を食べても日本人は厭きない。
日本人にとってそれが当たり前の食事になっているから飽きがこな
い。それと同じだ。

鶏肉の他に野菜も食べなくてはいけない。
野菜は瓢箪を煮込んだものだ。
ヌチャナートは魚を入れて煮込むと言う。
俺には魚を入れないものを作ってくれたのだが、瓢箪以外に何も
ない。ヌチャナートの物と俺の物を比べると俺の物はみすぼらしい。
こんな形の瓢箪だった。

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瓢箪の皮を剥くとちょっと青臭いにおいが立ちこめる。
普段は嗅ぐことがないにおいだ。

2009/7/14

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2009年7月16日 (木)

食物と健康広告7169

食べ物と広告の関係を見ていると、面白いことに気付く。
流行があるのは知っていた。暫く見なかったものが復活することも
ある。どこまでが食い物なのか俺にはわからないが、俺の独断と
偏見で食い物と認定したものをここに掲載
する。
例えば山人参の葉なんて食い物かどうかはっきりしない。
でも人参というから俺は食い物に認定した。
細かい所にこだわらずに大きな流れをみていきましょう。
今回はトマトに注目が集まっている。一時はバナナが流行り品切れ
になった。トマトが値上がりし品切れになるかな?
不景気なせいかな、金がかからない水飲みとか白湯飲みなんて
健康法の広告が増えている。

「健康365」誌 2009年9月号 ㈱エイチアンドアイ

欧州では脳の薬「ニチニチ草」で記憶力や集中力が高まり耳鳴り・
難聴も改善と評判
この広告は何時頃だか覚えていないが、よくでていた。
最近、みかけないなと思っていたら復活した。

高い血糖値が食後も空腹時もすぐ下がり糖尿病体質・合併症まで
改善「新琵琶湖つゆ草」

血圧は50ミリ血糖値は100ミリも下げて動脈硬化を退けると評判
「日本山ニンジンの葉」

◆日本だけでなく海外でも医師がガン治療に使うと
「ハナビラタケ強化食」のガン改善力が評判

「わかさ」誌 2009年9月号 わかさ出版

脳も血管も活気づく こまめ水飲みで体の悩みが改善し脳梗塞
認知症を防ぐ水は水素水

百寿者に多くガン心臓病も防ぐ長寿ホルモン増やしで特効食は
高血圧も軽快するメロン

沖縄に勝る長寿地域の奄美で元気な70代80代がこぞって飲み、
ガン再発や高血圧を防いだ原動力は秘伝のキビ酢

糖尿病の怖い合併症は色の濃い食べ物に多い悪玉物質が原因と
わかり 防ぐ特効食はなんと緑茶ほか

「ゆほびか」誌 2009年9月号 マキノ出版

混ぜるだけ!美味さわやか!「トマト牛乳」ダイエット
人気料理家は39kgやせてリバウンド知らず!
便秘もシミも撃退!

「壮快」誌 2009年7月号 マイヘルス社・マキノ出版

アトピー、認知症も防ぐと新判明!
<トマト>で19キロスルリやせた
ひざ痛 脳出血が改善 イボも消えた

千葉麗子さんのキレイの秘密!
テレビで大反響!
白湯飲みで 17キロ10キロ9キロ速やせた
血圧血糖値が下がった!
むくみが取れて顔スッキリ!

2009/7/16

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2009年7月15日 (水)

鶏の唐揚と異臭

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俺が外から戻るとタイの屋台のにおいがしている。
「ヌチャナート、タイのにおいがするね」
「くさいでしょ?」
「いや、俺にとっては美味しいにおいだよ。ご近所はどうかな?」
「きっとくさいって言ってるわ」
そうかもしれない。
家に居たのではこのにおいがわからない。
外から家の中に入ると、明らかに普通とは違うにおいに気づく。
タイならあちこちからこのにおいがしてくる。
ごくごく当たり前のにおいだ。
このにおいを嗅ぐと腹がへっているのがわかる。
俺にはこのにおいと食欲が結びついてしまった。
パブロフの条件反射だ。

日本人がタイで味噌汁を作ると、ご近所に「日本の料理はくさい」
と言われる。周囲と違うにおいは悪臭なんだ。
俺が食欲を感じてしまうタイ料理のにおいはご近所にとっては
異臭、悪臭なんだ。

2009/7/14

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飴色のニンニク

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球根のようなニンニクを割って粒のようなものを取り出した。
その中に飴色をした粒があった。
通常は白だから、これは明らかに異常だ。
今まで見たニンニクの異常は青い芽がでたことだけだ。
こんな飴色の粒なんて見たことがない。
こうやって写真で見ると、まるで蜜柑の粒のようだ。
なんだか甘いキャンディーにも見える。
飴だと思ってこれを食ったら悲鳴をあげるだろう。
俺にとっては珍しいのでヌチャナートに見せようと思い、とっておい
た。ヌチャナートはそれを見て簡単に捨ててしまった。
「あのニンニクを見たかい?」
「見たわ。腐っているのよ」
つまらなさそうに答える。
「タイでも見るかい?」
「見るわよ。しょっちゅうよ」
ニンニクが飴色に腐るのは暑い季節か暑い気候の所だけで起こる
ようだ。

2009/7/14

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ザラメ

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俺達が普通見る砂糖は砂糖黍からとるものだ。これがタイでは
砂糖黍からとるものと砂糖椰子からとるものと二種類がある。
砂糖の色の変化を精製過程別に見ると黒から茶、白に色が変化
する。そこまでは日本にある物と変わらない。
「ああ、こんなもんか」程度にタイの砂糖に注目していた。
関心の程度はそのくらいだった。

ヌチャナートが何かに注目して驚いたような声をあげた。
「ねぇーっ!あれ、なーに?」
なんの変哲もないちょっと茶色みを帯びたザラメだった。
「砂糖だよ」
「・・・・」
砂糖だと言われても、分からないようだ。
「砂糖黍からとる砂糖だよ」
そう言われてもまだ分からないようだ。
どうやらタイにはザラメがないみたいだなとその時になって気付い
た。そういえばあんまり注目していなかったが、タイでザラメを使って
いるのを見たことない。あっても良さそうだが・・・・・。
少なくとも、ヌチャナートはザラメを知らないことは分かった。

ザラメを買い求め家で試食させた。
「うん、砂糖黍ね。美味しいわ」
ヌチャナートは菓子をあまり作らないから、これを普通の料理に使う
だろう。菓子作りが好きな人なら、このお菓子にはこの砂糖と決め
るもんだ。

ザラメなんて日本ではありふれたものだが、タイでは珍しいのかも
しれない。タイの市場を見て回り、いろいろな食材に注目していた
が、ザラメがあるかどうか気がつかなかった

2009/7/15

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2009年7月14日 (火)

ラオス風スープ

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このスープをラオス風スープと言っている。
俺にはこの料理の何処がラオスで何処がタイなのかわからない。
タイ人には区別がつくようだ。
俺たちが関西風の味、関東風の味の区別がつくように、タイ人には
タイとラオスの差がわかるのだろう。

スープは何処にも尖った味がない、丸くまとまった良い味になって
いる。ホアラパーの軽い香りが広がる。
鶏肉、朝顔、茄子といろいろな具が沢山入っている。

料理を食って、これはタイのどの地域の料理か分かるようになる
にはまだまだだな。

2009/7/13

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カオパットプウ 蟹炒飯

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冷凍の炒飯が店先に出ていた。これは業務用食品のようだ。
業務用食品の包装をばらして安売りしているように見える。
透明なパッケージには製品名、製造日、材料などの記載がない。
それらの表示はパッケージが入っているダンボールに書いてある
のだろう。このような売り方は法律で許されるのかどうかわからない。
俺は法律なんか気にしないで買ってきた。
この透明パッケージを冷凍庫に入れておく。必要な時に取り出して
レンジでチンをすれば直ぐに食べ
られる便利な品だ。

レンジでチンをしても食べられるが、フライパンで炒めた。
タイの習慣でカオパットには卵を入れる。
卵が入らないとカオパットではないと考えているようだ。
「レンジでチンをしたものより、美味しいわ」
たしかにその通りだ。

蟹と言っても本物の蟹は使っていない。カニボコだ。
俺たちはカニボコなんて言って安物扱いをしているが、タイ人は
カニボコが大好きだ。
カニボコはタイ製の寿司に堂々と乗るスシネタだ。

偽物の蟹炒飯だが飯がパラパラにはがれてよい感じだ。
レモンの絞り汁をかけて唐辛子と一緒に食べると、もう完全にタイ
料理になってしまう。

2009/7/13

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アンチョビーのお茶漬け

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スペイン産のオリーブ油漬けアンチョビーの缶詰があった。
これはタイ料理の食材に似ていると言っても分からないかも知れ
ない。アンチョビーはカタクチイワシを塩漬けにしたものだ。
海老、魚いろいろなものを塩漬にしたものがタイには沢山ある。
それら海産物の塩漬の一種とアンチョビーは位置づけできるから
ヌチャナートが気に入るはずだ。アンチョビーの缶詰はタイにもある
が、庶民の手の届かない高嶺の花だ。高嶺の花というより、庶民は
そんな物の存在を知らないというのが正しいと思う。
缶詰を開けた。
「食べてごらん。美味しいよ」
「あら、魚ね。あたし、魚 大好きなの」
味見をして、美味しいという。
俺は美味しいと言われても、外交儀礼と考える癖がついている。
「これはタイ人にも受ける味じゃないかな?」
「そうね、この味なら大丈夫よ。
タイ人ならこれを・・・・やって・・・・やって食べるわ」
なにやら、タイ人好みの食べ方を語っている。
俺が想像したとおり、アンチョビーはタイ人に受け入れられるようだ。

パッケージの中に美味しいアンチョビーの食べ方を書いた紙が
入っていた。その紙を見るとアンチョビーをお茶漬けにしても美味し
いと書いてある。
どんぶり飯にアンチョビーを乗せて、海苔、三つ葉を加えて、山葵を
入れてお茶をかける。
こんな食べ方は今までには考えられない異端な食べ方だ。
昔は西洋の食材は西洋風に食べるレシピーしかなかった。
これを使って西洋人はこのように食べますと言った、西洋料理を
紹介するレシピーばかりだった。今は西洋の食材を和風に食べる
レシピーが乗っているのが面白いと思った。
時代の変化だ。食の世界もグローバル化している。
和食の代表 寿司がタイに入り、日本人が想像できない寿司がタイ
で生まれている。
スペインのアンチョビーが日本に入り、スペイン人が考えられない
食べ方を日本人が発明する。
なんとも愉快な世界になったもんだ。

2009/7/13

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2009年7月13日 (月)

肉はもっと安くなる

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商店街の肉屋に豚カシラ肉があった。これを日本人はゲテモノと
バカにする。
タイの市場では豚の頭を丸ごと売っている。
豚カシラ肉の専門料理店があった。今度タイへ行ったらその店で
食事をと思っていた。次回、その店があった場所に行くと、もうその
店はなかった。タイではそんなことがよくある。
宝籤に当たった人が日本で言えば八百万の神に相当するピーに
感謝して豚の頭を飾り、お線香を立て
ていた。
肉食文化が長い国では動物の隅々まで食べる。
タイも例外ではなく、一頭の豚の頭から尻尾、血まで
食べてしまう。
豚で食べられないのは鳴き声だけと言う。
日本人も豚のロース、バラ、肩、腿だけでなく、豚のあらゆる部分を
食べると良い。カシラ肉を食べないから、その分をロースなどの価格
に上乗せしている。豚のどの部分からも価値が生じれば、肉の価格
は安くなる。エコロジーとか食糧自給率の向上なんて難しいことを考
える必要はない。食べられる物を全て食べればいいだけの話だ。
日本にも肉食文化が入って100年になる。
そろそろ豚一頭を丸ごと食べる文化に移行してもいい時期だ。
それが命をくれた動物に対する恩返しではないかな?

そうそう買ってきた豚カシラ肉をどう食ったか書かなくちゃいけ
ない。
「ねぇーっ!これ、どうやって食べるの?」
「・・・・」ヌーチャナートは黙って肉を見ている。
俺が考えなくともヌーチャナートが考えて料理してくれる物と思って
いた。
「揚げる?炒める?焼く?」
「焼いたのがいいな」
塩とニンニクで味付けしてグリルで焼いた。
真っ赤な唐辛子ソースをつけて食べる。
カシラ肉は脂があり旨い。硬くて赤い腿肉よりはるかにうまい。
グルメ番組でカシラ肉の特集番組をやれば、直ぐにカシラ肉は普及
する。カシラ肉他が高値で売れるようになると、ロース肉などの
値段が下がるはずだ。

2009/7/12

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メジナの塩漬

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メジナをヌチャナートが見つけた。
「あの魚、買いましょうよ」
黒いメジナを求めた時には、これをどう調理するのか考えが決まっ
ているようだ。家に帰ると早速、魚の処理にかかった。
手早く処理することが美味しさの決めてなのだ。
身に切れ目を入れて、鰭を落とす。尾鰭まで落としちゃった。
なんだか格好が悪い魚になった。
食べない、食べられない全ての鰭を落とす方が合理的だ。
俺たちには活け造りの習慣があり、まるで活きているかのような形
で皿にだす。鰭を落とし、身だけをだす合理的な食べ方にはなんだ
か抵抗がある。
「ねぇー、この魚パーニンに似ているわね。」
「ああそうだね」
言われて見れば色と言い姿と言いパーニンに似ている。

プラスチックの容器に塩を振ったメジナを入れて冷蔵庫で保管した。
魚から出た水が容器の中に溜まっている。
こうして塩漬けにすると腐ることはない。

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「魚、食べるでしょ?どうやって食べる?」
「うーん?!焼いて食べる」
「あたしは蒸すわ」
メジナの焼き物と蒸し物が出てきた。
俺が五月蝿いからかな、偶然かな魚は左向きで腹が俺の方を向い
ている。俺の教育の成果かとにんまりする。ヌチャナートの蒸し魚
は魚の向きなんて気にしていないのがわかる。
教育の成果ではない、偶然の産物だったのがこれでわかる。

塩味はちょうどいい。これに唐辛子ソースをつける。
辛味があると旨さが増すと思うのはタイぼけになっている証拠だ。

2009/7/13

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朝顔の味噌汁

英語では朝顔と言っているのに日本語の分類ではヒルガオ科に
なっている。朝だか昼だかよく分からないのがこの野菜、空芯菜だ。
俺は朝顔は炒め物にして食べる物だと思っていた。
ヌチャナートは味噌汁の具に使っているので驚いた。
日本人の発想にない料理だ。食ってみると旨い。
味噌汁なんてウチの料理にしては珍しい。
最近は味噌汁も上手に作るようになって、正直言って日本人の味
と変わらない。味噌汁に空芯菜を入れてごらん。
美味しいので驚くと思う。

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この味噌汁で俺が驚いたのは具だけではない。
器にステンレスのレンゲが入っていることだ。
日本人は味噌汁の椀に口をつけて食べる。
タイ人はそれを、はしたない、下品な食べ方と見る。
器に口をつけることは許されないから、スプーンで食べる。

ウチにも和食器のお椀はあるが、普段は使わないので何処かに
しまってある。お椀を探し出すのが面倒だから、いつも使っている
器に味噌汁を盛った。
そして、タイの習慣に従ってレンゲを入れた。
出来上がってしまった習慣を変えるのはいかに困難かわかる。

俺たちにとって味噌汁はご飯には必ずつけるものだ。
ヌチャナートにとって味噌汁は「ナムスップミソー」であって、スープ
の一種だから、ご飯の有無に
関係ない。
スープだからスプーンをつけるのが当然だと思っている。
味噌汁を食いながら文化・習慣の差に驚いている。

2009/7/13

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2009年7月12日 (日)

初めてのタイ料理

「まだ食べたことがないからタイ料理を食べたい」という日本人二人
がいた。
ヌチャナート達はタイ人の集まりにそのお二人をご招待した。
なにしろタイ人が自分達のために作った料理だ。
辛さも遠慮しない、タイの味そのままだ。
これがタイの味だといった料理ばかりだというよりそれしかない。
集まりから帰ってきたヌチャナートは言った。
「日本人は”辛ーい!”って言ってたわ」
「そうだろうね」
「それでね、何度もトイレに駆け込んだわ」
「・・・・」
「タイ人はトイレに行かなかったわよ」
そう言って笑っていた。

不慣れな辛いタイ料理を食べると腸が驚いて動き出しトイレに行き
たくなる。唐辛子が多すぎると腸が判断すると、腸は下痢を起こし
て唐辛子を出す。下痢で驚くけど不思議なことに腹痛がない。
これは腸が正常に機能している証拠だから心配ない。

タイ旅行を計画している人は楽しい旅を続けるためにトイレ問題を
計算に入れておく必要がある。それからトイレを意味する
「ホングナム」というタイ語だけは覚えておこう。
辛い食事の後は店のトイレで用を足しておくとよい。
日本のような公衆便所はタイでは少ない。駅、バスターミナルなど
には有料の公衆便所がある。料金
は3バーツ程度だ。
観光客の多い場所は英語でtoiletとか中国語で水房などと書いて
あるから分かりやすい。

町の中にも私設の有料便所はあるけど多くのトイレの看板はタイ語
だ。田舎で見かけた有料便所と案内看板をここに集めておいた。
参考になるかもしれない。
タイ文字が読めないと違いが分からず、どの看板も同じように見え
ちゃう。なんとなくトイレとトイレの看板の雰囲気は分かるかな?
俺達にはどうみてもトイレに見えない掘っ立て小屋がトイレのことも
ある。

http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-60bc.html

探している余裕がない、緊急事態ならこうしよう。
手近な店に入り、腹を押さえ、両足をバタバタさせて「ホングナム」
と言えばいい。直ぐにトイレに案内してくれるはずだ。

2009/7/12

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