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2010年4月 9日 (金)

白コンニャクとタイ人

俺はいつも黒コンニャクを使う。白い物より黒い物の方が繊維が多くてお買
い得な気がする
からだ。コンニャクを炒めて醤油と唐辛子で味付けする。
これは和風の料理だからいつも俺が作る。
和風の料理は俺、タイ風の料理はヌチャナートといつの間にか決まっている。

今回は白コンニャクを買ってきた。白コンニャクと黒コンニャクはスーパーの
同じ棚に並ん
でいる。だから俺はヌチャナートは白コンニャクを知っていると
思った。
俺が冷蔵庫から白コンニャクを取り出すとヌチャナートは驚いていた。
「そのお菓子をどうするの?」
「えっ???」
俺は聞き間違えたのかと思った。
「なーに?」
「お菓子をどうやって食べるの?」
初めて見た白コンニャクをお菓子と勘違いしているらしいことがわかった。
確かに白コンニャクはお菓子に見えないこともない。
「これはコンニャクだよ」
「あらそうなの?」
白いコンニャクを見てヌチャナートは驚いていた。
コンニャクを甘いお菓子だと勘違いしているのに驚き笑ってしまった。
黒コンニャクの隣にある白コンニャクをヌチャナートはいつもお菓子だと思っ
ていたのだろ
うか?

2010/4/8

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2010年4月 8日 (木)

秋刀魚のタイ流食べ方

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タイトルをタイ流食べ方と書いたが実はタイのソースを使っていない。
秋刀魚を塩焼きにした。ここまでは日本もタイも変わりがない。
日本人は大根おろしと一緒に食べるがタイ人は唐辛子ソースと一緒に
食べる。

いつも自家製の唐辛子ソースを使っている。
なぜか理由はわからないが、アメリカの唐辛子ソースが欲しくなった。
タバスコをはじめとするアメリカの唐辛子ソースをヌチャナートは好まない。
どうやらアメリカの唐辛子ソースに入っている酢が気に入らないらしい。
「こんなの美味しくないわ」と言う。
安いアメリカの唐辛子ソースを買ってきた。味見をするとあまり辛味がない。
俺の感覚が狂っているのかもしれない。
これはアメリカ人、日本人には十分に辛い唐辛子ソースかもしれない。

秋刀魚の塩焼きの身をほぐす。
ほぐした身をご飯に乗せて唐辛子ソースをかけてご飯を掻き回して食べるの
がタイ流の食べ方だ。こんな食べ方は上品な食べ方ではないと感じる。
多分、タイの上流階級の家庭でこんな食べ方をしたら、下品な食べ方と笑
われる。いくら下品な食べ方だと言われても、この食べ方は美味いよ!!
今日はアメリカの唐辛子ソースをかけて食ったから完全なタイ流の食べ方
ではない。

2010/4/8

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日本のスープとベトナム料理

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俺は食事にスープをつけないで食べることが多いが、タイ人の食事では必ず
何か水分をとる。彼等は水を飲むのが当然だと思っているみたいで、屋台
でも料理を注文すると店員は「お水はどうしますか?」と聞く。
俺は聞かれるといつも「どうしようか?」と考えてしまう。

今日も食事時に「スープ、いるでしょ?」と言われた。
俺がどうしようかと考えていると、ヌチャナートは「水分を取らないとダメよ」と
畳み掛ける。渋々?「うん」と答えた。
トマトをベースにしたあっさりしたスープがでてきた。
俺から見るとこの味は洋風な味だ。
この味なら日本人にも欧米人にも受け入れられる。
「これ、タイのスープかい?」
「違うわ。日本のスープよ」
「えっ?・・・・?」

ヌチャナートはタイではこんな味を経験していない。
どうやら、西洋風なスープを日本に来てから覚えたようだ。
それでこのスープは日本のスープだと思っている。

ベトナム料理がタイには沢山ある。
俺たちにはベトナム料理とタイ料理の区別がつかないから、タイで食べる
料理は全てタイ料理だと思ってしまう。俺がタイ料理だと思って食べていると
「これはベトナム料理よ」なんて言われて驚く。
タイ人にはタイ料理とベトナム料理の区別は簡単にできる。俺たちには
和風の澄まし汁と洋風のスープは簡単に区別がつくがヌチャナートには
区別がつかないようだ。
このヌチャナートが言う「日本のスープ」は俺がタイ料理だと思って食って
いるベトナム料理みたいなもんだ。
なんだかおかしくなり一人で笑いながら食った。

2010/4/7

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タイ風ポークソテー

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ナンプラなどで味付けをした豚ロースをソテーしたものだから、タイ風ポーク
ソテーでいいだろう。手元にある二種類の唐辛子ソースを出した。
「この料理にはこっちの唐辛子ソースだけでいいのよ」
そう言いながらヌチャナートは下の唐辛子ソースを取り除いた。
俺は下のソースでも美味しいと思っている。
だが、タイ人は下のソースはこの肉の味と合わないと思っている。
俺にはまだまだその感覚がわからない。
唐辛子の辛さに慣れ、唐辛子ソースの味の調整ができるようになっても、
どのソースがどの料理に合うかというタイ人の感覚はつかめない。
「お肉に唐辛子を乗せて食べるのよ」
まるで母親が子供に教えるような言い方をする。
この小さな唐辛子は辛味の強いタイプだ。
肉一切れにこの唐辛子一本はちょっときつそうだ。
唐辛子を半分に切りながら食った。
こんな食い方はタイ料理に慣れない人には無理だろう。

2010/4/7

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2010年4月 7日 (水)

連食に耐える

太平洋戦争が終わった頃の日本は食い物がなかったから、口に入るもの
なら何でも食べた。今は、美味い物、変わった味、他にない味を求める時
代になった。グルメやミシュランの格付けが話題になる。
ミシュランに格付けされた店で毎日々、毎食々食事をできる経済的余裕
があるとする。
そんな美味しい料理だけを毎日、毎食食べていたらどうなる?
きっと飽きてしまう。
美味い料理、美味すぎる料理は連食に耐えられない。

日本人の朝食は昔から、熱いご飯と味噌汁、焼魚と漬物、それに生卵か
な。味噌汁の具が変わり、漬物が沢庵だったり、蕪の浅漬けたったりす
る。鯵の干物、鰯の目刺しなどの変化がある。
外国人から見たら、日本人は毎日同じ飯を食っているように見える。
しかし毎日この繰り返しなんだが、日本人は誰も文句も不平も言わない。
この素朴な料理は連食に耐えられる。

ウチの料理はタイ料理なんだが、旅行者がバンコックで食べる宮廷料理で
はない田舎料理だ。タイの田舎の人が普通に食べている料理だ。
日本人が毎日食べている飯、味噌汁、焼魚のような料理をタイ流に変化さ
せた料理と思えばいいかな。たぶん、毎日宮廷料理を出されたなら、飽き
がくるが、庶民が普段食べている料理なので飽きがこないから連食に耐え
られる。

時々、人に言われる。
「毎日、タイ料理ばかりで飽きない?たまに日本の料理を食べたくなら
ないの?」
別に日本の料理を食いたいとは思わない。
ヌチャナートの料理で飼い馴らされてしまい、飯、料理とはこんなもんだと
洗脳されているのかもしれない。

2010/4/7

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国際交流食

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菜の花を茹でていた。その隣に味噌、砂糖などを入れた器があった。
俺は菜の花でタイ料理を作るのだと思っているから、味噌を何に使うのか
見当がつかなかった。更に味噌に練りわさびを加えている。
茹で上げた菜の花と味噌を俺の前に持ってきた。
「これを混ぜてちょうだい」
俺はまだ熱い菜の花と味噌を混ぜた。
わさびが菜の花に温められ、刺激的なにおいがでる。
くしゃみをしそうになる。
「味をみてよ。どう?」
とくに美味いという味ではないが、不味くもない。
「食えるよ」
ヌチャナートが味見をして、「これは美味しい」と感激したように言う。
どうやら日本人とタイ人の感性の違い、あるいは個人的な感性の違いと
思われる。
「この味って、タイ人好みかな?」
「そうね、タイ人は好きだと思うわ」
こんな味はタイにはない。初めて接する味だが、ヌチャナートによるとタイ人
はこの味を受け入れるようだ。

その昔、国際交流会に出席したことがある。
そこで日本の女子大生がタイの焼そばというのを売っていた。
食うとタイの味より、日本の味に近かった。
「これ、日本の焼そばの味だね」
「ええ、日本風にアレンジしました。」
ある国の味が別の国に入ると、そこで味が進化、変化する。
いわば味の国際交流だ。
今日の菜の花の味噌和えは国際交流食だな。

2010/4/6

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タイのヤキソバ

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これは冷蔵保管の生ヤキソバなんだけど、タイの味付けにした。
生ヤキソバには袋入りのソースが入っている。
これを使ったなら日本の味になってしまう。
それじゃ面白くない。
添付のソースを使わないで、ナンプラなどで味付けをした。
こうなると、タイの味になってしまう。
ウチの料理はタイの田舎の味なんだ。
タイの庶民が普段食べている味が形を変えないで出てくる。

レモンを買い忘れていた。
ヤキソバにはレモン汁をかけるものだとタイ人は思っている。
確かに油の上にレモンの酸味があると美味くなる。
酢に唐辛子を加えたものならある。
レモンがないからこの酢を加えた。この食べ方も美味いと思う。
こういうタイの屋台の味もいいもんだ。

2010/4/5

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たまにはタイカレーを

今日の料理はタイカレーなんだが、それにはちょっとわけがある。
特売で安い肉があった。大喜びでその肉を求めたのだが、肉は硬くて不味い。
こんな肉は長時間煮て柔らかにしないと食べられない。
「ねぇー、この肉どうやって食べる?」
「そうだなー・・・・?」
「タイカレーにしようかしら?」
「うん、それしかないね」
こんなわけで今日はタイカレーになった。
「カレーに何を入れる?竹の子でいい?」
「ああ、竹の子でいいよ」
「ココナッツクリームを持ってきてよ」
缶詰のココナッツクリームを取り出した。
待っているとタイカレーが出来上がってきた。
しかし肉はまだ硬くて不味かった。
竹の子その他の野菜を主に食べた。
「もうあんな肉、買わないでね」
「うん」
何でも食ってしまう俺が不味い肉というのだから、相当に不味い肉だ。

2010/4/4

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2010年4月 5日 (月)

無駄にしない

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この写真をみるといかにも立派な料理に見える。
その証拠にこの料理にもちゃんとした名前がついている。
料理の名前を聞いたが忘れた。

実は昨晩ヌチャナートは
「おいおい、そんなに食いきれるのかよ?」
と思うほど色々な料理を作った。
その中にラープがあった。
ラープというのはタイ風に味付けした牛肉の刺身を想像すれば
いい。昔は俺もラープが大好きだった。辛いラープと餅米があれば
もう大満足だった。
辛味で額から汗を流しながら夢中で食べていたのに今はラープを
好まなくなった。
理由はわからないが、なぜかピタッと食わなくなった。

カノムチンなどいろいろな料理を食い、食べ切れないラープを
ヌチャナートは冷蔵庫にしまった。
「やっぱり食いきれなかったな」
これを別の料理にしてしまうのを知っているから、俺は食べ物が
無駄になることを心配しない。まだ食べられる物をゴミ箱に捨てる
のはいやだ。ゴミにするのは農家に悪いとか、金を捨てるような
ものだという観念ではない。ケチというか勿体無いというかなんと
いうのか感情的に食べられる物を捨てるのは嫌いなんだな。

食い残したラープを冷蔵庫から取り出して香草などを加えて温め
て出したのがこの料理だ。
ラープもこうすると全く新しい料理になってしまう。
食べ残した料理を無駄にしない方法だ。
生肉のラープだと食わないが、これなら俺も美味いと言いなが
ら食っている。

2010/4/4

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ラオス風菜の花と茸

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春らしい料理と思うだろう。実はこの菜の花は冷凍品だから季節に
関係ない。でもこの季節に食うと春を感じる。
菜の花と茸を煮込んだ。出来上がった物は和風の感じがする。
ラオスの料理は油を使うことが少ないらしい。
「あたしね、油を使わないラオス料理の方が好きなの。油がない方
が飽きが来ないのよ」
油を使うと旨味が強くなる。しかし旨味の強いものは連食すると飽き
てしまう。タイの料理には油っこいココナツを使うが、ラオスの料理で
はあまり使わないようだ。
このようなさっぱりした料理は飽きがこないかもしれない。
菜の花のほろ苦さが食を誘う。

2010/4/4

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2010年4月 4日 (日)

ジャスミンライスの香り

ジャスミンライスというのは炊くとジャスミンの花の香りがする高級な
タイの米だ。日本で言えばコシヒカリとかササニシキと言ったところ
かな。タイ人にとってはよい香りかも知れないが、日本人には外米
臭だ。外米なんて言葉はもう死語になっている。
日本でとれた米を内地米と言い、外国から輸入された米を外米と
言っていた。粘り気がなくてくさかった。
このくさいにおいをジャスミンの香りと言っていたのか????
外米は長細かった。
俺達の時代にはこんな冗談が通じた。
背の高い奴をみると「おまえは何を食って背が高くなったのだ?」
「外米を縦に食ったからだ」
今、こんな冗談を言っても誰も笑わない。

先日、タイのジャスミンライスを手に入れた。
今すぐ食べる必要もないので、何処かにいれておいた。
「タイのお米は何処に行ったのかしら?」
ヌチャナートがごそごそ探し始めた。

家のなかに何か異臭がする。なんだかタイの飯時のようなにおい
だ。
「ああ、タイ米を炊いているのだな」と気づいた。
このにおいを嗅ぐと「ああくさい外米のにおい」と昔は思った。
今は、タイの食事時のにおいと感じるようになっている。
タイの人々はこのにおいを嗅ぐと
「ああ、おなかがすいた」「美味しそうなにおいがする」
と感じるのだろう。
同じにおいを嗅いでも人により、場所により、時により感じ方が
違う。

2010/4/4

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パットヘット 茸の炒め物

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日本人の昔の生活は野菜を中心としたものだった。
戦後、アメリカ人のように肉を沢山食べなくてはいけないと言うよう
になった。
「肉を食べないから日本人は体が小さく、戦争に負けたのだ。」
なんて言っていた。戦争の痛手から立ち直ったら、日本人は肉を多
く食べるようになり、そのためにメタボなんて現象が起きてしまった。
今は、もっと野菜を食えという時代になった。
要するに昔の日本の食事に戻れということなんだな。

冷蔵庫にぶなしめじがあった。野菜を食わなくてはいけない。
今回は茸を食おう。
ぶなしめじを牡蠣油などで炒めてもらうことにした。
「香りマツタケ、味しめじ」と言うくらいだから、ぶなしめじには旨味
が多い。辛くないタイ料理だから、これなら誰にでも出せる。
甘味があってよい味にしあがっている。
これを日本人が作ると醤油味になりもっと塩っぱい味になるから、
茸を摘まんでご飯と一緒に食べるとちょうど良い塩味になる。
もともと塩味が少ないタイ料理だから、茸と茸から出てきた汁を
一緒にご飯に乗せないと塩味が物足りない。
同じような物を作っても日本人とタイ人では味付けがちょっと違う。

2010/4/3

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パットメー タイ風の焼そば

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スーパーで焼きそばを見かけた。そう言えば焼そばを食っていない。
たまには食ってみたくなった。今日は焼そばにしよう。
「これ、どうやって食べたいの?」
「そうだなパットミーコラートにしてくれよ」
パットミーコラートと言うのはタイ東北部の名物料理なんだ。
名物に美味い物なしと言うが俺はパットミーコラートは余り好きじゃ
ない。「名物に云々」の格言が日本だけでなくタイでも当てはまると
思うと笑ってしまう。
でもパットミーコラートを食ってみたくなったのでそれを所望した。
「そんなもん、いやよ」
俺が食うのに、いやと言うことはないじゃないか?
「じゃあ普通の奴にしよう」
これがタイで見る普通の焼そばだ。
「出来たわよ」
皿の上の箸を見ると、食べる人から見て横に乗っている。
タイ人は箸を縦に置くのに、何時の間にやら日本の習慣が身に
ついているのに驚いた。
「レモンをかけるでしょ?」
「うん」
レモンの汁をぎゅっと絞ってかける。
酸味があると味がしまる。レモンはタイ料理にかかせない食材なので
ウチではいつでもある。レモンなど日本の料理にはあまり使わないか
ら、日本人はレモンなんて置いていない家庭が多い。
酸味を好む人はレモンの代わりに酢をかける。
このパットメーはタイの屋台で食べる味だ。

2010/4/2

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