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2010年11月14日 (日)

唐辛子の色

唐辛子に白い花が咲き、青い実が生る。やがて青い実が橙色にな
る。品種にもよるのだろうが、橙色になる前に黒ずむものもある。
それがやがて真っ赤になる。俺達が食用にするのは赤か青であっ
てその中間の橙色のものは食用にしない。橙色の物だって食用に
なるが、なぜか使わない。味も香りも赤いものと同じなのだが食べ
ない。中国からの輸入品も真っ赤な乾燥唐辛子だけを袋詰めにし
ている。橙色の唐辛子は混ざっていない。輸入業者が日本人の
嗜好にあわせたのだと思う。

日本人は唐辛子を余り食べないのに、唐辛子の色にこだわる。
唐辛子を大量に消費するタイ人は唐辛子の色にこだわらない。
日本で唐辛子を栽培しているタイ人から生唐辛子を送って貰うと、
赤から橙色、青いものまで一袋に混ざっている。
俺は色が混ざっていることが気になるが、ヌチャナートは気にしな
い。赤と青だけが混じっているのなら俺も気にしない。
橙色が気に入らないのだ。

真っ赤な乾燥唐辛子を長いこと放置しておくと、色が褪せて黄色か
ら白になる。

タイで乾燥唐辛子の作業をしていた。どんな作業だか思い出せない。
たぶん、唐辛子の実についているヘタ取りだったと思う。
俺もその作業を手伝った。青い乾燥唐辛子があったかどうか思い出
せないが、黄色の乾燥唐辛子があった。俺は黄色くなった唐辛子
は古いものだと思って取り除いていた。タイ人はそんなことを気に
しない。黄色い唐辛子も赤い唐辛子と一緒にしている。
俺が取り除いた黄色い唐辛子をタイ人は冷ややかに笑いながら
見ている。今、考えると黄色い乾燥唐辛子は橙色の唐辛子が乾
燥したものだろう。唐辛子の色にタイ人はこだわらないから、赤い
唐辛子と橙色の唐辛子を一緒に乾燥させていたのだと思うな。

2010/10/29

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