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2010年6月26日 (土)

カイルア・また卵だ

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卵料理が続いている。卵を大量に買い込んだからまあ仕方がない。
いろいろ工夫して違う卵料理を作ってくれる。
今日はカイルアだ。これは生卵と半熟卵の中間だ。
日本人は精力をつけるといって生卵を飲む習慣がある。
そんな習慣はタイにはないが、タイ人は卵をほんの少しだけ茹でる。
茹でるというより温める。卵の一部が固まったら出来上がりだ。
ほとんど生卵と同じだ。これをガラスのコップにあける。
何故かガラスのコップなのだ。瀬戸物のコーヒーカップやティーカップには
あけない。卵を割ると、生卵のようにコップに流れ落ちる。
卵の一部が殻にこびりついているから、スプーンで固まったものをコップに
かきだす。胡椒を入れる。そしてナンプラかシーウーを入れてかき混ぜて
飲む。今日はシーウーが入っていた。ナンプラより卵の味にあう。

2010/6/26

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2010年6月25日 (金)

ムウケム 豚挽き肉の炒め物

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冷蔵庫に豚の挽肉があった。今日はこれを食おう。
「ヌー、これで飯を作ってくれ」
「どうやって食べたいの?」
「うーん、そうだな。トムチュートがいいな」
「これでトムチュート?サミイは食べないとおもうわ。ムウケムにしてあげ
るわ」
「・・・・・・」無言は承認と解釈された。
「ニンニクがいい?生姜はどうする?」
「両方、入れてくれ」
挽肉を炒め始めるとタイ料理のにおいがたちこめる。
炒めると挽肉から油がじくじく出る。その油を紙で吸い取って捨てる。

和食は素材の味を生かす。素材の味を楽しむ料理と言える。
それにたいして、タイ料理は素材に味を無理矢理しみこませる料理だ。
ハーブやスパイスの香りをつけ、唐辛子の辛味で一気にたべるのがタイ料
理だ。こんなことをタイ人に言うと、怒られるかもしれないが日本人には
納得してもらえる表現だと思う。
どちらが良いとか優れているという問題ではない。

無理矢理、味をつけることの効用をこの料理で再確認した。
実はこの挽肉は傷みかけていたらしい。
この挽肉をトムチュートのような淡白な料理に使うと肉のにおいが気になっ
てしまう。ニンニク、生姜、唐辛子などを加えて炒めると、肉のにおいが消
えてしまう。

冷蔵庫がない時代のタイでは食べ物がすぐに傷んだ。
肉や魚のいやなにおいを消すために、ハーブなどが使われた。
無理矢理味付けすることで、傷みかけたものでも美味しく食べられるよう
になる。生活上の知恵で、素材に強制的に味付けをすることになった。

2010/6/24

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また卵だよ

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卵が安かったから大量に買い込んだ。当分、卵料理が続くのを覚悟してい
る。今日もまた卵だよ。
「この料理の名前はなんて言うんだい?」
「知らないわ、名前なんてないわ」
「・・・・・?」
赤い唐辛子があり、バイホアラパーが乗っているからタイ料理に見える。
食うと醤油味だ。なんだこれ?分かった!和食のつもりなんだ。

このような味付の料理を食ったが、ヌチャナートは名前を知らない。
名前なんか知らなくても、料理の姿を見れば何で味付けをしてどうやれば
いいのかわかる。ヌチャナートは味を思い出しながら作った。
それで料理の名前を知らない、名前はないと言ったのだ。
「これ、日本の料理かい?」
「ええ、そうよ」
やっぱり和食のつもりなんだ。和食にはこんなに唐辛子を入れないぞ!
バイホアラパーを和食に使う奴がいるか!わかっているようで、分かって
いない。出来の悪い卵とじと思えばいい。
これを丼飯に乗せれば親子丼となる。
俺たちの目から見ると、出来の悪い卵とじだが、ヌチャナートの目から見る
と立派な和食なんだろうな。

2010/6/24

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2010年6月24日 (木)

手抜きのガイピン

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これはガイピンつまりタイ東北部で盛んに食べられている焼鳥だ。
バスとか汽車が停車すると、売り子が車内に乗り込んで来る。
鶏肉を竹の棒に挟み、焼き上げたものを、ポリ袋にいれた餅米と一緒に
売り歩くのをよく見かける。車内で食べる場合は竹の棒に挟まれた肉を齧
り、餅米を手で丸めて食べる野生的な食べ方になる。

家庭とかレストランでは上品な食べ方をする。
焼き上げた鶏肉を食べやすい大きさに切り、スプーンとフォークで食べる。
ナイフを使わないから肉を切ってからだすのが習慣になっている。

今日はガイピンを作った。ガイピンを切らずに皿に乗せている。
「切らなくていいから、らくでいいわ」
そういいながら、ナイフとフォークを並べた。俺にすれば西洋風の食べ方だ。
別に違和感はない。ヌチャナートにすると手抜き感覚だ。
この感覚の差の溝は深い。

ちょっと焦げ目がある。どうやらタイ人はこの程度の焦げなど気にしないよ
うだ。焦げたままのガイピンを堂々と売っている。
これだけ焦げていたら、日本の料理屋では出さないよ。

西洋風とは言っても、鶏肉の上にはパクチーが乗っている。
パクチーなんて西洋料理に使わない。見かけはいい。
このパクチーの葉を食った西洋人はきつい特有なにおいにきっと顔を
しかめる。

鶏肉を切っては唐辛子がいっぱい入ったナムプリックをつけて食べている。
格好は西洋風だが、味は完全にタイ料理だ。
ウチの料理は見かけを西洋風にしても、味付はタイ風なんだ。
「手抜きをしてもウチのサミイは黙って食べている」とヌチャナートは思って
いるのだろう。

2010/6/23

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2010年6月23日 (水)

見かけの悪い卵焼き

卵の特売があったから暫く、卵料理が続きそうだ。
安いと買い込むのが女の習性で、犠牲者はいつも男だ。

昨晩はパットムウを食った。
「作りすぎだよ。こんなに食えないよ」
本当は食えるのだがダイエットしなくてはいけないので食事の量を制限して
いる。
「大丈夫よ。余ったら明日、卵焼きに入れるわ」
ヌチャナートはそれを食わない。俺に食わせるのだ。

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昨晩の残りのパットムウを入れた卵焼きができた。
タイ風オムレツと言った方がいいかな?
どうも見かけが悪い卵焼きになっている。
所々に赤い唐辛子が見える。
こんな料理を日本人に出したなら、食えるかな?
俺には唐辛子の辛味を感じないが、日本人には辛すぎるだろう。
ふわーっとした卵焼きの香りは洋風オムレツと変わらない。
これだけ食べるとちょっと塩っぱいが、ご飯と食べると丁度よい。

2010/6/23

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2010年6月22日 (火)

パクチーラオをベランダに

園芸店でパクチーラオの苗を買ってきた。ヌチャナートは種を買って、種か
らハーブを育てようとはしない。種は味見できない。せっかく育てなのに好
みの香りがでていないと労力が無駄になる。苗なら味見してから買うことが
できる。俺たちは苗が元気かどうか、虫などついていないか、病気の葉は
ないかな
どは調べるが、ハーブの味なんて調べない。
パクチーラオの葉を千切って味見をして「これはいいと」とヌチャナートは
納得したようだ。お店の方、ごめんなさい。味見して買ったから許して!

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苗をベランダの鉢に植えた。根が張って落ち着いたかなと思うともう食べて
しまった。葉はない。茎だけになっている。
「おいおい、大丈夫かよ?」
「大丈夫よ。サミイは何も知らないのね」知るわけねぇーだろ!
パクチーラオなんて育てたことはないし、植わっているのを見たこともない。
葉はなくなったが、茎は青々としている。まだ生きている証拠だ。
茎の間から葉が出てきた。あれよあれよと言う間に、ここまで育った。

まだ葉を食べていないパクチーラオは大きく育っている。
茎の根元を見ると、新しい葉が出ている。
これから寒くなり始めるまで、ベランダのハーブで料理を作ることになる。
「買いに行く必要がないからいいわ。」
「うん・・・・・」
「採りたては香りがいいのよ。色も綺麗でしょ」
自宅で採れるハーブにヌチャナートは大満足している。
パクチーラオは丈夫なんだ。葉を採られても採られても次々と新しい葉を
出す。

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ハーブを手にしてにっこり笑った奥様が
「ベランダにハーブを植えておくと便利です」
なんて記事をよく見る。ウチの場合、タイ料理だからハーブを沢山使うので
ベランダにあると便利だ。
でも三人とか四人家族で日本の食事を主にしている家庭じゃハーブなんて
使わないよ。ハーブやスパイスを使う料理なんてカレーライスにスパゲッティ
位しか知らない家庭にはベランダ園芸は不要だと思
うよ。
水遣りも面倒だし・・・・虫がついたら退治しなくてはいけないし・・・・。

日本人は生きているハーブを枯らすのは感情が許さない。
勿体無い、可哀想という気持ちから、いきおいハーブを使った料理を作る
ことになる。パクチーラオのように丈夫だと、なんどもパクチーラオを使った
料理を作ることになる。特有なにおいがあるパクチーラオをさして
「こんなくさい草、食いたくないよ」
と子供にしかられる。そんな家庭は必要な時に、必要なハーブを買ってきた
ほうが便利だと思うな。

2010/6/22

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パイナップルの缶詰

パイナップルの缶詰が100円ショップにあった。俺は「うーん」と溜息をつき
遠い昔を思い出した。
あの当時はパイナップルは缶詰でしかお目にかからなかった。
生のパイナップルなんてない。例えあったとしても今の金で一個数万円
もしくはそれ以上はしただろう。パイナップルと言うのは缶に入っている
ものだと思っており、生のパイナップルがあるなんて想像もしない。
パイナップルの缶詰なんて言葉は長くて言いづらいから、俺たちはパイ缶
と言っていた。あの当時、パイ缶はデルモンテ製品しか日本に入ってこ
なかった。他にもあったのかもしれないが、緑のラベルのデルモンテの
製品しか俺の目につかなかった。
今から考えれば随分不親切なのだが、ラベルに内容物の絵がない。
ラベルには品名が横文字で記されている。それが英語なのかオランダ語
なのか、仏語なのかわからない。俺たち
はそんな横文字を読めないし、
パイ缶を売っている店も横文字なんて読めない。
それでも間違いなく、消費者にパイ缶が届くから驚きだ。

ある時、お礼にパイ缶を貰った。贈ってくれた人もそれがパイ缶だと思って
いた。お馴染みの緑のラベルの缶詰だから俺もパイ缶だと思っていた。
「さあ、パイ缶をあけるぞ!」
俺はわくわくした。缶を開けると黄色いパイナップルではなく、白い果物
が入っていた。多分、洋梨か桃だったと思う。果物の名前は分からない。
甘くて美味しいのだが、パイナップルではないのでがっかりした。
パイナップルを期待していたのに、桃を食わされると、どんなに美味しい
桃でも美味しくない。桃を食ったのか洋梨を食ったのか覚えていないが、
パイナップルを食えなかった悔しさは今でも覚えている。

2010/6/19

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2010年6月21日 (月)

プラスチックのクロック

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ウチにあるクロックは小さいので大量にソムタムを作るのに向いて
いない。大きなクロックを欲しがっていた。
石や素焼き製のクロックは重たい。
今まで見たことがないプラスチック製のクロックがあった。
これなら持ち帰るのも軽くていい。プラスチック製クロックを買い
求めた。しかし、ヌチャナートはそれを使おうとしない。
「どうして、これを使わないの?」
「これね、滑るのよ?」
「滑る?・・・・・?」
「そう、滑るのよ。唐辛子が飛び出しちゃうのよ」
プラスチック製の物は表面が滑らかだから、唐辛子を突き棒で突
くと唐辛子が飛び出すらしい。昔から使われている、石、素焼き、
木だと滑らないので唐辛子が飛び出すことはない。

2010/6/13

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2010年6月20日 (日)

完熟した白瓜

俺たちは未熟の白瓜を食べる。それが当たり前だと思っている。
ヌチャナートの話では、完熟した白瓜は美味しいそうだ。
「こんな大きくなるのよ」
両手で大きさを示す。多分、真桑瓜のような形になるのだろう。
「色は赤くなるの?」
「白いわ」
「ふーん」
「甘くて香りがいいのよ」
白瓜もメロンと同じ仲間だから、甘くなるかもしれない。
そんな美味しい物なら、日本でも売れるはずだが・・・・・・。
日本では完熟した白瓜を食べる習慣はない。

2010/6/19

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白瓜をタイ料理に

ウチの近辺ではあまり白瓜をみかけない。当地の好みではないのかもしれ
ない。俺が子供の頃、これを糠漬けにした。
白瓜の姿は胡瓜そっくりだから、胡瓜のシャキシャキとした感触を期待して
いた。糠漬の白瓜はぐしゃっとしたので美味しいとは思わなかった。
だから、白瓜の漬物は食いたくなかった。そのくせ奈良漬の白瓜は好き
だった。甘いからだろうか?酒の香りが好きだったのか?
とにかく奈良漬は美味いと思った。
子供の頃の感覚が残っているため、白瓜の漬物は今でも好まない。

近所の店で白瓜があった。
「ねぇー、サミイ!これ好きでしょ?」
何時だったか、白瓜を使ったタイ料理を作ってくれたのを思い出した。
白瓜を煮るとこんな味になるのかと驚いた。軟らかく煮えた白瓜は漬物と
は違った美味さがある。どんな料理だったのか思い出せないが、美味し
かったことだけは覚えている。

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「白瓜を食べるでしょ?」
「うん」
以前、食べたようなタイ料理が出てくるのを期待した。
同じものがでたのかどうか分からないが、見た目はタイ料理だ。
写真をとってから気づいたのだが、赤い唐辛子が目立つ。
恐らく以前は、唐辛子がまず目に入って「おお、辛そう!」と警戒と覚悟をし
た。無意識のうちに「唐辛子が沢山入った、タイ料理を食うぞ!」と構えて
から飯を食い始めていた。
今じゃ、これが当たり前と言わんばかりに何も考えずに食い始めている。
唐辛子が刺激となって食欲を進めてくれる。
どの位、唐辛子が入っているかなんて考えもしない。
これが当たり前のタイ料理だからだ。

2010/6/19

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唐辛子を靴下に入れる

寒い日に靴下に唐辛子を入れると霜焼けにならない。唐辛子が肌を刺激し
て血液の流れを良くするからだ。外気の温度が零下20度でも人間の体温
は36度だ。36度の血液が足の末端の血管にまで流れるから霜焼け
になら
ない。その原理は明白だ。

それじゃ外気温が40度を越える場合、唐辛子を靴下に入れたらどうなる?
体温を36度に保とうとして、汗をかいて体温を下げる。
血液が盛んに流れて、表面の冷たい血液を体中に届ける。
靴下の中に唐辛子があるから、足の部分の血流は多くなる。
その結果、靴の中は涼しいのではないか?
俺って頭がいい。こんな簡単な方法で涼を得られるなんて素晴らしい。

早速タイで実験を開始した。
靴下に乾燥唐辛子を入れて一日中、外を歩き回った。
特に足元が涼しいという感じはなかった。
真冬に唐辛子を靴下に入れても、ほかほか感はない。
しかし、血流を良くする効果はある。それと同じかな?涼しいという感じは
ないが、靴の中で足が蒸れることを防いでいるかもしれない。
熱帯や砂漠地域で唐辛子を靴下に入れると、足元が涼しくなるかどうか
検証するにはもう少し精密な実験が
必要だ。

洗濯するため靴下を脱ぐと、中から唐辛子が出てきたのをヌチャナートが
目ざとく見つけた。
「なーんで、唐辛子を靴下に入れんの?」
俺の馬鹿な実験にヌチャナートは飽きれていた。
体感的実験結果が期待ほどでなかったから、説明するのが面倒なので、
黙っていた。

2010/6/19

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