宝籤をタイで
これは宝籤を売る人々だ。こうして自転車で村々を売りまわったり、
人々が集まる青空市場にやってくる。時には自転車を降りてレスト
ランの中に入ってきて売り込みをする。
これは政府が発行した正式な宝籤だから、正式な売値は80バーツ
だ。彼等から買うと手数料をとるので100バーツになる。
銀行の前で女が宝籤を売っていた。買おうとしたら、言い値を110
バーツに釣り上げた。その時、
「幸先が悪い。こりゃ外れるな。」と思ったら、やはり外れた。
通常は毎月1日に抽選が行われるが、5月1日は休日なので5月2日
に抽選が行われる。当選番号は宝籤局のホームページに掲載され
る。こんな当選番号の専門紙が発行されている。たしか3バーツだ。
何種類かの新聞がでているようだ。どの新聞を買っても同じ番号が
出ているのだが、縁起を担いでこの新聞を買った。
そんなの、当然のことだと分かっているが、この色の新聞だと当選
しているような気がするのだ。
新聞売りのオヤジが赤い新聞をだしたが、俺は水色の新聞を取った。
「こっちは縁起がいいのだ」
オヤジも理解して、ニヤッと笑った。
宝籤局の発表では無味乾燥な数字の羅列だけだが、新聞の裏側
にはこんな広告がぎっしりだ。
2010/5/10
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント