食べ物と健康広告X160
食い物と健康の関係を広告の中に見ている。
人参を食うと何が治るとか、人参は何の薬だいったような内容の話
だ。
これにも流行があり、今回は生姜がナントカに効くという広告が多
いな。それから新型コラーゲンとか進化型コラーゲンがいいという
広告が目に付いた。コラーゲンって新しい物があるの?
コラーゲンって動物のタンパク質だよね。
人間が猿から進化したように、コラーゲンも進化するの?
コラーゲンは食い物を構成する成分だ。コラーゲン自身は化学成分
みたいなもんだから食い物に分類しない。
シルク微粉末が髪の毛によいという広告が相変わらずある。
まあ、多分その話は本当なのだろうが、果たしてシルク微粉末を
食い物の仲間に入れてもよいのだろうか?
シルクを食料にする研究が進められている。将来、人間が宇宙に
住むようになる、あるいは相当長期間の宇宙滞在が必要になる
場合、宇宙船の中で食料を自給しなくてはいけない。その場合、
蚕を飼って動物蛋白源にするようになる。
半分宇宙人のような生活をする人にとってはシルク微粉末は食
べ物だが、我々にとってはシルク微粉末は薬のような感じだな。
シルク微粉末は食い物の仲間に入れないことにする。
ハナビラタケは茸の仲間だろうな?まさか竹の仲間ではあるまい。
しかしそんな茸はスーパーや八百屋で買えない。
一般に馴染みが薄い特殊な茸だから食べ物の仲間に入れるのは
苦しいな。
チベット秘伝の「食べる酸素」も食べると書いてあるが果たして食
べ物なのだろうか?詳しい内容を知りたい人は本を買ってください。
俺は広告だけを見て判断しているから、「食べる酸素」は食い物
に分類しない。
「日本山ニンジンの葉」は高血圧によいそうだが、これも薬みたい
なもんだから食い物に分類しない。
「ビルベリーエキス」というのも食い物由来のものだ。ビルベリーは
日本語ではコケモモだ。コケモモを食べるのではなくて、コケモモ
の抽出物をとれということだから、これも食い物ではないと判断す
る。
「ゆほびか」誌 2010年12月号 マキノ出版
今月号には食べ物と健康に関する広告はなかった。
チベット秘伝の「食べる酸素」というのがある。酸素って空気の成分
だ。炭水化物や脂肪にも酸素は化合物として含まれている。
ある食い物を食うと酸素が遊離して体内で良い作用を起こす?
詳しいことは本を買って読んでください。
「壮快」誌 2010年12月号 マイヘルス社・マキノ出版
テレビで大脚光!<スーパーショウガ>で低体温足のしびれ、首
のこり、便秘が解消 脂肪燃焼ズボンの腹に孫が入った
「健康365」誌 2010年12月号 ㈱エイチアンドアイ
ビルベリーエキス、日本山ニンジンの葉、ハナビラタケ、シルク微
粉末がそれぞれ何かに効くという広告はあるが、俺たちが普通に
考える食い物がある特定の病気に効くという広告はなかった。
「わかさ」誌 2010年12月号 わかさ出版
朝や晩にひざが痛む人はひざの血流不足が疑われ冷え取り力優
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2010/10/16
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