ピンポン茄子
スーパーでヌチャナートが驚いたような声をあげた。
「あらっ!」
見るとタイで見る茄子がある。俺も驚いた。
懐かしいような、嬉しいような複雑な気持ちだった。
ひと目でタイから飛行機で取り寄せたものではないとわかる。
タイの茄子が日本で作れるのだ。
有無を言わずに茄子を買うことにした。
数年前はこのナスはタイの食材店でしか見られなかった。
値段は覚えていないが、飛行機で取り寄せる物だから高かったは
ずだ。今では日本の普通のスーパーで買えるようになった。
時代の変化を感じる。
Shino Farm Co.,Ltd.という会社が世界の茄子シリーズで販売した
ものだ。形が丸くてピンポン玉ほどの大きさだから俺はなんとなく
ピンポン茄子と思っていた。
俺と同じに感じる人がいることを知り嬉しくなる。
さっそく茄子を使ってゲンカリーを作った。
ヌチャナートは茄子を生のまま齧って食べる。
「またあのお店に行きましょうね」
次回、この店に来てもこんな茄子があるかどうかわからない。
多分、ないだろうな。
2010/10/11
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