ナムプリックパーヘン 煮干の唐辛子ソース
煮干を買って来て、なにか料理を作った。
どんな料理だったか思い出せない。それ以来、煮干を使っていない。
煮干なんて簡単に傷むものではない。煮干が入った袋の口を閉めて保管し
ておいた。
何を思ったのか、ヌチャナートは急に煮干を取り出してフライパンで炒めだ
した。
「インドネシアに小魚を炒めて唐辛子で辛くした料理があるよ」
俺の話を無視して、炒めた煮干をテーブルに乗せた。
カリっとなった煮干を手にとって唐辛子ソースをつけて食べている。
「美味しいわよ」
カルシュームの補給になる。カリッと炒めた煮干が唐辛子の辛味にあう。
これを冷たいビールと食うと美味いし、ビールが進んでしまう。
煮干を食いながら、ヌチャナートは煮干の頭を取っている。
頭のない煮干をナンプラや香草と一緒に潰した。
これが辛い。実に辛いのだが強い旨味を感じるので辛さを忘れる。
熱々のご飯にのせると、もうこれだけで飯が食える。
「これ、野菜と一緒に食べると美味しいのよ」
胡瓜に味噌をつけて食べるのを思い出した。
「胡瓜が美味そうだね」
「そうね」
2010/7/25
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