唐揚のスペアリブとナムプリック
スペアリブをガーリックと共にフライパンで炒めて、醤油と砂糖で作ったタレ
をからめて食べるのが好きだった。そんな中華風の食べ方はいつの間に
かなくなった。昔は美味いと思った食べ方だが、同じ物を今、食ったなら甘
すぎて美味いと思わないだろう。毎日が、タイ料理なので和食や中華風の
味の感覚が失われているのも確かだ。
あの頃美味いと思ったスペアリブ料理を再現しようとしても出来ない。
いつもヌチャナートがこんな風に料理するスペアリブを食べるようになった。
ニンニクを使うのは中華風と同じだ。オイスターソースやナンプラで味をつ
けてしばらく放っておく。そして油で揚げたものをナムプリックにつけて食う。
焙煎した唐辛子で作ったこのナムプリックは相当に辛いはずだ。
ナンプラに唐辛子をいれたのではない。
唐辛子にナンプラを加えて、唐辛子をふやかして柔らかくしたと思えばいい。
英語ではナムプリックは「chili sauce唐辛子ソース」となるが、これは液状の
ソースではなくて、どろどろの「chili paste 唐辛子ペースト」に近い。
スペアリブをつけたナムプリックには油が残る。
唐辛子の辛味と油の甘味が調和している油が混ざったナムプリックをご飯
に乗せて食べる。そんな食べ方を美味いと思うようになっている。
これを読んで、「美味そうだな」と試さないでください。
きっと唐辛子の辛さで参ってしまいます。
ハーハー、ヒーヒーとなっても俺には責任はない。
2010/7/10
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント