お供えの形
俺は神様にどのようにお供えをだしたらよいのか知らない。
昨年末のホームセンター島忠の広告に神棚へのお供えの出し方に
ついて説明があった。その説明によると、お供えの水や酒の容器の
蓋は取っておくのが正しいことになっている。
そのお供えの仕方は俺がタイで気づいたことと共通点がある。
タイ人はお供えの水として瓶に入ったままコーラなどを出すことがあ
る。その時、必ず瓶の王冠を外してストローをさしている。
「ああ、なるほど。神様が飲みやすいようにしているのだ」
と俺は解釈していた。
大きな神社の敷地内には天照大神などを祀った本殿の他にお稲荷
さんなど小さなお宮さんが祀られている。ある神社の中に神明社と
いう祠があり、その中にお供えがあった。
そのお供えを見ると水玉や平次の蓋がとっていない。このお供えは
神社の関係者がお供えしたはずだ。神職の資格がある人がお供え
したか、神職の監督下にある人がお供えしたのだと思う。
当然、水玉や平次の蓋をとるべきかどうか熟知しているはずだ。
水玉や平次の蓋を取らないのがこの神社のしきたりなのかもしれ
ない。
無知な俺は島忠が言うように水玉や平次の蓋をとったらいいのか、
取らなくてもいいのかわからない。どうすべきか悩んでしまった結
果、出した結論はそんなことどっちでもいいのだということにした。
2010/11/15
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