タイラーメンの作り方
インスタントラーメンのことをタイ人はマ・マーと呼ぶ。
マ・マーというのはタイで人気のあるインスタントラーメンの商品名
だ。商品名が代名詞になっている。
日本のインスタントラーメンもタイで販売されている。日本のインス
タントラーメンのことをタイ語では「日本のマ・マー」と呼んでいる。
マ・マーというのはインスタントラーメンの代名詞だということがこれ
ではっきりする。
インスタントラーメンなんて誰が作っても同じ味になると思うのだが、
タイのインスタントラーメンを俺が作ると単なる辛い唐辛子ラーメン
になってしまう。ヌチャナートが作るとタイの味になる。
インスタントラーメンを食べる時、俺たちはお湯の中にまず麺を入
れて麺を茹でる。この方が早く茹だるからだ。
最後に添付のスープを加える。好みによってスープを加えた後の
煮込み時間を調整する。
ヌチャナートの作り方を見ていた。
お湯の中に添付のスープを加えている。肉も加えて煮込んでいる。
スープを味見して「うん、美味しい。タイの味と同じよ」なんて言って
いる。そりゃそうだよ、タイからの輸入品なんだからタイの味がする
はずだ。それから麺を加える。
塩水で麺を戻すから麺はすぐには戻らない。
時間をかけて麺を戻す。最後にベランダからスイートバジルの葉を
とってきて加える。
そうすると、タイラーメンの味になる。
このラーメンを日本のラーメンの丼に入れた。
するとラーメンは丼の底にちょこっとあるだけだ。
タイの屋台でもラーメンつまりバーミーナームとかクイティオは小さ
な器に入れてだされる。
タイ人にとっては、麺というものはほんのちょっとだけ食べるものな
んだ。日本の場合、ラーメンは空腹を満たすための食事だから、麺
の量が多い。
ヌチャナートをラーメン屋につれていくと、ヌチャナートは麺を食いき
れない。麺が多すぎて麺に飽きてしまうようだ。
2010/10/14
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