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2010年8月 7日 (土)

焼肉にアメリカ風ナムプリック

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「このお肉、焼いた方がいいでしょ?それとも煮る?」
肉はスペアリブだった。焼いてもらうことにした。
ニンニクや生姜でスペアリブに味付けをしている。
ついでに豚ロースも味付けしておいた。
今日は食べない豚ロースもこうすれば日持ちがする。
「唐辛子ソースは自分で作ってね!」
最近は、俺にソースを作らせるようになった。
まずはタイ風のソースに仕立てた。まずまずの出来だ。
食卓を見るとアメリカ製の唐辛子ソースがあった。
どんな味になるかアメリカ製唐辛子ソースをタイ風唐辛子ソースに
混ぜた。今まで食べていたソースとはまるで違う味になった。
アメリカの唐辛子ソースの香りが思ったより強い。
普段はタイ料理なんて食べない人がこれだけ大量の唐辛子を使っ
たソースの中に香りの違いを見つけるのは
難しいと思う。

タイで退役してそのままタイに住む米兵が沢山いる。彼等にはこの
味は受ける味かもしれない。
タイ人から見てアメリカ風なカオパットアメリカンというおかしな焼飯
がある。この唐辛子ソースはナムプリックアメリカンつまりアメリカ風
ナムプリックだ。
この味はタイ人には受けない味かもしれないと感じたが見方を変え
た。食い物とか商品は名前の付け方で売れることがある。
欧米に憧れを持つタイ人はナムプリックアメリカンと言うと高級感を
もつかもしれない。ナムプリックアメリカンを使って飯を食べるのは洗
練された食べ方なんてタイ人は思うかもね。スペアリブに自作の、
いや流行の言葉で言えば、創作のナムプリックアメリカンをかける。
骨を手で持って肉に齧りつく。こういう食べ方がいい。
このアメリカ風ナムプリックはいけると自己満足した。
何時かタイ人の反応を見てみよう。

2010/8/5

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