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2010年3月25日 (木)

カオパットとナムプリック

久しぶりにカオパットが出た。今日は土曜日なのでヌチャナートは
朝寝をしている。俺は腹が減ったのでママーを食った。
実際はママー印の即席麺ではないが、即席麺のことをタイ人はすべ
てママーと呼んでいる。化学調味料をどのブランドのものでも味の素
と呼ぶようなものだ。

昼近くになっても腹が減らない。
飯を食わないと体に悪いと信じているヌチャナートは俺に飯を食わ
そうとする。
「ご飯、食べなさいよ。体に悪いわよ」
そう言われても食いたくない時は食いたくない。
「あれがあるわよ。これを食べなさいよ」と料理の名前をあげる。
どの料理も食いたいと思わない。
最後の手段と思ったのだろう、俺の弱みをついてきた。
「カオパットを作ってあげるわ。食べるでしょ?」
俺はカオパットに弱い。カオパットと聞くと急に食いたくなった。
「うん」
手際よくカオパットを作り出した。
「レモンがいるでしょ?」
「そうだね」
レモンを絞って全体に汁をかける。
「冷蔵庫にサミイが作った美味しいナムプリックがあるわよ。」
ナムプリックを冷蔵庫から取り出した。

昔はナムプリックの味見なんて出来なかった。
味見をしようとすると、辛さで舌が痺れてもう味なんか分からなく
なる。俺はヌチャナートがナムプリックを作るのを見ているので、
その作り方を真似してナムプリックを作った。
味見をしながら塩や砂糖を加えて味を整えた。
これでいいだろう。この味はタイ人には受け入れられないだろうか
ら、自分一人で食う積もりだった。
俺が作ったナムプリックをヌチャナートが味見した。
「あら、美味しいわね」
いつもは美味しいとは言っても、俺が作った物をヌチャナートは食
わない。今回はちゃんと食っている。ヌチャナートも俺の味を認めた
証拠だ。何時の間にやら俺も唐辛子が沢山入ったソースを味見でき
るようになって、タイの味を作り出すようになっていた。

2010/3/21

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