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2010年6月24日 (木)

手抜きのガイピン

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これはガイピンつまりタイ東北部で盛んに食べられている焼鳥だ。
バスとか汽車が停車すると、売り子が車内に乗り込んで来る。
鶏肉を竹の棒に挟み、焼き上げたものを、ポリ袋にいれた餅米と一緒に
売り歩くのをよく見かける。車内で食べる場合は竹の棒に挟まれた肉を齧
り、餅米を手で丸めて食べる野生的な食べ方になる。

家庭とかレストランでは上品な食べ方をする。
焼き上げた鶏肉を食べやすい大きさに切り、スプーンとフォークで食べる。
ナイフを使わないから肉を切ってからだすのが習慣になっている。

今日はガイピンを作った。ガイピンを切らずに皿に乗せている。
「切らなくていいから、らくでいいわ」
そういいながら、ナイフとフォークを並べた。俺にすれば西洋風の食べ方だ。
別に違和感はない。ヌチャナートにすると手抜き感覚だ。
この感覚の差の溝は深い。

ちょっと焦げ目がある。どうやらタイ人はこの程度の焦げなど気にしないよ
うだ。焦げたままのガイピンを堂々と売っている。
これだけ焦げていたら、日本の料理屋では出さないよ。

西洋風とは言っても、鶏肉の上にはパクチーが乗っている。
パクチーなんて西洋料理に使わない。見かけはいい。
このパクチーの葉を食った西洋人はきつい特有なにおいにきっと顔を
しかめる。

鶏肉を切っては唐辛子がいっぱい入ったナムプリックをつけて食べている。
格好は西洋風だが、味は完全にタイ料理だ。
ウチの料理は見かけを西洋風にしても、味付はタイ風なんだ。
「手抜きをしてもウチのサミイは黙って食べている」とヌチャナートは思って
いるのだろう。

2010/6/23

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