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2010年6月13日 (日)

薩摩芋がタイにも

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日本の薩摩芋は大きくて甘いと何時もヌチャナートは言う。
女は薩摩芋が好きだ。
大学芋を食べたら、その美味しさにヌチャナートは驚いた。
「これをタイで出来るかな?」
「うーん、出来ると思うけどタイのお芋は小さいのよ」
「ふーん・・・・」
「それに虫が食っていて苦いのよ」
「・・・」
こんな話しをしていた。

「サミイ!来てごらんなさいよ!お芋があるわよ!」
バイクの荷台に食べ物を積んだ行商人が来た。
袋に詰めたものを覗くと薩摩芋があった。
言われたように小さくて細い。大人の指ほどの太さだ。
これじゃ、大学芋を作るのはとても無理だ。
やってやれないことはないが、ちょっと気がひける。
芋を食ってみると甘いことは甘い。
そんなに不味いことはない。食える。
でもな、すじっぽい。芋の繊維が硬くて口に残る。
便秘によい効果があるけど・・・・・。

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芋を切ってみると、白い芋と紫の芋が混じっている。
こんな所にも日本とタイの品質管理の差を感じてしまう。
日本の場合、白い芋と紫の芋が混在することは絶対にない。
日本の農業技術の高さに今更ながら感心する。

一定の品質を期待しながら、こんな芋で大学芋を作ることは不可能
だ。

終戦直後の食糧難の時代があった。そんな時でも白い芋と紫の芋
は混在していなかった。農林一号だか百号は高級品種で旨かった。
太白という品種もあった。これはこのタイの芋のように細くて水っぽ
くて旨い品種ではなかった。
金時というのもあったな。大きくて黄色い芋だった。
もうそんな芋はないだろう。

時代は変わった。紫の芋は特別な芋として注目を浴びている。
あんな芋は出来損ないか、異端の種だった。
それが美味しい芋とされるようになってしまった。

2010/4/24

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