軍鶏を煮る
タイ料理の食材店で軍鶏を買って来た。俺は町で売られている軍鶏
と廃鶏の区別がつかない。両者の共通点は肉や皮が硬いことだ。
肌の色やぶつぶつなどで軍鶏と廃鶏の違いを区別できるのだろう
が面倒だからやらない。タイの食材店で買うものはタイでよく食べら
れている軍鶏肉と信じている。
冷凍で入ってくるから、まずは解凍する。
それをヌチャナートはぶつ切りにする。
足の部分もぶつ切りにして、全部まとめて大鍋で煮込む。
レモングラスなどで香りをつける。
そうすると良い出汁ができるんだ。
このチキンスープは何にでも使える。
肉は幾ら煮込んでも硬い。この硬さをタイ人は好んでいるのだろう。
ある日本人は軍鶏肉を評して「あんな硬い肉は食えない」と言って
いた。
日本人は地鶏というと喜ぶ。
この軍鶏も元はと言えばタイの農家で飼われていた地鶏だろう。
庭や原っぱを歩きまわって餌を啄ばんでいる。
猫や犬が来るとお母さん鶏は勇敢に立ち向かい可愛いひよこを
守る。こんな生活をしているから肉が硬いのかそれとも、もともと
軍鶏肉はかたいのか?
2010/2/7
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