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2010年6月 3日 (木)

マラリアに感染か

どういうわけかタイ人は冷房をガンガンかけてドアを開けっ放しにする。
エネルギーという目に見えないものは無償だと勘違いしているのではない
か?外気温40度の空気を25度に落とすには相当なエネルギーが必要だ。
そのエネルギーを惜しげもなく外に捨てている。寒い経験をしていないタイ人
には寒いと言うことは楽しい体験なのかもしれない。
あるいは贅沢なことのように感じているのか?

汗をかき、冷房の効きすぎた場所に入ったり、日中を歩き回った疲労が溜
り体調を崩した。サービスのつもりだろう寝ていると扇風機をかけてくれる。
扇風機は首を振らず一定方向から同じ強さで風を送る。
体の一部が冷えて、風が当たる部分と当たらない部分で体温の差が出来
てますます体調が悪くなる。夜中には風が当たった部分が痛くなり、悲鳴
をあげる。俺は寝たいのに、ヌチャナートは心配して
「ねぇ、お医者さんに行きましょうよ」
と話しかける。熱帯の夜なのに寒気がする。タオルケットを被り震えている。
「寒いの?マラリアじゃないの?お医者さんに行きましょうよ。」
まさか?この寒気はマラリアの可能性もあるな。
昔はキニーネを飲めばマラリアは治った。もうキニーネが効くようなマラリ
アはない。タイの医者に行けば、現在のマラリアに効く薬があるから、医者
に行くべきか?マラリアでもタイではそれほど心配する必要はなさそうだ。
そのうちに寒気がひき、寝苦しい熱帯夜を感じた。

寝ていると、近所の者が心配してやってくる。
心配するだけで、何もできないのだからほっとおけばいいのに
「大丈夫か?」と聞く。大丈夫でないから寝ているのだ。
体調が悪い時にタイ語で会話するのは面倒だ。

医者に行くことにした。
二言、三言、俺と英語で話をして後はヌチャナートと医者は話している。
会話の内容は半分以下しかわからない。俺の病状を伝えているのは分か
る。傍に居るから、俺の病状はよくわかっているはずだ。
喉が痛み、食べ物を飲み込むのも苦労している。
「喉が炎症を起こし、痛いんです」これだけをタイ語で言った。
医者は喉を診て「腫れていますね」と言う。

体調が崩れたのはマラリアではなくて、疲労のようだった。
暑いから水を飲む、夕方には腹がだぶだぶになる。
それが嫌で、あまり水を飲まないで歩いていたのがいけなかったようだ。
それと単なる風邪で喉が痛んだ。
前日に風邪を引いている奴と同じ車内に長時間いた。
そいつの風邪を貰ったらしい。

簡単な診察だけで大量の薬をくれた。
その中にブドウ糖があり、看護婦が静脈から時間をかけて注射してくれた。
薬の名前は英語とタイ語で書いてあった。
アスピリン錠剤、炎症防止薬、抗生物質などがあった。
これを全て飲めというのではなく、症状に合わせて自分で判断して飲めと
いうみたいだ。ブドウ糖はすぐに効果が現れる。
喉の炎症も徐々に効いてきた。アスピリンで熱も下がった。

とにかくマラリアでなくてよかった。

2010/5/10

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