« 綺麗な残飯料理 | トップページ | 食べ物と健康広告Z180 »

2010年12月18日 (土)

どんなタイ料理になるの

P1170246pct13

なんだかぐつぐつ煮ている。鍋の蓋をとると大量の唐辛子と焼いた
小鯵が入っていた。
「いったい、これで何を作るのだ?」

冷凍庫に入っていたこの小鯵をヌチャナートは鯵の開きだと思っ
ていた。鯵の開きだと思っているから、魚を焼けと俺に命じた。
俺は小鯵を見ながら
「変なことを言うな?唐揚にすると言って買ったんじゃないの?」
と思っていた。
しかしヌチャナートが小鯵を焼けと言うのだから何か考えがある
のだと思っていた。俺は命じられたとおりに小鯵を焼いた。
焼いた小鯵をナムプリックで食ったが、やはりあまり美味しくない
ので食べ残した。

その残った小鯵を黄色い唐辛子と一緒に煮ている。これからどう
するのだ?どのくらい、煮ていたのだろう?鯵の小骨が柔らかく
なるまで煮ていたのだと思う。それを唐辛子と一緒に叩き潰した。
叩き潰すとペースト状になる。何かを想像すると気持ち悪い色の
食べ物になる。
俺は味見しようとしたが、やめた。花か果物のようなよいにおい
がするからだ。よい香りは食欲をそそる物なんだが、この香りが
すると俺は駄目なんだ。
実は良い香りの元はタガメのエキスなんだ。
何も知らなければそれを食うのだが、それが虫の香りだと思うと
手が伸びない。

P1170248pct13

ヌチャナートは美味しそうに食べている。
「わーっ!辛いわ!」
タイ人が辛いと悲鳴をあげる辛さだ。そうだろうな。
あの黄色い唐辛子は辛味が強いのだ。
それをあれだけ入れたのだから、辛くて当然だ。

魚のこんな食べ方なんて日本人の発想にない。

2010/12/16

|

« 綺麗な残飯料理 | トップページ | 食べ物と健康広告Z180 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: どんなタイ料理になるの:

« 綺麗な残飯料理 | トップページ | 食べ物と健康広告Z180 »