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2010年1月22日 (金)

タイの茄子サラダ

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俺はこのサラダが好きなんだ。焼いた茄子に唐辛子ソースをかけた
だけなんだが、これが俺の好みにあっている。
これを食べていてタイの青空市場で売っている焼茄子を思い出した。
日本の茄子は紫色だが、タイにはいろいろな色や形の茄子がある。
緑色で太さは日本の茄子と同じくらいだが、長さは倍ほどもある茄子
がタイにある。この緑色の茄子を焼く。しんなりと柔らかになる。
これをどうやって食べたのかな?はっきり思い出せないな。
多分、小袋に入ったナンプラをくれるから、それをつけながら食った
のだろう。美味いという記憶だけが残っている。

ウチの茄子サラダを食っている時、久し振りにタイの風味を感じた。
おかしなことを言うと思うでしょう。自分でもおかしいと思った。
毎日、こんな飯を食っていると、こんな味や香りが当たり前になって
いる。慣れっこになると味や香りの刺激に鈍感になる。
誰でも初めてタイ料理を食った時は異質な味と香りを敏感に感じ
驚き戸惑う。その時、どんな感覚だったかもう忘れている。
今日はその戸惑った時の感覚を思い出した。
味の感覚を思い出すと、蒸し暑い夜の感覚も思い出した。
エアコンのついた綺麗なレストランは世界中何処へ行ってもなんと
なく似た物がある。一流になればなるほど、上品さと気取り、形が味
より大切になるのは世界共通だ。
それに対して庶民が通う屋台には店ごとに個性があるので屋台で
食べる方が俺には面白い。通りに並んだ屋台で冷たいビールを飲
み、
道行く人々を眺めながら辛い料理を食う。
これも楽しい食べ方だ。

2010/1/21

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タイ風ローストビーフ

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ローストビーフにフランス風、タイ風なんてあるのか?
外側をこんがり焼いて中はまだ赤くて柔らかく焼くのはフランスも
タイも同じだ。フランス人もタイ人もこの焼加減が美味しいと思って
いる。俺もそういう焼き方が美味いと思う。
タイ風とフランス風とでは何が違うのかと言うと飾りつけがちょっと
違う。パクチーが乗っているのがタイ風だ。
フランスのローストビーフにはパクチーを使わない。

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何と言っても一番大きな違いは、真っ赤な唐辛子ソースをつけて食
べることだろう。このソースは辛いがいい味になっている。
フランス人にこのソースを出したなら、「タイ人は味を壊している」と
思う。「これがなかったなら美味しくない」とタイ人は思う。
日本人はどう思うかな?
やっぱり唐辛子ソースは辛すぎてダメというだろうな。

2010/1/21

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2010年1月21日 (木)

ほうれん草の炒め物

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これも俺の好きな料理だ。ほうれん草を炒めると葉がしんなりと柔ら
かになる。そして汁がたくさん出る。この汁がいい味なんだ。
「うわーっ!随分つくったな!」
しかし食べだすとあっというまになくなる。
俺が一生懸命に料理を食べる姿を見て、ヌチャナートは笑う。
飯を食うのに一生懸命という表現は可笑しい。
一生懸命というのは何らかの努力を伴うことだ。飯を食うのに努力
は要らない。それなのに、旨い物を食う時はなぜか一生懸命という
感覚になる。人間には他の仲間や動物に餌をとられまいとする
動物的本能が残っているのか?この美味い物を独り占めしようと
いう本能的な動物的感覚が一生懸命という感覚につながるのかな?。

皿に残った汁とご飯を混ぜる。ご飯を掻き混ぜてご飯に汁を吸い込
ませる。ほうれん草の旨味を吸ったご飯は美味くなる。

2010/1/17

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和風牛筋煮込み

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ヌチャナートが友達から牛筋を戴いて来た。
「これで日本の料理を作ってあげるわ」
「タイ料理の方がいいよ」
和食は塩分が多いがタイ料理は塩分が少ない。
塩分の取り過ぎはよくないからタイ料理を主張した。
「いつもタイ料理ばかりよ。日本の料理を食べたいでしょ?」
俺は別に和食を食いたいと思っていない。
毎日がタイ料理だから、これがウチの料理だと思っている。
日本人に「毎日、味噌汁で飽きない?」と聞かれて「飽きる」と答え
る人は居ない。それと同じでこういう辛い味が普通の味になってい
るので、タイ料理だけでもなんとも思わない。
味噌汁と漬物で飯を食う感覚でタイ料理を食っている。

そう言えば冷蔵庫にまだ味噌があるのを思い出した。
すると牛筋の煮込みが食いたくなった。
煮込みを思い出すと頭の中に、あんな味、こんな香りと風味がまと
まりだす。
「和風にしてくれ。唐辛子、生姜を入れて味噌で煮た奴にしてくれ」
「分かったわ、玉ネギも入れるでしょ?これはどうするの?」
蒟蒻だ。俺がある料理を作るために買った蒟蒻が冷蔵庫にあった。
ヌチャナートは「コンニャク」と発音できない。
ちょこちょこと料理を作って出した。
赤提灯の居酒屋で食べる牛煮込みの味になっている。

2010/1/20

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ガイピン タイ風焼鳥

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「この鶏肉どうすんの?」
どうすんのと言われても、煮るか焼くか揚げるしかない。
焼くことにした。揚物はカロリーが高いからいけない。
煮物でもよいが、なんとなく焼き物にした。
今日はいつもと違う味付けだ。コブミカンの葉を香り付けに使ってい
る。
「あら、いい味ね」
この味付けにヌチャナートは満足したらしい。
何日もたたないうちに、また同じ味付けのガイピンを出してきた。

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2010/1/19

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2010年1月17日 (日)

カイルアック

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生卵を食べるのは日本人だけだと思っていたのに、タイ人も殆ど生
の卵を食べるのに接した時、俺は驚いた。
この卵をタイ語でカイルアックと言う。カイルアックは完全な生では
ない。ほんのちょっとだけ茹でる。ちょっとだけ白身が固まっている。
俺はヌチャナートが作るカイルアックしか知らないから、カイルアック
の正式な容器を知らない。
ヌチャナートはいつもガラスのコップに入れる。
ここにタイの醤油と胡椒を入れて掻き回す。それをグイッと飲む。
生卵を食いつけている日本人だから、美味いと思って食う。
白人にこれをだしたら、きっと気持ち悪がって飲もうとしないだろう。
コップに入っているから飲んでしまったが、熱い白飯にかけても美味
いだろう。

誰にでも簡単に作れるタイ料理だから、お試しください。
どのくらい白身が固まった卵が美味いか、それは自分で加減すれ
ばいい。タイの醤油でなくて日本の醤油を使っても良い。

2010/1/17

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外国の食べ物

食べ物の好みは国によって違う。気候によっても好みは変わってく
る。親が子供に与えたものが美味しいと思うようになるようだ。
味や食べ物の好みは一種の遺伝のようなものと考えてもいい。

極端な話、遺伝されていない外国の食べ物はみんな口に合わない
不味いものとなる。俺もタイのガピーと言われる海老を醗酵させた
味噌は嫌いだ。とにかく、あのにおいがいやなんだ。
ある時、茶色い混ぜ物がある飯をタイで出されて食った。
茶色い物の正体が分からないが美味と感じ飯を全部食った。
「この茶色いのはなんだい?」
「ガピーよ」
俺が嫌いなガピーなのに、美味いと思って食ってしまったのには俺
も驚き笑ってしまった。

ヌチャナートは日本のわさび漬は嫌いだ。
「そんな不味いものをよく食べるわね。美味しいの?」
俺がわさび漬を食うのを不思議そうに見ている。
わさび漬に醤油をかけて熱い飯にのせたら、評価が変わるかも
しれない。

遺伝はされていないのだが、初めて食う外国の食い物でも美味い
と思うことがある。知り合いのメキシコ人はタイでトムヤンクンを
食って病みつきになっている。
俺もチェンマイ風ソーセイジというのを初めて食って美味いと思った。
ヌチャナートも日本で初めて接した刺身や寿司を美味いと言って食
べる。

外国の食べ物で受け入れられない物は醗酵製品が多いようだ。
乳を醗酵させたチーズをタイ人は好まない。
海老を醗酵させたガピーを俺と同じように好まない日本人は多いと
思う。醗酵製品でも類似した物がその国にあると受け入れる。
例えば日本のクサヤは何の問題もなくタイ人は受け付ける。
魚の醗酵製品はタイには多く、焼くとクサヤと似たようなにおいが
するからだろう。

2010/1/17

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生椎茸のスープ

茸のスP1130712pct13 ープが出来てきた。今日の茸は椎茸だ。
肉の厚い生椎茸は噛み心地がよい。薄味のスープと椎茸の香りを楽しむ。
緑の彩がスープを引き立てる。

2010/1/16

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日本人はパクチーが好きか

スーパーの野菜売り場を抜けようとした。
「あらっ!パクチーじゃない?」
周囲は青いものだらけだから、俺は気づかなかったが、ヌチャナート
は目ざとくパクチーを見つけていた。見ると間違いなくパクチーだった。
パクチーは「香菜」と印刷されたプラスチックの袋に入っていた。
「昔はパクチーなんて売っていなかったよね。」
「そうね」
「タイの食材屋にしかなくて、高かったね」
「探すのが大変だったわ」
ちょっと前まではパクチーは貴重なタイの食材だった。
今は簡単に手に入る。
どうして?タイ人が増えたから?
しかし、このスーパーに今日、何人のタイ人がやってきた?
タイ人が来たとしても全員がパクチーを買うわけではない。
パクチーを買うのは日本人ということになる。

タイに行きタイ料理を食べると必ずパクチーに出会う。
多くの日本人はそのにおいを嫌う。
日本人=パクチー嫌いが俺の公式になっている。
しかし、パクチーが日本で作られ、日本のスーパーで売られている。
ということは、日本人がパクチーを買っていることではないか?
日本人はパクチーが嫌いなはずなのにどうして?

パクチーはくさいものとなっているが「香菜」と書かれるとパクチーと
は別物と勘違いするのではないか?
「香」という漢字を見ると快い香りを想像する。
パクチーのにおいはダメだけど、香菜のにおいなら良いという変な
構図が出来上がっているのかな?
ウチとしては簡単に安くパクチーが手に入ることは嬉しいことだ。

2010/1/16

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ヤムプラムック 烏賊サラダ

ヌチャナートが烏賊を手にしていた。
猫の餌にする烏賊だろうと思っていたら、こんなことを言い出した。
「ねぇー、ヤムプラムックを食べましょうよ」
暫く、食っていない。そう言われるとヤムプラムックを食いたくなった。
美味そうな烏賊だ。
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「サミイ、ちょっと来てよ!」
キッチンに行くと、ヌチャナートが笑っている。
「烏賊のお腹からこんなのが出て来たのよ!」
見るとそれは小鯵だった。烏賊は小鯵を丸呑みにしていた。
俺達が烏賊を釣る場合、ツノと呼ばれる綺麗な色の細長い棒の先
に針をつけたものを使う。烏賊がツノに抱きつくと針にかかる。
そんな烏賊の習性を利用した釣り方は知っているが、烏賊が何を
食べるのか考えたこともなかった。烏賊の胴の長さと小鯵を比べて
みよう。体長の割りに随分と大きな餌を丸呑みにするのだと吃驚
する。

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久し振りのヤムプラムックだ。
パクチーの香りや唐辛子の辛味がいい。烏賊の肉も柔らかだ。
この鮮やかな色合いも俺の好みなんだ。
日本の料理は目で見て食わせるがタイ料理は見た目をあまり気に
しないと俺は感じている。
そんなことを言うとタイ人に怒られるかもしれない。
まあそれは美的感覚の差としておこう。
ヤムプラムックは目で食える料理と思っている。

2010/1/16

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