ガイピン タイの焼鳥だよ
俺は脂を取りたくないから鶏肉は胸肉を買おうとする。
「そっちは美味しくないから、こっちにしなさい」
ヌチャナートは腿肉を手に取る。
俺だって脂が乗った腿肉の方が、焼き過ぎるとパサパサになる胸肉より
美味しいのを知っている。美味しいからと言って脂の多い肉を食うとメタボ
になる。
鶏の腿肉をナンプラその他につけておいてから焼き上げた。
「タイの焼鳥よ。美味しいわよ」
そんなこと言われなくとも美味しいのは分かっている。
焼色にも日本人を心を使う。焦げ目ができることを日本人は嫌う。
生焼けの肉を食って食中毒になるのを恐れるのか、タイ人は多少の焦げ目
ができても気にしない。焼けていればよいと考えている?
腿肉を焼いたならそのままの形で出してくるのが日本風の出し方だ。
箸やナイフを使わないタイの食生活では、これでは不便だ。
どの食事もフォークとスプーンで食べられるように切ってからだすのがタイ風
の出しかただ。焼鳥もこんな風に切ってから出してきた。
タイ料理屋なら、これに赤や青いものを飾り付けてだす。
家庭料理だからなんの飾りつけもない。
これに唐辛子ソースをかけて食わなくちゃタイ風の食い方にならない。
2010/7/23
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