ブリの漬物
魚の好きな人は胴よりもカマの部分が美味しいという。
タイムバーゲンをやり始めていた。
店員が赤マジックで値段を修正している。
ブリのカマがあった。ヌチャナートはそれを買おうとする。
「ちょっと待ってな、安くなるからまた後で来よう」
他の買物を済ませて魚売り場に戻った。
ブリのカマも値引きされている。
「あら、安いわね。買いましょう!」
値引きされたからその分、多く買える。
ウチの場合、カマを沢山買っても心配はいらない。
これを漬け込んでおいて、新しい味を作り出してから食べる。
漬け込みにはご飯粒を使う。ご飯粒が魚の醗酵を促進する。
写真では分かりづらいが、魚の表面についたご飯粒が焦げている。
日本の主婦は漬物を作らなくなった。
漬物の技術が失われてしまう。もったいないことだ。
安い時に大量に食材を買い、それを漬け込んでおく。
漬け込むことで長時間の保存が可能となる。
生産調整ではないが、食い方の調整ができる。
料理を作るのが面倒なら、漬け込んだ魚を取り出して焼けばいい。
漬物はインスタント食品みたいなもんだ。
2010/8/14
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント