パパイヤが安くなった
大きな青いパパイヤがあった。タイで普通に見られるパパイヤに比
べると小さなものだが、一箱に二個入って600円だった。
数年前は青いパパイヤなんて飛行機でタイから取り寄せたものしか
なかった。値段も当然高かった。タイの値段を知っているから、溜息
をつきながら小さなパパイヤを選んで買ったものだ。
大好きなソムタムを日本で食べられるのでヌチャナートは喜んでいた。
在日のタイの友達を呼ぶ、あるいは呼ばれる時は必ずパパイヤの
ソムタムを用意した。そのくらい、パパイヤは貴重だった。
最近は九州、沖縄の国産パパイヤが出回り安くなった。
ウチにとってはありがたいことだ。
俺たちはパパイヤは果物だと思っている。果物と言うのは甘い物
だ。完熟して甘い物しか商品価値がないと思っていた。
グローバルな時代になり、パパイヤ栽培農家は青いパパイヤは
野菜として食べられることを知った。日本にもタイ、インドネシア、
フィリッピン人など青いパパイヤを消費する人口が増えた。
多分、よい果実をとるために間引きした青いパパイヤを出荷した
ら予想外に売れた。それで青いパパイヤを出荷するようになった
のだろう。ウチにとっては青いパパイヤが簡単に手に入ることは
嬉しいことだ。
2010/11/13
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