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2010年12月13日 (月)

小さな紙ナプキン

食事中や食後に使う紙ナプキンなんだが、タイの屋台にあるものは
粗末な紙でしかも小さい。粗末な紙と言われても想像がつかないだ
ろう。トイレットペーパーを紙ナプキンの大きさに切ったものと
思えば
いい。手に触れるとトイレ紙の感触がする。紙の色の汚さを隠すた
めかピンクのものが多い。
本の紙ナプキンは、ナプキン用に作られた紙を利用している。
初めてそんな小さくて粗末な紙ナプキンにタイで接した時、貧しい
国だからこんな小さなナプキンしか
使えないのだ、なんて思った。
使って見るとこの大きさで充分であることがわかった。
「これで充分だ。これで用が足りる」
普段は環境なんて口にもしないのに、この時は日本は資源を無駄
にしているなんて感じた。金持ち階級が行く、料理店では日本と同
じような大きな紙ナプキンが使われているのは言うまでもな
い。
日本と同じ物に出会うとなんとなく安心する。金持ち階級のタイ人
は紙ナプキンの原価なんて考
える必要もない。

日本の牛丼屋に入った。食事を終えて紙ナプキンをとった。
紙質はタイのものより上等だが、紙ナプキンの大きさがタイの屋台
にあるものと同じことに気づいた。牛丼屋のナプキンは以前からこ
んな大きさだったかな?値下げ競争が厳しい牛丼屋は紙ナプキン
の値段にも気を使っているのだ。

ハンバーガー店で高校生が使いもしないのに大量のナプキンを取
り出して、店を出る時はナプキンを
両手で力いっぱい丸めて捨てて
いた。その店はもう潰れてしまった。
飲食業界と言うのは紙ナプキンのような小さな物の原価にも気を配
らないと利益がでないのだと感じ
た。

2010/12/12

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