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2010年6月12日 (土)

田舎の競馬場に行く その1

今日は競馬がある日だ。俺は競馬に興味がないが、競馬場の雰囲気に
興味がある。馬が走る一分ばかりの興奮は世界中同じだ。
予想屋とか駐車場、屋台など見ものがいろいろある。
そんなものを見るために競馬場にでかけた。
車で出かければ簡単なのだが、それでは面白みがない。
公共交通機関を使って出かける。ここぞと思う所でバスを降りる。

この暑い中を一人で歩いているのはタイ人からみると貧乏人か気違いだ。
一軒の家から車が出てきた。外国人が一人で歩いているのを見て不思議
に思ったのだろう。
「どちらに行かれます?」
「競馬場に行くのですが、この道でいいのですよね」
「ええ、私もそちらに行きますのでお送りしますよ」
「いや、結構です。ありがとうございます。歩くのが好きなんです。このまま
歩いていきます」
不思議そうに首を振って男は車に戻った。

競馬場にたどりついた。
子供が予想誌を買えと、うるさく付きまとう。子供は、大人は予想誌を買う
ものだと思い込んでいる。買おうとしない俺を不思議そうに見ていた。
俺がタイ語を読めないと言っても子供は信じられないだろう
あんまり五月蝿いので予想誌を買う。根負けして予想誌を買う俺を見てい
た大人が苦笑していた。

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これが予想誌だ。怪しげな広告が付いている。ページをめくると、男心を
誘惑する写真や広告がある。競馬で大金を儲けた人が行くのでしょうね。

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そしてこれが出馬表と言うのでしょうか。
日本のスポーツ紙の競馬の記事欄にこの種のものがでているから、競馬を
やる人なら分かるでしょう。

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予想屋が店を出していた。

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ここで入場券を買う。

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もぎりのおじさんが門に陣取っている。一人で十分だと思うのだが四人ほど
が陣取っている。

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タイの競馬場もテレビでチラッとみる日本の競馬場に似ている。
違うのかもしれないが、俺には同じに見える。観客は思ったより少ない。
日本なら椅子に座って観戦するのだが、タイではコンクリートの上に座る。
尻が冷えることがないからこれでいいのだ。

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観客の中には長袖のお洒落なシャツ(長袖はお洒落と考えるようだ)を着て、
テーブルと酒を用意して飲みながら観戦している。

2010/5/8

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