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2010年7月 3日 (土)

朝顔の炒め物

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数年前にはタイの野菜なんて空輸された物しかなかった。最近は国内で
栽培されているので大助かりだ。値段が安くなったのはもちろん嬉しい。
それよりももっと嬉しいのは、何時でも簡単に手に入ることだ。
日本の料理しか食べていない人はこの気持ちわかるかな?
分からない人は、タイの田舎に住んでいると想像してくれ。そんな場所で
豆腐、味噌、納豆などが簡単に手に入るのなら嬉しいでしょ。

この野菜は朝顔なんだ。英語でもmorning gloryと呼んでいる。
俺はこれを初めてタイで食った時、美味いと思った。この朝顔の畑を見た
いと行ったら、畑に案内してくれた。
俺は夏の朝に咲く朝顔のような野菜を想像していた。
蔓がぐんぐん上に伸びて行く姿を想像していたのに、菜っ葉のように地面
に植わっていた。なんだか騙されたような気分になった。

この朝顔をタイ語ではパクブンと呼んでいる。日本では中国語の空芯菜と
いう言葉が使われている。空芯菜をタオチオと一緒に炒めるといいんだな。
味噌のような香りがある。
唐辛子の辛味が効いている。
「なんで野菜炒めに唐辛子を入れるのよ!?」
これがないと味のまとまりがつかないとタイ人は考える。
空芯菜の筋っぽさというのか、ちょっと硬めの野菜を噛む時の噛み心地も
楽しい。

この料理はどのレストランにもあるから、タイに行ったら注文するといい。
きっと好きになってもらえると思う。

2010/7/3

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