マ・マー タイラーメン
最近、大きな会社がタイからラーメンを輸入するようになったので、
タイのインスタントラーメンの値段が下がっている。
消費者にはありがたいことだ。
「おなかすいたでしょ?」
「マ・マーを食べるでしょ?」
味の素が化学調味料の代名詞になっているように、マ・マーがタイ
のインスタントラーメンの代名詞になっている。
俺は自分でマ・マーを作って食べるつもりだった。
俺が作るラーメンは袋を破ってお湯にドボンと入れるだけだ。
ヌチャナートは俺が作るラーメンを知っている。
「サミイが作るマ・マーは美味しくないわ。あたしが作ってあげる」
同じ素材を使ったラーメンなのに、ヌチャナートが作るとタイの味に
なる。俺が作ると日本のラーメンに唐辛子を加えた味になる。
菜っ葉と余りものの肉もちょこっといれてくれた。
俺は味よりも箸の置き方に興味を持つ。
「できたわよ」と出された丼の隣に箸が縦に置いてある。
日本人は横に置く。
文化と言うか習慣の差が面白い。
俺には面白いと思えるのだが、あんまり面白くないかな?
ウチで食べる料理だからスプーンは手近なものをとったのだろう。
洋風のスプーンを使っている。これがタイだとレンゲになる。
2010/9/10
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