タイにもろくろ首
ろくろ首はタイにもあります。ろくろ首の記事を以前アップするときに
(http://krungthep.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-b2d3.html)、タイ
のろくろ首の画像を探しました。必要がない時にはいっぱい見つかるのに、
必要がある時には見つからないものです。
これが日本のろくろ首ですよね。この画像はたしかタイ関係の英語だか
タイ語のサイトで見つけたものです。
このような物に興味を持つ人はタイにもいるのですね。
ここにタイのろくろ首の画像がありましたのでお借りしました。
http://www.geocities.jp/saraibkk/mitfes.htm
首から下は肌がなくて内臓がむき出しになっているなんて発想が面白いで
しょ。それに比べて前の記事に書いた焼き物のろくろ首は可愛いですね。
内臓がむき出しになっているろくろ首はタイ独特な物だと思っていました。
ウイキペディアで見ると、ボルネオやマレーシアにも同じものがあるそうです。
タイのろくろ首は日本の伝承の「抜け首」に発想が似ています。
体と頭が別々になるという発想は日本もタイも同じです。
日本の場合、完全に頭だけが体と離れるんですが、タイの場合、頭と内臓
が一緒に体から抜けると考える所が違います。
日本の場合、頭と体が離れる時、首は伸びませんが、タイの場合、首が
伸びます。タイのお化けは「抜け首」と「ろくろ首」の両方の性質をもって
います。欲張りなんでしょうか?
お化けの比較研究をする面白さがこれだけを見てもわかりますね。
2010/7/11
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