食べ物と健康Z140
いつも食べ物と健康に関する広告に注意している。
今日は広告ではなくて、讀賣新聞の朝刊にでていた新聞記事だ。
東京理科大の谷中昭典教授等は日本機能性食品医学会で動物実
験の結果を発表した。花粉症のマウスに1日約10グラムのバナナを
3週間与え、通常の餌を与えたマウスと比較した。
バナナを食べたマウスは、アレルギーを引き起こす物質の量が通常
食のマウスの半分以下に減った。
花粉症になると増える白血球一種「好酸球」の数も、正常マウスと同
レベルまで減少していた。
マウスにとって10グラムは人間では3-4本の量にあたる。
今後、どんな成分が効果を生んだか、人間でも花粉症の症状が軽快
するか調べたいと教授は言っている。
現段階ではバナナは花粉症に効くようだという理解なのだが、新聞
の見出しだけを見て「花粉症対策にはバナナ」と思い込む人がいる
だろうな。
2010/12/14
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