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2010年6月 2日 (水)

道具とタイ人

道具というのは、一つの目的の為に作られており、他の目的に流用できない。
例えば紙鋏は紙を切るために作られており、紙以外の物を切るには不都合
にできている。紙鋏で針金を切るこ
とも出来るが、そんなことをすると紙を
切ることが出来なくなる。

ねじ回しは螺子を締めたり緩めたりするための道具だ。ねじ回しを叩いて
穴を開けたり、鑿の代わりにすると螺子
を締めたり緩めたりすることができ
なくなる。

道具には道具固有の使用目的があるが、タイ人は道具を目的に合わせて
使わない。

包丁を鉈代わりに使うなんて序の口だ。紙切り鋏で針金を切るから紙を切
れなくなる。ねじ回しを鑿の代わりに使うから、螺子を回そうとすると滑って
螺子を締めることも緩めることもできない。

彼等は後先を考えず、現在の自分の目的の為に手近にある道具を使う。
針金を切るのに、ペンチやニッパーを使わず手近にある紙鋏を使う。
そして紙が切れなくなった鋏や、使えなくなったねじ回しは捨てる。

ねじ回しがないから、螺子が緩んだままバイクに乗る。
螺子が緩んでいるからバイクはすぐに壊れる。
こんなタイ人の性格が貧困を作っている遠因だとも言える。

2010/5/5

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