« 松茸入りナムプリック | トップページ | マ・マー タイラーメン »

2010年9月12日 (日)

イサーン風スープ

P1160734pct13

東北部のタイをイサーンと呼ぶ。イサーン地方で食べられている
スープがある。どちらかと言うとあっさりめの味付けだ。ラオス料理
と同じと言ってもよいだろう。
今日は高菜の漬物とスペアリブを使ったスープだ。
高菜の漬物を日本人は飯のおかずとして食べる。
イサーンの人はスープに入れる。ちょっと変わった食べ方と思うか
もしれない。日本でも味噌汁に高菜の漬物を入れる地方があるん
じゃない?やったことがないけど、塩味を調整すれば美味しいので
はないかな。高菜の大きな葉っぱで握り飯を包むらしいな。
これも食ったことがないが旨そうな気がする。

ああ、日本の飯でなくてウチのタイ料理の話をしなくてはいけない。
スペアリブは俺が買ってきたものだ。
具体的にスペアリブをどのようにして食うとか、食いたいという考え
は思いつかなかった。薄ぼんやりなんとなく唐辛子が沢山入った辛
い炒め物を思い浮かべていた。

肉を見てヌチャナートはイサーン風スープにしようと言う。
炒め物を期待あるいは予想していた俺は返事をためらう。
「イサーン風スープがいいでしょ。ほら、あのお漬物があるでしょ、
あれと煮るのよ」
ああ、あのスープだな。まあいいっか。

スペアリブからでた油が浮かんでいる。
ほんのりとした酸味があるスープだ。
スペアリブの骨の周囲の肉は柔らかだ。口の中で上手に転がして
肉を骨から外す。そしてコリコリとした軟骨を齧る。
この軟骨の感触が好きなんだ。

2010/9/11

|

« 松茸入りナムプリック | トップページ | マ・マー タイラーメン »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: イサーン風スープ:

« 松茸入りナムプリック | トップページ | マ・マー タイラーメン »