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2010年6月20日 (日)

白瓜をタイ料理に

ウチの近辺ではあまり白瓜をみかけない。当地の好みではないのかもしれ
ない。俺が子供の頃、これを糠漬けにした。
白瓜の姿は胡瓜そっくりだから、胡瓜のシャキシャキとした感触を期待して
いた。糠漬の白瓜はぐしゃっとしたので美味しいとは思わなかった。
だから、白瓜の漬物は食いたくなかった。そのくせ奈良漬の白瓜は好き
だった。甘いからだろうか?酒の香りが好きだったのか?
とにかく奈良漬は美味いと思った。
子供の頃の感覚が残っているため、白瓜の漬物は今でも好まない。

近所の店で白瓜があった。
「ねぇー、サミイ!これ好きでしょ?」
何時だったか、白瓜を使ったタイ料理を作ってくれたのを思い出した。
白瓜を煮るとこんな味になるのかと驚いた。軟らかく煮えた白瓜は漬物と
は違った美味さがある。どんな料理だったのか思い出せないが、美味し
かったことだけは覚えている。

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「白瓜を食べるでしょ?」
「うん」
以前、食べたようなタイ料理が出てくるのを期待した。
同じものがでたのかどうか分からないが、見た目はタイ料理だ。
写真をとってから気づいたのだが、赤い唐辛子が目立つ。
恐らく以前は、唐辛子がまず目に入って「おお、辛そう!」と警戒と覚悟をし
た。無意識のうちに「唐辛子が沢山入った、タイ料理を食うぞ!」と構えて
から飯を食い始めていた。
今じゃ、これが当たり前と言わんばかりに何も考えずに食い始めている。
唐辛子が刺激となって食欲を進めてくれる。
どの位、唐辛子が入っているかなんて考えもしない。
これが当たり前のタイ料理だからだ。

2010/6/19

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