ゆで卵ご飯
明日は卵だと言われていた。卵焼きでも出るのだろうと思っていたらこんな
飯がでてきた。ゆで卵を潰してご飯と混ぜ合わせた物だ。ご飯の上には
半分に切った卵を乗せている。半熟のほどよい固さに仕上がっている。
卵の上に乗った黒い物は海苔だと感じたが・・・・・・待てよ!
「俺ん家に海苔なんてあったか?」そんな和風の食材なんてない。
よく見ると葉唐辛子の佃煮だった。
葉唐辛子の塩味と卵の甘味がほどよくあう。
生卵とご飯をかき混ぜて日本人は食うが、このようにゆで卵とご飯をかき
混ぜて食べることはない。葉唐辛子がある時は塩味はちょうどよかったが、
葉唐辛子がなくなると塩味がないので食べにくい。
ナムプリックをかけて食べることにした。
醤油が手元にあれば醤油をかけたかもしれない。だんだん醤油との縁が
薄れているので、醤油をかけるという発想がなくなっている。
「なんで唐辛子がいっぱい入ったナムプリックをかけて食べるの?」
「醤油の方が美味しいのに!」なんて日本人は思う。
でも俺にはナムプリックをかける方が自然、ごく当然のような気がする。
体が唐辛子を要求しているみたいだ。
2010/7/22
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