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2010年11月30日 (火)

鶏軟骨の唐揚

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鶏の軟骨は焼いても美味しい。唐揚にすると熱がよく通るので軟骨
が柔らかになり食べやすくなる。これを摘みながら酒を飲む。
「ナムプリックをつけると美味しいわよ」
そんなことを言われなくとも、自分からナムプリックをつけて食べて
いる。居酒屋へ行けば、鶏軟骨の唐揚げはでてくる。
でも日本の居酒屋ではナムプリックがでないから、物足りないと感じ
てしまうかな?

2010/11/26

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2010年11月29日 (月)

海老と唐辛子

殻付きの海老を茹でてきた。
「美味しいから食べなさいよ。そのナムプリックをつけると美味しい
わよ」
赤く茹った海老の上に青い唐辛子が乗っている。
「こんな唐辛子があったけ?」
「ベランダにあるわ」
かなり寒くなったがまだベランダの唐辛子の葉は枯れてない。
花が咲いたけど寒さで萎れているのをみた。
もう実はつかないと思っていたのにまだ実をつけるのに驚いた。

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赤い海老に青い葉を乗せると見た目が綺麗で美味しそうになる。
日本人なら大葉とかパセリ、レタスなどを使うだろう。
唐辛子を使おうなんて発想は絶対にない。
そこがタイ人になると発想が違うから、青い唐辛子を使い、海老と
一緒に唐辛子を食べてしまう。
海老の上に青い唐辛子が乗っているのを見て俺はニヤリと笑う。

俺たちの普通の生活では海老を唐辛子ソースで食べるなんて考
えられない。タイ人の生活では海老を唐辛子ソースつまりナムプ
リックで食べるのが普通だ。
唐辛子と一緒に食べるなんて海老の甘さを殺していると日本人は考
えるだろう。そんな考えとは反対に、タイ人は海老の甘さを唐辛子の
香りで引き出していると考える。海老と唐辛子ソースの組み合わせも
美味しいよと感じる俺はタイボケなんだろうな。

2010/11/27

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2010年11月28日 (日)

甘エビと山葵とサダム

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山葵なんてタイ人は知らなかったが、最近は寿司屋がタイにも増え
ており、寿司がタイに定着している。寿司の定着と同時に山葵の
消費も増えている。
最初はあの山葵の刺激にタイ人は目を丸くしたが、山葵に慣れる
と日本人が吃驚するほど大量の山葵を使う。

甘エビの刺身を食うにもこんなにも大量の山葵を使う。
この位、山葵を使わないと美味しいと感じないらしい。
海老は猫のサダムの好物だ。ヌチャナートはサダムと一緒に甘エ
ビを食べている。甘エビだから当然なまで海老を食う。
生のエビをサダムにあげる。サダムはちょっとエビを食べたらもう
食べようとしない。茹でるとまたエビを食べ始めた。

「エビの頭を捨てちゃだめよ」
頭で出汁をとってトムヤンタレーを作るらしい。

2010/11/26

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俺には面白いこと

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ほんのちょっとだけ腹が減っていた。
「何、食べる?」
「うーん、そうだなー」
「バーミーナムを作ってあげるわ。食べるでしょ?」
「ああ、そうだね。ありがとう」
「できたわ」と言うのでテーブルを見た。
俺が予想したとおり、丼の上に箸が縦に置いてある。日本人なら
箸を横に置く。俺にはそれが面白いのだ。
子供の頃から培われた習慣は簡単には修正できないのだ。
タイの屋台でバーミーナムを食べると、箸が縦になって出てくる。
それを見ると俺はいつもにやっと笑ってしまう。

2010/11/25

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吟醸酒の香りとサトー

「これはいい酒だよ、飲んでごらん」
「あら美味しいわね。」とは言ったものの、それから飲もうとしない。
「美味しいだろ?」
「サトーとおんなじ香りがするわ」
吟醸酒もタイの田舎で農民がつくるサトーも米から作る。
原料が同じだから似たような香りがするのも当然だ。
日本じゃ高い吟醸酒もヌチャナートにとってはタイの農家が作る密
造酒だかどぶろくと同じ扱いになってしまう。

日本の清酒というのはサトーと同じ香りがしなくてはいけないもの
なのだ。清酒の製法が変わり、米が発酵した時の香りがなくなって
いる。吟醸酒にだけ米に由来する香りが残っている。

合法的に醸造されたサトーをタイで買うことができる。
サトーに対する課税率が低いため、サトーは安い。
値段が安いと、不味いものとタイ人は見てしまう。
味と値段に強い相関関係はない。日本人も値段が高ければ美味
い酒と思っている。

自分が気に入った酒をじっくり味わうのが幸せなんだ。
「このサトーが美味い」「この家のサトーは美味い」と酒の味がわか
るタイ人とゆっくり酒を飲んでみたい。

2010/11/27

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2010年11月27日 (土)

水を飲ませる

俺がいつも面白いと思うことにタイ人は食事中あるいは食後に必ず
水を飲むことだ。タイの店に入ると、ごく当然のように
「水はどうしますか?」と聞かれる。
水と言ってもその意味は日本語のお飲み物に相当する。
日本では店に入るとコップ一杯の水かお茶を持ってくる。
その水や茶は代金に含まれない。
タイの場合、水は有料だ。店としては売上げを伸ばしたいから水を
どうするのかと聞いてくるのだと思っていた。
日本じゃお冷は無料だから、水で金を取られるのはなんとなく面白
くない。ペプシなどを飲んでいたら、カロリーの摂り過ぎになってしま
う。料理だけを頼んで水を頼まないこともあったな。
それが、タイ人にとっては食事と水はつきものなんだと段々わかっ
てきた。もちろん、売上げ向上のこともあるが、タイ人なら必ず水を
飲むから、ごく自然に水はどうするか聞いてくる。
その理由は辛い料理で胃がやられるのを水を飲んで防いでいると
俺は解釈している。これが正しいかどうか知らないが、俺はそう解
釈して一人で納得している。

そんな習慣があるからだろう。ヌチャナートは食事の後に猫にも
水を飲ませる。ウチの猫は辛い料理なんて食べていない。
鰹節や固形のペットフードを食べた後にも水を飲ませる。
それなのに無理矢理、猫に水を飲ませている。
猫の口の横に水を入れた猪口を当てると猫は口を開くので水を
流し込む。猫には迷惑な話かもしれない。

2010/11/27

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鶏肉と牡蠣油タイ風炒め

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鶏肉を炒めてくれた。牡蠣油を使って味付けをしている。
肉や野菜から出てくる汁がどろっとしているように見える。
「小麦粉を使ったのかい?」小麦粉か澱粉でとろみをつけたのかと
思った。
「使ってないわよ」
皿の色、電球の光のせいだろうか?
この料理はタイの普通の家庭で出されている料理だ。
豪華さも飾りつけもない。
パック旅行で宮廷料理の店で食べた料理がタイ料理なんだと思い
込んでいる人が多いだろう。腕に磨きがかかった王宮に仕える調
理人の料理はタイ料理の真髄でしょう。
時間と手間をかけた宮廷料理なんて庶民は食べない。
庶民はちょこちょこと作って、何時まで食っても飽きが来ないこんな
簡単な料理を食べている。

2010/11/24

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近所迷惑か

唐辛子を焙煎すると刺激臭がでる。試しに熱したフライパンに唐辛
子を一本 入れてご覧。目に見えない煙がでてくしゃみをするよ。
寒くなったのでご近所さんは窓を閉めているから、ご近所さんの家
の中には唐辛子を焙煎する刺激
臭は入っていかないだろう。
でも通りを歩いている人は刺激臭を感じると思う。一度、ウチが唐
辛子を焙煎していたら歩いている人が大きなくしゃみをしていた。
ヌチャナートと顔を見合わせて笑ってしまった。

タイ人の食生活では焙煎した唐辛子は絶対に必要なんだ。
だからどの家でも唐辛子を焙煎する。
焙煎すると近所迷惑になるけど、お互い様だから苦情は言わない。

田舎の人は空き地などで唐辛子を焙煎できるが、バンコックの町の
人には空き地なんてない。車道の端で唐辛子を焙煎しているのを
みたことがある。タイの道路というのは家並みがあって、家や店の
前に歩道がある。
歩道には屋台の店がでている。屋台の背中側が車道だ。
車道の端というのは、屋台の背中になる。
屋台はびっしり並んでいる。そこで唐辛子を焙煎している。
風向きによって屋台の人はくしゃみをするが誰も文句を言わない。
屋台の人も同じように誰かに迷惑を掛けなくてはいけないからだ。
それに焙煎する時間なんて短時間だ。ちょっと我慢すればすぐに
終わる。唐辛子の焙煎はどうしても必要なことだから、
「近所迷惑だ!」なんて怒鳴り込むこともない。

唐辛子を焙煎するにおいというか刺激臭をタイ人は近所迷惑と考え
ないらしいが、インドカレーのに
おいになると話は別になると思う。
タイ人はカレーのにおいを嫌うから、「くさいぞ!」なんて文句をいう
人がいるかもしれない。

日本人の食生活でこれと似たようなことはあるだろうか?
ウナギの蒲焼のにおいもかなり遠くまで飛ぶ。日本人は蒲焼が好
きだから、おいしそうなにおいだなん
て言ってしまう。
味噌蔵や醤油蔵もくさいけど、醸造業者の近くに住む人はあまり
いないから問題にならない。すき焼きや肉じゃがのにおい、魚の干
物を焼くにおいも遠くに飛ぶ。このにおいは美味そうと容認して

まう。外国人には蒲焼、すき焼き、肉じゃが、干物のにおいを悪臭
と感じる人がいる。
俺達はこれ等のにおいを悪臭と感じずむしろ好ましいにおいと感じ
ている。タイ人も唐辛子を焙煎するにおいを美味しそうなにおい、
腹がへったと感じるにおいと思っているのかも
しれない。

2010/11/26

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2010年11月25日 (木)

うまずらはぎの唐揚

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うまずらはぎを売っていた。もう皮も剥いてあるからすぐに調理でき
る。釣り人にはあまり人気のない魚だ。釣り上げても持ち帰らない人
が多い。これはたしか河豚の仲間だと思ったな。
そうだとするとうまずらはぎは美味しいはずだ。
俺はこの魚をどうやって食うのが美味しいのか知らない。
漠然と焼いて食おうと思っていた。煮付けた方が美味しいかな?

魚を見てヌチャナートが「どうやって食べる?」と聞く。
美味しい食い方を知らない俺は返事に困った。
うまずらはぎなんてタイの魚屋で見たことがないけど、姿を見て魚と
分かる。見たことがない魚の美味しい食べ方をヌチャナートは知る
はずがない。俺が煮魚や魚のスープを好まないのを知っているから
「焼く?揚げる?」なんて聞いてくる。
「うーん、どうしようか?揚げよう」
小麦粉をつけてうまずらはぎを揚げて出してきた。
固い骨から身が綺麗にはがれる。白身の美味しい魚だ。
魚を余り食わない俺が美味しいと言うのも不思議だ。
ナムプリックをつけると味がいっそうよくなる。
味音痴というのかタイボケというのか、唐辛子の辛味があると美味
しいと感じるようになっている。逆に言うと、唐辛子がないと物足り
ない。えんがわというのか背びれのあたりはお煎餅のようにぽりぽ
り食える。
「ヌー、この魚、美味しいよ。食べてごらん」
「あら、ほんとうね」

こんな美味しい魚なのに釣り人はどうしてうまずらはぎを持ち帰ら
ないのだろう。かわはぎ釣りの外道として釣れるから、不味い魚
となっているのかな?日本人は少数派になりたがらない傾向が
ある。多数派が持ち帰らないから、少数派になりたくないので、美
味いと知っていても持ち帰らないのかな

もったいない話だとうまずらはぎを食いながら思っていた。

2010/11/24

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2010年11月24日 (水)

タイのスパゲッティ文化

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マルコポーロによってイタリアに持ち帰られた中国の麺が、彼の地
でスパゲッティになったと言われる。そ
の真偽は別としても話として
は面白い。食が移動すると、新しい土地で独特な発展をする。
スパゲッティだって日本で鱈子スパゲッティなんて
イタリアにないも
のが発展し定着している。
スパゲッティもタイで独特な味の進化を遂げている。
俺が知っているタイの田舎の店では俺が世界一不味いと評する
スパゲッティを売っている。その味がタイ人に受けており売れてい
るのだ。こんなもん、直ぐに売れなくなると思ったが、未だに売れ
続けている。それを美味しそうに食べるタイ人を見ているから不
思議だ。

不味いスパゲッティと言われてもどんな味かわからないでしょう。
東北部のタイを旅行した人は名物の甘ったるいヤキソバを食べ
たことがあると思う。ヤキソバはナンプラを使っている。
ナンプラの代わりにケチャップを使い、砂糖をごそっと入れる。
そして日本で言うナポリタン風にスパゲッティと砂糖入りのケチャ
ップを炒める。どんな味か想像できるかな?

今日はおかしなことをヌチャナートが言い出した。
「スパゲッティを茹でてよ。あたしがスパゲッティを作ってあげる
わ」どんな味になるか想像した。
あのような甘い味になるのではないかとまず考えた。
でも日本でスパゲッティの味を覚えたから、日本の味になっている
かな?

人参を細かく刻んでいる。それとニンニク、玉ネギ、生椎茸などを
用意している。これをどんな風に調理するつもりなのかわからな
い。ニンニクを炒めるにおいがしている。
玉ネギなどを加えて炒める。それを見て俺はタイのスパゲッティを
思い出してニヤニヤ笑っている。
「なにを笑っているのよ!」ヌチャナートは俺の心中を察している。
「愛しているからだよ」
嘘とは分かっているが、甘い言葉にヌチャナートが笑う。
缶詰のトマトを加える。出来上がったスパゲッティソースを味見して
「うん、美味しい」と自画自賛している。
「味見して御覧なさいよ。美味しいわよ」
確かにいい味に仕上がっている。俺が想像していた甘いタイの
スパゲッティソースの味ではない。
「スパイスを入れてよ。あたしどんなスパイスを使ったらいいのか
わからないのよ」
田舎娘として育ったタイ人で本場のスパゲッティの味を知っている
者なんていない。スパイスを使いこなせなくても当然だ。
俺はタイ人が作った味をそのまま味わいたかったのでスパイスを
加えなかった。この後、どうするのか見守っていた。

ニンニクをフライパンで炒めている。
「早くスパゲッティを持ってきてよ!」
急いでスパゲッティをヌチャナートに渡す。
「ああ、遅かったわ。苦くなっちゃったわ」
ニンニクが一部黒くこげている。ニンニクとスパゲッティを一緒に
炒めて皿に盛りつけた。そして特製のスパゲッティソースをかけ
てだした。

「どう?」
「美味しいよ」
ヌチャナートは俺の言葉を半信半疑で聞いている。
「北と南ではタイ料理の味が違うだろ。イタリアでも同じだよ。
北イタリアの人が見ればこれは南イタリ
アの味だと思うかもしれ
ないよ」
イタリア料理でよく使うスパイスは何も使っていないが、トマトを使
ったスパゲッティソースとしてはまとまり
がついたよい味だ。
これならイタリア人も「イタリアの何処かの田舎料理」と感じる味だ
ろう。

このスパゲッティソースの作り方を誰に教わったわけでもない。
料理本で作り方を学んだものでもない。
ヌチャナートの味の記憶だけで作った料理でした。

2010/11/23

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2010年11月23日 (火)

食べ物と健康広告Y230

昔からある食い物は何の病気に効くなんて話が多い。
そんな話を集めてみようと思っていた。あちこちの古老を訪ねて話
を聞くなんて方法がある。ずぼらな俺はもっと簡便な方法をとった。
広告を見ていて、何を食うと健康になるという話があったなら記録
しておく。それでもかなり集まってきたよ。
今月はショウガが良いという広告が目立つな。
「何を食うと何に良い」というのも流行がある。
今はショウガが流行している。牛丼屋や回転寿司屋が
「最近、紅ショウガやガリが減るのが早いな」と思って調べたらショ
ウガ健康法が流行っていたので驚いたなんて話もあるかもしれな
い。

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2010/11/23

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2010年11月22日 (月)

烏賊の髭

「烏賊の頭をサダムちゃんにあげるわ」
そんなことを言いながら黒っぽいものを鍋にいれていた。
「今、なんて言った?」
「烏賊の頭って言ったのよ」
「烏賊の頭ねぇー?」俺は考えてしまった。
ヌチャナートが言う烏賊の頭は烏賊の三角の部分だ。
あの部分を正しい日本語で何と言うのか俺は知らない。
いつも三角と呼んでいる。それで誰にでも通じていると思っている。

烏賊は泳ぐ時、三角の部分を先頭にするから、三角の部分が頭な
のかな?でも目玉や口は足の付け根にあるから、三角は頭じゃ
ないよね。烏賊の進行方向から考えると三角を頭と考えるのは
感覚的には理解できる。

頭があるのだから足があらねばならない。
鯛や平目には頭があるが足はないぞ!うーんそうだな。
烏賊の場合、胴の下にある10本の長いものは俺たちから見ると足
に見える。生物学的には頭ではないのだが、三角の部分を頭と考
えて、胴が続き、足がつくと考えると俺たちに
はすっきりする。

タイ人は胴体の下に隠れた目や口に着目するようだ。
七福神の中の頭が長く髭を生やした福禄寿の姿と烏賊を重ね合わ
せているみたいなんだ。口の下にある10本の棒を髭と呼んでいる。
俺たちには足に見えるのに、タイ人には髭に見えるのだ。
タイ人が描く烏賊の絵ではカイゼル髭のように10本の足が左右に
分かれている。そんな絵を探したが、探すとなると見つからないも
のだ。
こんな絵を見つけました。ちょっと髭に見えるでしょ。

Squid

http://mankpp.com/forum/index.php?topic=22.0

2010/11/22

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2010年11月21日 (日)

オップガイ タイ風鶏の蒸煮

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鶏の蒸煮なんだが味はタイのものだ。
タジン鍋料理のタイ版と言ってもよいと思うな。
調理している時はやたらとくさかった。
ヌチャナートは「これは美味しそうなにおいよ」と笑いながらも換気扇
を回した。調理中のにおいとは裏腹に、食って見るとあのにおいは
何処かに消えている。これはタイ東北部の田舎料理だ。
「これって美味い料理だね」
「辛いでしょ」
タイ人が辛いというのだから、かなり辛味が強い。
香草の香り、他の味と一緒に辛味を感じると、「辛くて、もう駄目だ!」
とならないのが不思議だ。
辛いのだが、辛いと感じさせないのがタイ料理の魅力なんだと思う。
鶏肉から出た油が浮いているスープをふうふう言いながら飲む。

2010/11/21

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2010年11月20日 (土)

鮪とパパイヤ

青いパパイヤを買ってきた。それをソムタムにして食べるのだと思っ
ていた。一つは食べないで残している。
「これを食べないの?」
「食べないわ。甘くなったら食べるの」

鮪とパパイヤなんて共通点はないと思っていた。
市場で鮪の肉の状態を見るには鮪の尻尾を切り落としてその肉の
色とか状態を見て、肉の良し悪しを確認する。
ヌチャナートはパパイヤの尻尾の部分を切り落として色を見た。
そして食べ頃の時期を判断している。

「まだ早いわ。もう少し待つと甘くなるわ」
パパイヤの完熟なんて熱帯でないと駄目だと思っていたが、日本
の部屋の中でも徐々に熟する。
そんなことよりも俺はパパイヤの尻尾を切って熟度をみるのが面白
いと思った。

2010/11/19

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水菜と黄色い唐辛子でタイ料理

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なにも黄色い唐辛子を使わなくてもいい。たまたま黄色い唐辛子が
あったから黄色い唐辛子を使っただけだ。赤い唐辛子でも構わない。
水菜と言うのは関西の野菜で関東では近年になってから普及した。
ちょっと苦味があるのでヌチャナートの好みにあっている。
これにナンプラと豚肉を加えて煮るとタイの味になる。
「辛いわよ」
たしかに唐辛子が沢山入っているから辛い。
油っ気があると辛味を余り強く感じないが、このように単純な味だと
辛味を強く感じる。
この唐辛子は普通の唐辛子よりも辛味が強い。水菜の陰に唐辛
子が入っているのを知らずに食べると「辛ぇーっ!」となる。
たまーに、タイ料理を食べる人はそんな辛さを楽しむだろう。
辛い食事が毎日、毎食になると、辛いということが当たり前になり、
辛さを楽しむなんて感情が生まれない。

2010/11/19

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辛い昆布の佃煮

昆布の佃煮を戴いた。パッケージには赤い唐辛子が描かれている。
これをくれた方は「辛いわよ」と言っていた。

タイ人は海藻を食べない。海岸近くに住む人々は海藻を食べるか
も知れないがタイ東北部の高原地帯の人々は海藻を知らない。
干し魚なら沢山売っている市場にも海藻なんて売っていないと思う。

佃煮を見せてもヌチャナートにはそれがなんだか分からないのも
当然だ。
「それ、なぁーに?」
「海の野菜だよ。ああタイ語でなんと言ったかな?海藻だよ」
海藻というタイ語を思い出すのに苦労した。
「美味しいよ。食べてごらん」
「あら、美味しいわね。塩っぱいけど、温かいご飯と一緒だと美味
しいと思うわ」
「これってタイ人も食べるかな?」
「食べると思うわ」
「辛くないかい?」
「ぜーんぜん。辛くないわ」
ところどころに赤い唐辛子の輪切りが入っている。
黒い昆布の中で赤い唐辛子は目立つ。
俺が辛いと思わないのだから、ヌチャナートは唐辛子の刺激なん
て全く感じないだろう。

2010/11/19

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タイ南部風竹の子スープ

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俺たちにはタイ南部風とか北部風と言われてもなかなかその違い
が分からないが、タイ人にはその違
いはすぐに分かる。
関西風味付けと関東風味付の違いを俺たちは簡単に見分けるが、
タイ人には
難しい。それと同じだろう。
タイ南部風焼魚入り竹の子スープを作った。
これがひどいにおいなんだ。俺にとってはひどいにおいな
のだが、
ヌチャナートには食欲をそそる良いにおいなのだ。
「美味しいから味見しなさいよ」
「いやだよ、そのにおいが」
俺は味見をしない。いつものことだからヌチャナートは笑っている。
スープなのに、焼魚を使うのが面白い。焼魚は大鯵を焼いたもの
だ。

俺には悪臭なのだが、このにおいを食欲をそそる芳香と感じる
ご近所さんはいるのだろうか?
今はもうどの家も窓を閉めているから、この悪臭?はご近所さん
には届かない。通行人は
「なんだこの悪臭は?」なんて思うだろうな。

2010/11/19

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薬膳:パパイヤと便秘

ウチでパパイヤを熟成させた。
「ねぇー、果物を食べなさいよ。体にいいわよ」
「・・・・・」
「これを食べるとウンチが沢山出るのよ」
「ふーん」
パパイヤは便秘の薬になるということだ。
そんなことを知る日本人は少ない。
パパイヤなんてまだ日本ではそれほど食べられていないから、
そんなことを知らなくても当然だ。バナナと同じようにパパイヤを
食べるようになると、パパイヤが便秘の薬だと認識されるように
なるだろう。

タイに旅行に出かけて、旅先で便秘になったなら、パパイヤを
食べるといい。屋台で皮を剥いたパパイヤの切身を氷の上に乗
せて売っている。冷たくて甘いから美味しいよ。
そして快便ですっきりする。

2010/11/20

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タイの澄まし汁

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生椎茸があると作ってくれるスープだ。
凝ったスープではない。椎茸と長葱だけなんだが、これが旨い。
タイ人が作るスープだからナンプラで味をつける。
言ってみれば、タイ風の澄まし汁というところか。
日本の澄まし汁は汁が一杯で具がちょっとだけ器の底に座って
いる。タイ人が作る澄まし汁は具が一杯入る。
もちろん、唐辛子なんて入っていないからこのタイの澄まし汁は
日本人でも安心して食べられる。
ナンプラのにおいを気にする人がいるかもしれない。
醤油だってかなりきついにおいがしているのだが、日本人には
そのにおいのきつさがわからないだけだ。

椎茸の香りがいい。
噛むと椎茸の中から旨味がジュワーッと出てくる。
柔らかに煮えた長葱も甘い。
子供の頃は長葱を噛むと葱の中身がぬるーっと外に出てくる
ので嫌だった。
今はそんなこと気にしない。葱の甘味を楽しんでいる。

2010/11/15

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使い回し

前の客が食べ残した料理を次の客に出す使いまわしをしていたの
が発覚し、関西の老舗料亭が倒産した。
この話をヌチャナートにした。
「あら、タイでもやっているわ」
「えっ?・・・?」
うーん、人間のやることって何処も同じだな。
と言うことは、関西の料亭と同じく、高級食材を使う王宮料理店が
使い回しをしている可能性が高いな。

常に衆人の目が行き届いている道端の屋台では使い回しはできな
いと思う。

2010/11/15

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2010年11月16日 (火)

食べ物と健康広告Y160

何々を食うと体によいという食い物と健康の関係を広告の中に見て
いる。それも簡単に手に入る、ジャガイモとか人参という物に限定
しよう。ナントカのエキスと言ったように食い物から有効成分を抽出
したようなものは除く。朝鮮人参のようなものも八百屋やスーパー
で買えないから除こう。

今月も「コイのウロコ」なんてものがあった。多分、鯉の鱗のことだ
ろう。これで腰の激痛が治るらしいけど、これは何処でも簡単に手
に入るものではないから除く。
以前はアワビの粉末を取り上げていた。これで緑内障、白内障が
治癒できるという。暫く、この広告は出ていなかった。復活した。
アワビの粉末なんて何処で買えるのか分からないような
ものは除
こう。

何を食うと何によいと言う広告にも流行があるんだな。先にあげた
アワビの粉末のように暫く間をおい
て復活するものもある。

「ゆほびか」誌 2011年01月号 マキノ出版

空腹感ゼロ!1週間でウエスト5cm、2週間で7cm減!
無理なくやせて生理痛も軽い!
「こうや豆腐ウオーク」ダイエット

頑固な偏頭痛・便秘・ガス腹がスッキリ解消!肌ツヤツヤ!
飲んでも塗っても卓効!
「オリーブオイル」薬食美容術

「壮快」誌 2011年01月号 マイヘルス社・マキノ出版
テレビで大反響!<肉コンニャク>で73㌔13㌔10㌔速やせた
72㌢ウエスト大縮小!
メタボ脱出

これはどの食い物と特定していないが、<夜おじや>でやせると
いう話だ。多分、夜におじやを食べなさいということだと、俺は思い
込んでいる。コイのウロコで腰痛が治るとか、アワビの粉末で緑内
障が治るなんて記事もある。興味ある人は本を買ってください。

「健康365」誌 2011年01月号 ㈱エイチアンドアイ

ビルベリーエキスが緑内障や視力の向上に役立つ、シルク微粉末
が髪の毛によいとか、ハナビラタケ
が癌に効くなんて広告があった。
これらは食い物というより薬みたいなもんだから除こう。

「米ぬか脳活性食」というのがあった。米糠を食うと脳が活性化す
るということだと判断したので取り上
げることにした。
米糠ならわりと簡単に手に入る食い物だと思う。

認知症が大幅に改善!アルツハイマーからピック病まで徘徊・興奮
・妄想も改善!「米ぬか脳活性食」

詳しいことは本を買って確認してくださいね。

「わかさ」誌 2011年01月号 わかさ出版

腰の激痛だるさもリウマチもぞくぞくと消えた!
有効率80%と報告され今注目の鎮痛食緑イ貝

「緑イ貝」って何でしょう?これは緑色の貽貝(イガイ)のことだと思
う。貽貝と言っても分からない人が
居るかな?貽貝というのは英語
でマスル、仏語でムール、日本語ではムール貝と言っている貝のこ
だ。本来の日本語である貽貝では通じなくなっているのが面白い。
日本でよく見る貽貝は貝殻全体が黒い。タイでよく見る貽貝は貝殻
の周辺が緑色だ。周辺が緑色
の貽貝を緑貽貝と言うようだ。
貽貝のことをわざわざ「イ貝」と書くのが俺には面白いと思う。

2010/11/16

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2010年11月15日 (月)

パパイヤと柿

美味しそうな柿があった。子供は夜、柿を食べてはいけないと言わ
れている。柿には利尿作用があり、夜、子供が柿を食べると寝小便
をするからだ。俺はそんな話をヌチャナートにした。
「アハハハ・・・・。同じ話がタイにもあるわよ」
何を食うと寝小便をすると言ったのか覚えていないが、日本とタイ
に同じ話があるというのは面白かっ
た。
「この柿、美味しいわね」と言いながらヌチャナートは食べていた。
俺は酒を飲みながら、ヌチャナートが美味しそうに柿を食べる顔を
見る。

翌朝だった。
「昨晩は大変だったのよ。」
「・・・・?何が?」
「夜中に何度もトイレに起きたのよ!」
柿を夜、食べてはいけないと言う俺の話を思い出してヌチャナートは
笑っていた。

もう少しで熟しそうなパパイヤがあった。
その時、俺は初めてパパイヤを食った時の感想を思い出した。
完熟したパパイヤの色は柿と同じ色をしている。
色だけ見ると、パパイヤの果肉は柿と同じだ。
パパイヤを食うと、柔らかで甘い。
この味を俺は「ボケた柿みたいな味」と表現した。

「ねぇー、ヌー!パパイヤの味って、柿の味に似ていないかい?」
「わかんないわ」
パパイヤと柿は似たような味と考えるのは俺だけかな?
「ボケた柿の味」と表現した日本人に出会ったことがある。
パパイヤと柿の味は似ていると感じるのは日本人だけかな?

2010/11/15

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お供えの形

Kamidana

俺は神様にどのようにお供えをだしたらよいのか知らない。
昨年末のホームセンター島忠の広告に神棚へのお供えの出し方に
ついて説明があった。その説明によると、お供えの水や酒の容器の
蓋は取っておくのが正しいことになっている。
そのお供えの仕方は俺がタイで気づいたことと共通点がある。
タイ人はお供えの水として瓶に入ったままコーラなどを出すことがあ
る。その時、必ず瓶の王冠を外してストローをさしている。
「ああ、なるほど。神様が飲みやすいようにしているのだ」
と俺は解釈していた。

大きな神社の敷地内には天照大神などを祀った本殿の他にお稲荷
さんなど小さなお宮さんが祀られている。ある神社の中に神明社と
いう祠があり、その中にお供えがあった。
そのお供えを見ると水玉や平次の蓋がとっていない。このお供えは
神社の関係者がお供えしたはずだ。神職の資格がある人がお供え
したか、神職の監督下にある人がお供えしたのだと思う。
当然、水玉や平次の蓋をとるべきかどうか熟知しているはずだ。
水玉や平次の蓋を取らないのがこの神社のしきたりなのかもしれ
ない。

P1170088pct13

無知な俺は島忠が言うように水玉や平次の蓋をとったらいいのか、
取らなくてもいいのかわからない。どうすべきか悩んでしまった結
果、出した結論はそんなことどっちでもいいのだということにした。

2010/11/15

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2010年11月14日 (日)

アフリカの食事

アフリカの食事と言っても広大な大陸だから地域によって食事の形
態は違う。あるアフリカの地域での話しだと思ってくれ。
そこで暮らした日本人の話だ。彼等は貧しくて肉を殆ど食べられな
い。殆ど毎日野菜ばかりで生活している。繊維質の多い野菜だか
ら便通がよくなる。便がすとーんっと落ちるので紙で尻を拭く必要
がないという話だった。

そんな話を知った後だった。多分、ウエブで読んだ記事だと思う。
あるイギリス人が「自分はトイレで紙を使う必要がない。便は綺麗
に落っこちる」と自慢していた。
それを読んだ時、アフリカ人の排便の話を思い出した。

先日、夜中に目が覚めてラジオのスイッチをいれた。
深夜放送で「嬉しいこと」というテーマで聴取者からの投稿を待っ
ていた。するとこんな投稿が読まれた。
「排便後、尻を拭いたトイレ紙に汚れが付いていないと嬉しい」
というのがあった。司会者が
「ああなるほどね。大きなのがすーっと出れば尻は汚れないよね」
なんて言っていた。

今朝、用を足してトイレ紙を使った。何気なく紙の汚れを見た。
紙に汚れが付いていない。
「おーっ!健康な証拠だ。」
便器の中を見ると、バナナのような奴が入っている。
野菜や果物を食わないといけないとヌチャナートが野菜を勧める。
そのお陰かな。野菜を多く取るアフリカの人々がトイレ紙を使わな
いという話を思い出した。

2010/11/14

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唐辛子の色

唐辛子に白い花が咲き、青い実が生る。やがて青い実が橙色にな
る。品種にもよるのだろうが、橙色になる前に黒ずむものもある。
それがやがて真っ赤になる。俺達が食用にするのは赤か青であっ
てその中間の橙色のものは食用にしない。橙色の物だって食用に
なるが、なぜか使わない。味も香りも赤いものと同じなのだが食べ
ない。中国からの輸入品も真っ赤な乾燥唐辛子だけを袋詰めにし
ている。橙色の唐辛子は混ざっていない。輸入業者が日本人の
嗜好にあわせたのだと思う。

日本人は唐辛子を余り食べないのに、唐辛子の色にこだわる。
唐辛子を大量に消費するタイ人は唐辛子の色にこだわらない。
日本で唐辛子を栽培しているタイ人から生唐辛子を送って貰うと、
赤から橙色、青いものまで一袋に混ざっている。
俺は色が混ざっていることが気になるが、ヌチャナートは気にしな
い。赤と青だけが混じっているのなら俺も気にしない。
橙色が気に入らないのだ。

真っ赤な乾燥唐辛子を長いこと放置しておくと、色が褪せて黄色か
ら白になる。

タイで乾燥唐辛子の作業をしていた。どんな作業だか思い出せない。
たぶん、唐辛子の実についているヘタ取りだったと思う。
俺もその作業を手伝った。青い乾燥唐辛子があったかどうか思い出
せないが、黄色の乾燥唐辛子があった。俺は黄色くなった唐辛子
は古いものだと思って取り除いていた。タイ人はそんなことを気に
しない。黄色い唐辛子も赤い唐辛子と一緒にしている。
俺が取り除いた黄色い唐辛子をタイ人は冷ややかに笑いながら
見ている。今、考えると黄色い乾燥唐辛子は橙色の唐辛子が乾
燥したものだろう。唐辛子の色にタイ人はこだわらないから、赤い
唐辛子と橙色の唐辛子を一緒に乾燥させていたのだと思うな。

2010/10/29

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胡瓜とタイ人

胡瓜は生で食べる野菜だと日本人は思っている。
一番多く食べられているのは漬け物だろうな。
浅漬けの胡瓜は旨いな。
胡瓜もみも好きな食べ物だ。
胡瓜に塩や味噌をつけて食べるのも大好きだ。
表面に針のようなごつごつした突起物がある胡瓜に塩をつけて丸か
じりすると旨いぞー!

タイ人も胡瓜を生で食べる。
焼き飯を注文すると皿の横に生の胡瓜の薄切りを乗せてくる。
この胡瓜は日本の胡瓜のようにしゃきしゃき感はないが、甘くて
美味しい。このタイの胡瓜が好きだな。
最近はタイにも日本の胡瓜が出回っている。
ごく普通のタイの胡瓜は表面にとげがなくて小さい。

日本人の大好きな胡瓜の浅漬けなんてタイ人は食べない。
俺が胡瓜もみを作ると、タイ人は胡瓜のソムタムと感じて食べる。
胡瓜に塩をつけてタイ人が齧るのを見たことがないな。
旨いんだがな・・・・・。
俺たちから見て、面白い或は奇妙な胡瓜の食べ方がタイにある。
彼等は胡瓜を炒めたり、煮たりする。
炒め物、煮物の胡瓜も旨いもんだよ。
旅行でタイに行った人は、知らないうちに胡瓜の炒め物や、煮物を
食べているのではないかな?

2010/11/12

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残飯はカオパットに

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少々の飯が残っていた。飯を炊く気にもならない。
「ごはん、どうする?」
「うーん・・・・どうしよう?」
「カオパットでいい?」
「ああそうしよう」
カオパットというのはタイ語で焼飯のことだ。
これがタイの屋台で食うと旨いんだな。
外米を使うから飯粒がパラパラとはがれている。下手な屋台では
ぐちゃぐちゃのカオパットをだすこともあ
るが、そんな店は殆どない。
炒飯とか焼飯を日本で注文するとデフォルトでスープが付いてくる
が、タイのカオパットにはスープがつ
かない。飯の横に楔形に切っ
たレモンと薄切りの胡瓜がつく。レモンをぎゅーっと絞って、唐辛子
の入ったナンプラをかけて食べる。熱帯の太陽の下で熱い焼飯を
食ったなら余計に暑くなると思うだろう。
唐辛子の辛味のせいだろうか、暑さは感じない。

ウチのカオパットは残飯整理みたいなもんだ。肉もその辺にあるも
のを適当に使う。卵が入らないとカオパットとは考えないみたいだ。
卵がないとカオパットを作らない。粘り気のある日本の米でもヌチャ
ナートは飯粒がパラパラとはがれるカオパットを作ってくれる。
絶対に切らすことがないレモンをカオパットに添える。
胡瓜はないけど、完全にタイ風の食べ方だ。
これさえ食わせておけば、旦那は文句を言わないのをヌチャナート
は知っている。料理を作るのが面倒になると
「カオパットにする?」「カオパットを食べるでしょ?」と来る。

2010/11/12

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黄色い唐辛子

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唐辛子にはいろいろな色がある。俺達がよく見る色は緑と赤だ。
園芸店に行くと成長に従って色が変わる唐辛子を鉢植えで売って
いる。ある時、そんな観賞用唐辛子を買った。
買う前に店の人に聞いた。
「この唐辛子は食べられますか?」
「食べるって聞いたことないですね。」
俺はその唐辛子は観賞用だと思っていた。
観賞用の唐辛子が少なくなっている。
「あれっ?ヌチャナート、唐辛子が少なくなっているね」
「あたしが食べたからよ」
「あれは観賞用だよ」
「食べられるわよ!」
どうやら観賞用唐辛子も食べられるらしいことをヌチャナートは自分
の体で証明した。

スーパーに黄色い唐辛子があった。
愛知県産と書いてある。そういえば愛知県の農家が世界で一番辛
いと言われている唐辛子を栽培していたな。その唐辛子の話はし
たかな?今日は黄色い唐辛子の話に限定しよう。
黄色い唐辛子なんてタイでは見ない。
唐辛子の消費が少ない日本では黄色い唐辛子なんて売れるもの
ではない。普通は珍しい品種は値段があがる。もともと売れそうも
ない黄色い唐辛子だから、値段も安い。ヌチャナートにとっても黄色
い唐辛子は珍しいのだろうか、ヌチャナートは笑いながら黄色い唐
辛子を持ってきた。
「ウチには生の唐辛子が沢山あるよ」
「ちょっと食べて見ましょうよ」
大量に買い込んだ唐辛子がやっと少なくなりよかったなと思ってい
た。それなのに、また黄色い生の唐辛子を買い込んだ。
黄色い唐辛子なんて色が違うだけで味も香りも赤唐辛子と同じだ
と思っていた。唐辛子にも先端が尖っているものと、尖っていない
ものがある。尖っているものは辛いと言われている。
黄色い唐辛子は先端が尖っている。
この唐辛子は辛い種類の唐辛子だろうと推定した。
いくら辛いと言っても国内でタイ人が栽培しているタイの唐辛子と
同じだろうと思った。俺はたかをくくって唐辛子を半分ほど齧った。
これが辛い唐辛子だった。タイ料理の辛さに慣れていない時だっ
たなら失神してしまうほど辛かった。
「どう?」
「辛いよ、味見してみるかい?」
ヌチャナートは舌先で唐辛子を舐めた。ちょっと考えてから
「辛いわね」と言う。唐辛子の辛さを見るには舌先で試すのだと初め
て知った。

俺がビールを飲んで転寝をしている間にヌチャナートはソムタムを
作って一人で食べていたようだ。
「あの唐辛子は辛いわよ!」
味見をしていたのに、ヌチャナートは黄色い唐辛子の辛さを忘れて
いた。一人前のソムタムに10本だか20本の唐辛子を加えたらしい。
一本の半分を食っただけでも辛いのに、10本も食ったらどのくらい
辛いか想像がつかない。

いくら辛い物が好きだと言っている日本人でも、この唐辛子を一本食
えないと思う。「辛い物に挑戦する」なんて意気込みでこの唐辛子が
10本入ったソムタム食おうとすると、ほぼ間違いなく敗退する。

2010/11/13

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パパイヤが安くなった

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大きな青いパパイヤがあった。タイで普通に見られるパパイヤに比
べると小さなものだが、一箱に二個
入って600円だった。
数年前は青いパパイヤなんて飛行機でタイから取り寄せたものしか
なかった。値段も当然高かった。タイの値段を知っているから、溜息
をつきながら小さなパパイヤを選んで買った
ものだ。
大好きなソムタムを日本で食べられるのでヌチャナートは喜んでいた。
在日のタイの友達を呼ぶ、あるいは呼ばれる時は必ずパパイヤの
ソムタムを用意した。そのくらい、パパイヤは貴重だった。
最近は九州、沖縄の国産パパイヤが出回り安くなった。
ウチにとってはありがたいことだ。

俺たちはパパイヤは果物だと思っている。果物と言うのは甘い物
だ。完熟して甘い物しか商品価値がないと思っていた。
グローバルな時代になり、パパイヤ栽培農家は青いパパイヤは
野菜として食べられることを知った。日本にもタイ、インドネシア、
フィリッピン人など青いパパイヤを消費する人口が増えた。
多分、よい果実をとるために間引きした青いパパイヤを出荷した
ら予想外に売れた。それで青いパパイヤを出荷するようになった
のだろう。ウチにとっては青いパパイヤが簡単に手に入ることは
嬉しいことだ。

2010/11/13

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鳥モツ煮込み タイ風B級グルメ

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甲府鳥モツ煮込みがB級グルメとして脚光を浴びている。
ヌチャナートが鳥レバーを買って来た。俺はモツの特有なにおいが
気になるので余り食わない。それと俺たち日本人は無意識のうち
にモツ肉は下等な肉と思っているが、タイ人はそのように感じて
いないらしい。味や食感が違う肉と感じているようだ。
タイの仏教は肉食を禁じていないから、タイ人は昔から肉を食って
きた内臓肉を異なる味の肉と感じるこの感覚は一頭の肉を無駄に
しない人々の感覚だ。人間のために命をくれた動物の全てを食べ
てあげるのが正しいと考えるのだが、俺の感覚は内臓肉
を嫌がる。
ごめんね牛豚鶏君たち。

モツを使った料理がタイには沢山ある。
モツをごっそり入れたスープなんて出される。鶏肉屋に行くと、鶏の
モツや生まれる前の黄色い卵が連なったものを売っている。
そんな物を見ると、ヌチャナートはすぐに手を出す。
それを香草と一緒に透明なスープで煮込む。これをタイ人の友達
と美味しそうに食べているのを思い
出す。

鳥レバーをどうやって食べるのか見た。
レモングラスとナンプラで煮込んでいた。スープの色は黒ずんでいる。
「おっ!これは鳥モツ煮込みだ!B級グルメだ。
甲府鳥モツ煮込みのタイ版だ!」
俺はレバーを食わないが、煮込み汁を味見した。
うまい味に仕上がっている。

鳥レバーという素材を使うと日本でもタイでも同じような料理ができ
るから面白い。

2010/11/12

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ムウケム 豚挽肉のタイ風炒め物

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今日は豚の挽肉をタイ風に炒めたものだ。ムウケムと呼んでいる。
挽肉を唐辛子とニンニクで炒める。
辛い物がお好きな人は唐辛子を沢山入れればよい。
俺はタイ人が普通の辛さと感じる程度に唐辛子を入れてもらう。
うっかり辛いのが好きだなんて言おうものなら、タイ人が感じる辛さ
になってしまう。料理が出来てきた。
「塩っぱくない?あたし味見していないのよ」
「・・・・」客に出す物ではないのだから味見などしなくてもいい。
「辛くないと思うわ」
「・・・・」旦那が耐えられる辛さを知っているから、適当量の唐辛子を
加えているはずだ。これでもタイ料理を食べ慣れない日本人には
激辛だろうな。ムウケムを直訳すると「塩っぱい豚」だ。
確かに塩っぱいが飯と一緒に食うと丁度よい。

塩味のことより、俺はもっと気になる物がある。
それは料理を盛りつけた器だ。
俺たち日本人は料理を盛る器も料理の一部と考える。
料理を美味しく見せるための演出に器も大切だと日本人は考える。

日本人は器と料理を結びつけている。
蕎麦やうどんを盛りつける器にラーメンを入れない。
味噌汁の椀で茶を飲んだり、飯を盛ったりしない。
カレーの皿に刺身を並べない。
タイ料理なのに、ラーメンの丼に入れて出してきたから俺は落ち着
かない。文句を言っても聞き入れてくれない。
聞き入れてくれないというより、料理と器の関係を理解しない。
料理と器を結びつけて考える習慣がないらしい。
自分が美しいと思った器に料理を盛り付ければ満足するようだ。
文句を言っても「味はおんなじよ!」と相手にされない。
「そりゃ、味はおんなじだよ・・・・・・」
でもなぁー、俺はタイ料理はタイ風の器に盛って貰いたいのだ。
ところでタイ風の器ってどんなの?
屋台やB級グルメの店では単色のプラスチックの皿に料理を盛っ
てだす。それがタイ風なのかな??それはタイの庶民の盛付だ。

2010/11/9

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コロッケとカラオケ

ヌチャナートが「何かを食うか?」と言った。俺はなんと言われたのか
わからない。
「えっ?もう一度言って?」
「カラオケを食べる?」
「カラオケ・・・・?・・・・?」
「そうよ、サミイは好きでしょ?」
俺はカラオケなんて食ったことがない。カラオケってなんだろう?
タイ語かな?カラオケなんて言うタイの料理を聞いたことがない。
ヌチャナートはコロッケを出してきた。
「食べるでしょ?」
「・・・・・?」俺は狐につままれた気がした。
どうやらヌチャナートはコロッケをカラオケと聞き間違えていたよう
だ。知らない単語を聞くと、それを自分が知っているものに置き換
えることがある。コロッケは知らないが、カラオケなら知っているか
ら、ヌチャナートはカラオケと覚えたのだ。俺たちだって似たような
事をやる。パイナップルをタイ語でサパロットと言うのだが、日本人
は札幌と言ったのだと思う。
「もう一度、言ってごらん」
「カラオケ!」
「これはカラオケじゃないよ。コロッケだよ」
「ああそうなの?カラオケと言うのだと思っていた。」
ヌチャナートの耳ではコロッケもカラオケも同じなんだ。
コロッケを食うにもウチにはトンカツソースなんてない。
ナンプラとケチャップと唐辛子でトンカツソースの代用にするか?

2010/11/12

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2010年11月 8日 (月)

亭主の好きなタイカレー

P1170060pct13

俺が初めてタイカレーを食った時、不味いと思った。
カレーと言えば、黄色いインドカレーの香りと味を想像する。
俺が想像していた味とタイカレーの味は全く違う。
色も赤だったりする。
「なんじゃこれ?これがカレーかよ?」
そんな悪い印象をもったタイカレーなのに、今は俺の好物になっている。
俺がタイカレーを食いたいと言っても、ヌチャナートは作ってくれない。
簡単に作れてしまうタイカレーは「あんなもんは料理ではない」と思っている
らしい。タイカレーを軽蔑しているのだ。
ヌチャナートはタイカレーをちょこちょこと作ってしまうが、この味を日本人
が作り出そうとすると手間がかかる。
自分じゃ軽蔑していても亭主が好きなタイカレーだ。
なにかの風の吹き回しでタイカレーを作ってくれることもある。
「タイカレー、食べるでしょ?作ってあげる。」
「うん」
こうしてタイカレーが出来てきた。
屋台やぶっかけ飯屋で食うのと同じ味だ。
彼等が食べるのと同じ辛さだ。食っているうちに汗がでてくる。

辛味がないと飯を食えなくなっている。
辛い物を食っても辛いと感じないが、辛味を食うと汗がでる。
こんな程度の辛味ではタイ人は汗をかかない。
俺の体はまだタイ人のようにはなっていないようだ。

2010/11/3

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野良猫と敗残兵

先回、インパールで敗れてビルマを抜けタイに逃げ込んだ日本の敗残兵が
タイの村人から食事を貰ったことを書いた。

公園でタイ料理の食事をしていた時のことだ。
腹を空かせた野良猫が食い物のにおいを嗅ぎ付けて傍に寄ってきた。
俺は小さな肉切れを野良猫に上げた。
相当腹をすかせていた様子の野良猫はすぐに肉切れに飛びついた。
その肉切れがタイ料理だなんて猫は知らないから、いつものようにくらい付
いた。今までに味わったことがない辛さに猫は驚いた。
いったん口に入れた肉を吐き出したが、空腹には勝てない。
その辛い肉をむしゃむしゃ食べ始めた。
食い終わると野良猫はもっと肉が欲しいというようにこっちを見ている。
もう一切れの肉を猫に与えた。今度は用心しながら肉を舐めた。
「食おうかな?どうしようかな?」と考えながら辛い肉を食い始めた。
三切れ目の肉を与えても「他に食うものがないから、これでも食うか」
という感じで肉を食っていた。食い終わると礼も言わずに立ち去った。

この時、食べ物もなく負傷した体でバンコックへ南下を続ける敗残兵のこと
を思い出した。補給が途絶えた敗残兵の食糧事情はこの野良猫と同じか
それ以下だっただろう。
辛いタイ料理を知らない、日本の敗残兵に村人は食べ物を差し出した。
腹ペコの敗残兵は夢中で辛い料理を食べた。
だが腹が満たされて来ると、辛さに気づき食べることが出来なかったのでは
ないだろうか?

野良猫と敗残兵を比較するのは失礼だし、お国の為に戦い傷ついた兵隊
さんには申し訳ないと思っていることを書いておく。
野良猫も飢餓状態の敗残兵も食い物に対する反応は似たようなものでは
ないかと感じてしまったんです。
飢餓とはどんな状態なのかを知らない者の推定ですので、ビルマ戦線で
戦った方や関係者はどうか怒らないでください。

2010/11/4

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唐辛子の色

唐辛子に白い花が咲き、青い実が生る。やがて青い実が橙色にな
る。品種にもよるのだろうが、橙色になる前に黒ずむものもある。
それがやがて真っ赤になる。俺達が食用にするのは赤か青であっ
てその中間の橙色のものは食用にしない。橙色の物だって食用に
なるが、なぜか使わない。味も香りも赤いものと同じなのだが食べ
ない。
中国からの輸入品も真っ赤な乾燥唐辛子だけを袋詰めにしている。
橙色の唐辛子は混ざっていない。輸入業者が日本人の嗜好にあ
わせたのだと思う。

日本人は唐辛子を余り食べないのに、唐辛子の色にこだわる。
唐辛子を大量に消費するタイ人は唐辛子の色にこだわらない。
日本で唐辛子を栽培しているタイ人から生唐辛子を送って貰う
と、赤から橙色、青いものまで一袋に混ざっている。
俺は色が混ざっていることが気になるが、ヌチャナートは気にし
ない。赤と青だけが混じっているのなら俺も気にしない。
橙色が気に入らないのだ。

真っ赤な乾燥唐辛子を長いこと放置しておくと、色が褪せて黄
色から白になる。

タイで乾燥唐辛子の作業をしていた。どんな作業だか思い出
せない。たぶん、唐辛子の実についている茎取りだったと思う。
俺もその作業を手伝った。
青い乾燥唐辛子があったかどうか思い出せないが、黄色の乾
燥唐辛子があった。俺は黄色くなった唐辛子は古いものだと思
って取り除いていた。タイ人はそんなことを気にしない。黄色い
唐辛子も赤い唐辛子と一緒にしている。
俺が取り除いた黄色い唐辛子をタイ人は冷ややかに笑いながら
見ている。
今、考えると黄色い乾燥唐辛子は橙色の唐辛子が乾燥したもの
だろう。
唐辛子の色にタイ人はこだわらないから、赤い唐辛子と橙色の
唐辛子を一緒に乾燥させていたのだ。

2010/10/29

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2010年11月 2日 (火)

トムヤンクンと寿司・刺身

タイ料理と言えばトムヤンクンを思い出すほど、トムヤンクンの人気
は高い。俺も美味しい料理だと思う。
最近、俺はトムヤンクンと寿司・刺身に共通点があることに気づいた。
日本人に「タイ料理は?」と聞くと真っ先にトムヤンクンをあげる。
この逆にタイ人に「日本料理は?」と聞くと寿司・刺身があがる。

日常、タイ人がどんな料理を食べているか知らない日本人はタイ
人は毎日トムヤンクンを食べている
と思ってしまう。
同様にタイ人も日本人は毎日、寿司・刺身を食べていると思ってい
る。俺たちにとって寿司・刺身はちょっと特別な料理だ。
鰯、秋刀魚、鯖に比べると寿司・刺身は高価だということもある。
寿司・刺身のような冷たい料理なんて食い続けることはできない。
大金持ちの日本人だからと言って、彼等が毎日 鯛、や平目、河
豚の刺身を食っているわけではな
い。野菜のごった煮とか焼いた
鯵の開きなど俺たちと同じ物を食っている。

俺たちが「タイ人は毎日トムヤンクンを食べているのでしょ?」
なんて言ったならタイ人は怒るか日本
人の無知に呆れる。
トムヤンクンは旨い料理だ。旨いがゆえに食い飽きるのが早い。
旨い料理なんて食い続けることができない。
材料の海老が高価だから毎日食えないのではなくて、食い飽き
てしまうから食わないのだ。
トムヤンクンの主役の海老を買うことができないタイの庶民も多い。
未だにトムヤンクンなんて言うタイ料理を食ったことがないタイ人
だっているはずだ。まっ、トムヤンクンはタイの日常食ではない。
日本で言えば懐石料理みたいなもんだと思ってくれ。
こう見てくるとトムヤンクンと寿司・刺身には共通点があるでしょ。

P1170049pct13

俺はなんとなくトムヤンクンを食べなくなった。
何故、トムヤンクンを食べなくなったのか俺にもわからない。
食い飽きたのか?いやそんなことはない。
海老のにおいが嫌になったのか?そうではない。
理由は分からないが、トムヤンクンがでても余り手を出さなくなった。
俺が食べないからトムヤンクンがウチの料理に出なくなった。
台所に海老があった。海老は飼い猫サダム・フセインの好物だ。
猫にあげる物だと思っていたらトムヤンクンが出てきた。
「あれっ?これってサダムにあげるのじゃなかったの?」
「今日はあたし達が食べるのよ」
久し振りのトムヤンクンだ。スープを味見した。海老の旨味が濃厚だ。
うーん、やっぱり旨い料理だ。たまに食うから旨いのだろう。
酸味を感じると、後から辛味を感じる。
ウチの辛味はタイの田舎料理そのままの辛さだから、日本人には
激辛かもしれない。その辛味に刺激されて、またスープを飲む。
香草の香りを楽しみながら海老を食べる。ほどよく煮えた海老は
固くならず甘味が多い。
バンコックではトムヤンクンにココナッツを入れるが、田舎では
入れない。ココナッツ入りのトムヤンクンも旨いが、さっぱり味の田
舎風トムヤンクンも旨いよ。
トムヤンクンも地方によっていろいろな味があるんだ。
旅に出たら、行く先々で違った味のトムヤンクンを食べ比べるのも
面白いね。

2010/11/1

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食べ物と健康Y020

どんな食い物が健康によいのか食べ物と健康に関する広告を見て
いる。この広告にも流行があるんだ。今は騒がれないが、ちょっと
前には朝バナナが流行したのを覚えているでしょ。
俺が子供の頃はハウザー法だかハウザー食品なんてものが流行
していた。子供向けの雑誌にも広告があり、痩せた子供がハウザ
ー食品をとって健康な子供になる絵が描いてあった。
たしかコーカサス地方の長寿地帯の食生活を研究した米国の
ハウザー博士が発見したなんて書いてあったと思う。
今でもあるのかな?葉書を出すと見本を送ってくれた。
米糠を食っているような不味いものだったと記憶している。

俺はこんな広告が目に入ったと書き出しているだけだ。
ゴボウ茶が健康によいという広告が目に入ったなら、それを書いて
いる。興味がある人は本を買ってください。
ゴボウ茶に人気がでるとこの広告はきっと数ヶ月間続きますよ。
朝バナナの時もそうでした。人気が出すぎてバナナが払底して
しまった。
なにもバナナでなくてもいい、朝に果物を食べるといい
と言い出した。その頃から朝バナナの広告がなくなった。

「はつらつ元気」誌 2010年12月号 芸文社

3分で冷えと痛み取り!!
リウマチ、生理痛、不眠に効く応用療法も公開!
ショウガこすりで「ひざ痛 腰痛」が消えた!!
ムチ打ち 腱鞘炎 偏頭痛も速改善!!

白内障改善! 「ビルベリー+3つの植物色素」

このほかに杏仁オイルなんてものもあったが、これは食い物では
なくて抽出物だから載せないことにする。

別冊でこんな本の広告があった。

「ショウガで治す!やせる!」 芸文社 定価860円
先月は玉ネギだったが、今月はショウガだ。
来月が楽しみだな?レモンかな?
今月はこんな宣伝になっている。
体重、体脂肪、血圧、血糖値、悪玉コレステロール ぜんぶ下がっ
た!ダイエットと生活習慣病の予防&改善

「安心」誌 2010年12月号 マキノ出版社

来月はレモンかななんて上に書いた。
そうしたらこの雑誌に朝レモンがよいなんて書いてある。

最新研究で判明!
朝レモンで血圧が下がる!
便秘が解消!血糖値、コレステロール値も正常化!

個人的体験だが、朝に酸味をとると便通はよくなる。
通勤途上に便意を催し、途中下車して便所に行かなくてはいけな
いのが難点だ。

ショウガ驚活用辞典
免疫力、体温アップ! 18の薬理作用で病気撃退!

「夢」誌 2010年12月号 わかさ出版
今月号には食い物と健康に関する広告は載っていない。
骨盤矯正と健康に関する記事が多い。

「健康」誌 主婦の友社 2010年12月号
テレビで大反響!
10数kgやせて便の量が2倍になった!ゴボウ茶

2010/11/2

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