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2009年9月17日 (木)

コアヌア

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牛肉をタイの香草で煮込んだものだ。
香草と言ってもウチで鉢植えにしてあるものを摘んできたものだ。
苦瓜の葉も摘んできてこの料理に入れてある。
ベランダで苦瓜を作るには工夫がいる。
苦瓜は蔓を上へ上へと伸ばす。好き放題に伸ばすと何メートルも
上って行く。俺は苦瓜の蔓を右か左に伸ばした。
左か右の端に達すると折り返すようにした。
それを繰り返すと小さなスペースで苦瓜を育てることができる。
俺は苦瓜の実を食べるために植えているのだと思った。
ところが違うのだ。実なんてどうでもいい。
実よりも苦瓜の葉が欲しいようだ。
旨いこと実が出来ればそれを食べる。既に一個の実を食べてし
まった。しょっちゅう、葉を摘んでは食べている。
これでは花が咲いても実が実らない。実っても育たない。
実なんて眼中にないから、どうでもいい。
苦瓜の葉がほしいのだ。

香草にはスイートバジルを使っている。
この甘味を感じさせる軽い香りが好きなんだ。
「うーん、いい香りだ」
でもこの香りは日本の料理には合わないだろうな?
人間の好みは変化する。でも、待てよ!
刺身のつまにスイートバジルが使われるようになるかもしれない。
寿司にマヨネーズが使われる時代だ。
刺身とスイートバジルの組み合わせも出てくる可能性がある。

コアヌアを食いながら、そんなことを考えていた。

2009/9/16

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小鯛の干物

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小鯛があった。安い物なら何でも直ぐに買い求める。
これに塩を振って一夜干しにした。
更に半生の小鯛を冷蔵庫で熟成させる。
熟成と言うと言葉が綺麗だ。本当は冷蔵庫にしまっておいただけ。
確かに熟成されて小鯛が美味しくなるのだが、臭いが酷い。
「これを焼きましょうよ。そうすれば日持ちもするし・・・・」
焼くと、クサヤのようなにおいがする。
ひでぇーにおいなんだが、食ってみると塩加減がよくて、よい味が
でている。日本人ならお茶漬けにしたくなる味だ。鯛茶漬けだ。
ヌチャナートには別の考えがあるようだ。
焼きあがった小鯛を部屋におくと、部屋中がくさい。
室外において更に乾燥させることにした。
それでもくさいものはくさい。
くさいのだが、味はよい。
この小鯛を使ってどんなタイ料理ができるのか楽しみだ。

2009/9/16

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箸と人間工学

俺は今まで箸の置き方について何の疑問も持たずにいた。
日本人は食卓の手前に箸を置く。
そして箸の先端の細い方を左に向けている。
食器は箸を置いた場所の上に置く。
中国の場合は箸の細い先端を自分に向けて置く。
食器は箸を置いた場所の左だか右に置く。
その位の差について気付いていた。
まあ、それは習慣の差としか考えていなかった。

日本の工業製品が売れるのは人間工学的によくできており、使い
易いからとも言える。箸の置き方を人間工学的に考えてみる。
多くの人は右利きだ。
日本式の箸の置き方だと、食事を始めようとして箸をとる。
左手で箸をとってから、右手に持ち替えて食事をしなくてはいけない。
右手を捻って、箸をとってもやはり箸を持ち替えなくてはいけない。
これが中国式の箸の置き方だと、すぐに箸を取って食事ができる。
人間工学的に見ると、中国式の箸の置き方の方が日本式の置き方
より優れている。

人間工学が発達している日本だが、食べやすいように箸の置き方
を変えようという動きはない。
出来上がって固定した習慣を直すというのは容易ならざることだ。

2009/9/17

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2009年9月16日 (水)

食物と健康広告9169

今日もまた広告の中に食べ物との関係を見ている。
ああもう一月がすぎたのだ。月日のたつのは早いなと思ってしまう。
今まではどの雑誌にもなにかしらこの食べ物は高血圧にいい、
糖尿病にいい、肩こりに効くという話
があった。今月号にはそんな
記事が掲載されていない広告があった。
この食べ物はなんに効くという話でも書き方が違う。
Xという食べ物がSという症状に効くというのなら雑誌AでもBでもC
でもそれを取り上げてもいいはず
だ。
まだ比較していないが、Xという食べ物がSという症状に効くという話
は特定の雑誌でしか取り扱
っていないような気がする。例えば
「ニチニチ草」が脳の活性化に役立つと言う話は「健康365」誌
だけ
が取り扱っていて、他の雑誌では取り扱っていないかもしれない。
気のせいだろうか、最近はこの食べ物が何に効くという広告が少
なくなった。

「健康365」誌 2009年11月号 ㈱エイチアンドアイ
欧州の認知症薬「ニチニチ草」は記憶力や集中力を高めて耳鳴り・
難聴が解消と全国で話題

「わかさ」誌 2009年11月号 わかさ出版
カレーをよく食べる人は脳の血流がよくアルツハイマーの発症率も
断然低いとわかりウコンを加えれ
ば効力最大

脳血管性の認知症ならイチョウ葉 アルツ型なら米ヌカがよく効き
進行を抑え回復例も続出

「ゆほびか」誌 2009年11月号 マキノ出版
水琴の音で幸運体質になるとか香水でどうのという記事だけで、
食べ物と健康の関係に関する記事の
広告はなかった。

「壮快」誌 2009年11月号 マイヘルス社・マキノ出版
インフルエンザ予防にもなる!うつ病も自律神経失調症も続々改善
した!治りにくい不定愁訴「首こり病」など一日で作れすごく美味
<豆乳ヨーグルト>で糖尿病高血圧が改善免疫力も向上

これは旨い!<青汁リンゴ>で宿便がドドッと出て13キロ、10キロ
やせた腰痛リウマチが大改善 白髪が消え43歳で妊娠

眼鏡なしで免許更新!緑内障、白内障の視力が復活!
老眼、飛蚊症に効いた!<アワビの粉末>

2009/9/16

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2009年9月14日 (月)

鰯のつみれ

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タイの田舎の村の中にバイクに乗った食い物売りがやってくる。
バイクは音楽をかけるか、何か音をだして到着を知らせる。
音を聞いて子供達が駆け寄る。つみれを注文するとその場で揚げ
てくれる。揚げた つみれをポリ袋に入れてソースをかける。
ポリ袋のつみれを竹串で突いて、ソースをからませながら食べる。
感激する味ではない。どちらかと言うと不味い。
集まった子供は何を買おうか迷っている。
お金を持っていない子供は羨ましそうに見ている。
その光景は俺の子供の頃を懐かしく思い出させてくれる。
つみれの他に安物のソーセイジも売っている。
このソーセイジは笑っちゃうほど腰がなくて、ふにゃふにゃだ。
どう見ても不味いのだが、子供に人気がある。
多分、細長くて大きく見えるからお買い得感がある。
それが人気の秘密かな?

そんなタイの光景を思い出すと、つみれが食いたくなった。
鰯のつみれがあったので、それを求めた。
これをタイの食べ方に倣って油で揚げた。
その辺にあるソースをつけて食べた。
上等なつみれではない。歯応えが悪い。
タイの田舎の村を思い出しながら食べる味は楽しい。

2009/9/12

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タイの迷信:客を迎える

俺達は客をウチに迎える場合、料理をまえもって食卓に並べておく。
飲み屋や料理店でも宴会の予約をしておくと、客が到着する前に前菜など
は既に並べてある。それが普通だと思っている。

今日は友達がやって来る。ヌチャナートが料理を作る。
それを俺が並べておく。いつ友達が来ても食べる用意が出来ている。
「バッカじゃないの!」
そんなことを言いながら俺が並べた料理をヌチャナートは片づける。
毎度のことだが、俺はせっかく並べたものを片づけられると気分を害する。
でも黙ってヌチャナートの満足が行くようにさせていた。

俺が不快感を示したので、ヌチャナートは料理を並べない理由を説明して
くれた。
「客が来る前に料理を並べておくと、ピー(お化け、悪魔)が来るのよ」
そんなことを信じないが、理解はできる。これもタイの迷信の一つだ。
「日本人は知らないのね!」
さも飽きれたと言うような言い方をしている。

料理屋が客の到着前に料理を並べておくことを俺達は普通のこと、当たり前
のことと思っているが、タイ人は誤解する。
タイ人は食卓に並べられた豪華なご馳走を見ても
「美味しそうなご馳走をピーに食べられてしまった」と気分を悪くする可能性
がある。この逆を考えてみよう。
我々がタイの料理屋に予約してから出かける。あらかじめ料理も注文して
あるのに、客が到着してから店の従業員が料理を慌ててだす。
「タイ人は馬鹿だから、前もって準備をしておかないから、慌てるのだ!」
なんて多くの日本人は誤解する。タイ人から見れば客の目の前で料理を出す
のが作法だ。こんな小さなことなのだが、それにはそれなりの理由がある。
理由がわかれば笑って理解できる。

客が来る前は料理を食卓に出さないのは理解できた。
美味しそうなご馳走をキッチンに並べておいたなら、ピーだってつまみ食い
したくなる?そんなことを誰も考えないのが面白い。

2009/9/12

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ポローカームウ 豚足のトンポーロ

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何処の国にも特有なにおいがある。
日本特有のにおいは醤油のにおいだと俺は思っている。
蒲焼、焼鳥、お煎餅など醤油のにおいを何処でも感じる。
これがタイになると俺はポローのにおいだと思う。
タイの町を歩くと何処かからポローのにおいが漂ってくる。
においを辿っていくと、大きな鍋に豚足を煮ている屋台に行き着く。

商店街に豚バラ肉があった。
「これ、買う?」
「うーん・・・・?」その時、ポローを思い出した。
バラ肉をポローにしたら旨そうだ。しばらくポローを食べていない。
ポローと言うのは中華料理のトンポーロがタイに伝わり変化した
ものだと俺は見ている。トンポーロもポローも香り付けに八角を使う。
思い出すと食いたくなる。
「買おう、これをポローにすると美味しいよ」
「そうね、ポローなんて暫く食べてないわね。」
「うん」
「豚足も買いましょうよ」
本格的なタイの屋台料理を作るつもりになっている。
食べやすいように適当な大きさに切ってある豚足を求めた。

豚足を煮込むとタイのポローのにおいがする。
このにおいはかなり遠くまで届くはずだ。
ご近所さんは「なんのにおいかしら?」と首をかしげているだろう。

2009/9/11

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パットヌアとニンジン

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牛肉の野菜炒めと思えばいい。この写真を見てもいつものタイ料理
と思うだろう。だが俺には風変わりな料理に見える。
なにが変わっているのかと言うとニンジンがあるからだ。
ウチの料理ではあまりニンジンを使わない。
料理にニンジンがあると、いつもと違うなと俺は感じる。
タイの市場でもニンジンを売っているが、タイの田舎の人は料理に
ニンジンをあまり使わないようだ

ニンジンのことをタイ人はケロットと呼んでいる。
これは英語のcarrotがタイ語に訛ったものだ。
ニンジンを漢字で書くと「人参」となる。
漢字で書ける野菜は昔から日本にあった、あるいは古い時代に
日本に到来した野菜と思える。
タイ人はニンジンのことを訛った英語で呼ぶことから推定すると、
ニンジンがタイに入ったのは比較
的新しいことだ。
タイ人はニンジンを西洋野菜と見ているのだろう。
ニンジンは西洋野菜だから西洋料理に使うものだと決め付けてい
る?多くのタイ人は西洋料理を食ったことがないので、ニンジンを
使わない。それがタイ料理にはニンジンを使わない理由と推定し
ている。

ウチにどうしてニンジンがあるのか?
このニンジンは俺がインドカレーを作るために買ったものだ。
どのカレー屋、食堂にもあるニンジン、ジャガイモ、玉ネギを入れた
定番カレーを時には食いたくな
る。
そのニンジンをパットヌアに使ったのだ。

2009/9/13

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