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2010年11月20日 (土)

鮪とパパイヤ

青いパパイヤを買ってきた。それをソムタムにして食べるのだと思っ
ていた。一つは食べないで残している。
「これを食べないの?」
「食べないわ。甘くなったら食べるの」

鮪とパパイヤなんて共通点はないと思っていた。
市場で鮪の肉の状態を見るには鮪の尻尾を切り落としてその肉の
色とか状態を見て、肉の良し悪しを確認する。
ヌチャナートはパパイヤの尻尾の部分を切り落として色を見た。
そして食べ頃の時期を判断している。

「まだ早いわ。もう少し待つと甘くなるわ」
パパイヤの完熟なんて熱帯でないと駄目だと思っていたが、日本
の部屋の中でも徐々に熟する。
そんなことよりも俺はパパイヤの尻尾を切って熟度をみるのが面白
いと思った。

2010/11/19

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水菜と黄色い唐辛子でタイ料理

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なにも黄色い唐辛子を使わなくてもいい。たまたま黄色い唐辛子が
あったから黄色い唐辛子を使っただけだ。赤い唐辛子でも構わない。
水菜と言うのは関西の野菜で関東では近年になってから普及した。
ちょっと苦味があるのでヌチャナートの好みにあっている。
これにナンプラと豚肉を加えて煮るとタイの味になる。
「辛いわよ」
たしかに唐辛子が沢山入っているから辛い。
油っ気があると辛味を余り強く感じないが、このように単純な味だと
辛味を強く感じる。
この唐辛子は普通の唐辛子よりも辛味が強い。水菜の陰に唐辛
子が入っているのを知らずに食べると「辛ぇーっ!」となる。
たまーに、タイ料理を食べる人はそんな辛さを楽しむだろう。
辛い食事が毎日、毎食になると、辛いということが当たり前になり、
辛さを楽しむなんて感情が生まれない。

2010/11/19

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辛い昆布の佃煮

昆布の佃煮を戴いた。パッケージには赤い唐辛子が描かれている。
これをくれた方は「辛いわよ」と言っていた。

タイ人は海藻を食べない。海岸近くに住む人々は海藻を食べるか
も知れないがタイ東北部の高原地帯の人々は海藻を知らない。
干し魚なら沢山売っている市場にも海藻なんて売っていないと思う。

佃煮を見せてもヌチャナートにはそれがなんだか分からないのも
当然だ。
「それ、なぁーに?」
「海の野菜だよ。ああタイ語でなんと言ったかな?海藻だよ」
海藻というタイ語を思い出すのに苦労した。
「美味しいよ。食べてごらん」
「あら、美味しいわね。塩っぱいけど、温かいご飯と一緒だと美味
しいと思うわ」
「これってタイ人も食べるかな?」
「食べると思うわ」
「辛くないかい?」
「ぜーんぜん。辛くないわ」
ところどころに赤い唐辛子の輪切りが入っている。
黒い昆布の中で赤い唐辛子は目立つ。
俺が辛いと思わないのだから、ヌチャナートは唐辛子の刺激なん
て全く感じないだろう。

2010/11/19

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タイ南部風竹の子スープ

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俺たちにはタイ南部風とか北部風と言われてもなかなかその違い
が分からないが、タイ人にはその違
いはすぐに分かる。
関西風味付けと関東風味付の違いを俺たちは簡単に見分けるが、
タイ人には
難しい。それと同じだろう。
タイ南部風焼魚入り竹の子スープを作った。
これがひどいにおいなんだ。俺にとってはひどいにおいな
のだが、
ヌチャナートには食欲をそそる良いにおいなのだ。
「美味しいから味見しなさいよ」
「いやだよ、そのにおいが」
俺は味見をしない。いつものことだからヌチャナートは笑っている。
スープなのに、焼魚を使うのが面白い。焼魚は大鯵を焼いたもの
だ。

俺には悪臭なのだが、このにおいを食欲をそそる芳香と感じる
ご近所さんはいるのだろうか?
今はもうどの家も窓を閉めているから、この悪臭?はご近所さん
には届かない。通行人は
「なんだこの悪臭は?」なんて思うだろうな。

2010/11/19

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薬膳:パパイヤと便秘

ウチでパパイヤを熟成させた。
「ねぇー、果物を食べなさいよ。体にいいわよ」
「・・・・・」
「これを食べるとウンチが沢山出るのよ」
「ふーん」
パパイヤは便秘の薬になるということだ。
そんなことを知る日本人は少ない。
パパイヤなんてまだ日本ではそれほど食べられていないから、
そんなことを知らなくても当然だ。バナナと同じようにパパイヤを
食べるようになると、パパイヤが便秘の薬だと認識されるように
なるだろう。

タイに旅行に出かけて、旅先で便秘になったなら、パパイヤを
食べるといい。屋台で皮を剥いたパパイヤの切身を氷の上に乗
せて売っている。冷たくて甘いから美味しいよ。
そして快便ですっきりする。

2010/11/20

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タイの澄まし汁

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生椎茸があると作ってくれるスープだ。
凝ったスープではない。椎茸と長葱だけなんだが、これが旨い。
タイ人が作るスープだからナンプラで味をつける。
言ってみれば、タイ風の澄まし汁というところか。
日本の澄まし汁は汁が一杯で具がちょっとだけ器の底に座って
いる。タイ人が作る澄まし汁は具が一杯入る。
もちろん、唐辛子なんて入っていないからこのタイの澄まし汁は
日本人でも安心して食べられる。
ナンプラのにおいを気にする人がいるかもしれない。
醤油だってかなりきついにおいがしているのだが、日本人には
そのにおいのきつさがわからないだけだ。

椎茸の香りがいい。
噛むと椎茸の中から旨味がジュワーッと出てくる。
柔らかに煮えた長葱も甘い。
子供の頃は長葱を噛むと葱の中身がぬるーっと外に出てくる
ので嫌だった。
今はそんなこと気にしない。葱の甘味を楽しんでいる。

2010/11/15

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使い回し

前の客が食べ残した料理を次の客に出す使いまわしをしていたの
が発覚し、関西の老舗料亭が倒産した。
この話をヌチャナートにした。
「あら、タイでもやっているわ」
「えっ?・・・?」
うーん、人間のやることって何処も同じだな。
と言うことは、関西の料亭と同じく、高級食材を使う王宮料理店が
使い回しをしている可能性が高いな。

常に衆人の目が行き届いている道端の屋台では使い回しはできな
いと思う。

2010/11/15

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2010年11月16日 (火)

食べ物と健康広告Y160

何々を食うと体によいという食い物と健康の関係を広告の中に見て
いる。それも簡単に手に入る、ジャガイモとか人参という物に限定
しよう。ナントカのエキスと言ったように食い物から有効成分を抽出
したようなものは除く。朝鮮人参のようなものも八百屋やスーパー
で買えないから除こう。

今月も「コイのウロコ」なんてものがあった。多分、鯉の鱗のことだ
ろう。これで腰の激痛が治るらしいけど、これは何処でも簡単に手
に入るものではないから除く。
以前はアワビの粉末を取り上げていた。これで緑内障、白内障が
治癒できるという。暫く、この広告は出ていなかった。復活した。
アワビの粉末なんて何処で買えるのか分からないような
ものは除
こう。

何を食うと何によいと言う広告にも流行があるんだな。先にあげた
アワビの粉末のように暫く間をおい
て復活するものもある。

「ゆほびか」誌 2011年01月号 マキノ出版

空腹感ゼロ!1週間でウエスト5cm、2週間で7cm減!
無理なくやせて生理痛も軽い!
「こうや豆腐ウオーク」ダイエット

頑固な偏頭痛・便秘・ガス腹がスッキリ解消!肌ツヤツヤ!
飲んでも塗っても卓効!
「オリーブオイル」薬食美容術

「壮快」誌 2011年01月号 マイヘルス社・マキノ出版
テレビで大反響!<肉コンニャク>で73㌔13㌔10㌔速やせた
72㌢ウエスト大縮小!
メタボ脱出

これはどの食い物と特定していないが、<夜おじや>でやせると
いう話だ。多分、夜におじやを食べなさいということだと、俺は思い
込んでいる。コイのウロコで腰痛が治るとか、アワビの粉末で緑内
障が治るなんて記事もある。興味ある人は本を買ってください。

「健康365」誌 2011年01月号 ㈱エイチアンドアイ

ビルベリーエキスが緑内障や視力の向上に役立つ、シルク微粉末
が髪の毛によいとか、ハナビラタケ
が癌に効くなんて広告があった。
これらは食い物というより薬みたいなもんだから除こう。

「米ぬか脳活性食」というのがあった。米糠を食うと脳が活性化す
るということだと判断したので取り上
げることにした。
米糠ならわりと簡単に手に入る食い物だと思う。

認知症が大幅に改善!アルツハイマーからピック病まで徘徊・興奮
・妄想も改善!「米ぬか脳活性食」

詳しいことは本を買って確認してくださいね。

「わかさ」誌 2011年01月号 わかさ出版

腰の激痛だるさもリウマチもぞくぞくと消えた!
有効率80%と報告され今注目の鎮痛食緑イ貝

「緑イ貝」って何でしょう?これは緑色の貽貝(イガイ)のことだと思
う。貽貝と言っても分からない人が
居るかな?貽貝というのは英語
でマスル、仏語でムール、日本語ではムール貝と言っている貝のこ
だ。本来の日本語である貽貝では通じなくなっているのが面白い。
日本でよく見る貽貝は貝殻全体が黒い。タイでよく見る貽貝は貝殻
の周辺が緑色だ。周辺が緑色
の貽貝を緑貽貝と言うようだ。
貽貝のことをわざわざ「イ貝」と書くのが俺には面白いと思う。

2010/11/16

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2010年11月15日 (月)

パパイヤと柿

美味しそうな柿があった。子供は夜、柿を食べてはいけないと言わ
れている。柿には利尿作用があり、夜、子供が柿を食べると寝小便
をするからだ。俺はそんな話をヌチャナートにした。
「アハハハ・・・・。同じ話がタイにもあるわよ」
何を食うと寝小便をすると言ったのか覚えていないが、日本とタイ
に同じ話があるというのは面白かっ
た。
「この柿、美味しいわね」と言いながらヌチャナートは食べていた。
俺は酒を飲みながら、ヌチャナートが美味しそうに柿を食べる顔を
見る。

翌朝だった。
「昨晩は大変だったのよ。」
「・・・・?何が?」
「夜中に何度もトイレに起きたのよ!」
柿を夜、食べてはいけないと言う俺の話を思い出してヌチャナートは
笑っていた。

もう少しで熟しそうなパパイヤがあった。
その時、俺は初めてパパイヤを食った時の感想を思い出した。
完熟したパパイヤの色は柿と同じ色をしている。
色だけ見ると、パパイヤの果肉は柿と同じだ。
パパイヤを食うと、柔らかで甘い。
この味を俺は「ボケた柿みたいな味」と表現した。

「ねぇー、ヌー!パパイヤの味って、柿の味に似ていないかい?」
「わかんないわ」
パパイヤと柿は似たような味と考えるのは俺だけかな?
「ボケた柿の味」と表現した日本人に出会ったことがある。
パパイヤと柿の味は似ていると感じるのは日本人だけかな?

2010/11/15

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お供えの形

Kamidana

俺は神様にどのようにお供えをだしたらよいのか知らない。
昨年末のホームセンター島忠の広告に神棚へのお供えの出し方に
ついて説明があった。その説明によると、お供えの水や酒の容器の
蓋は取っておくのが正しいことになっている。
そのお供えの仕方は俺がタイで気づいたことと共通点がある。
タイ人はお供えの水として瓶に入ったままコーラなどを出すことがあ
る。その時、必ず瓶の王冠を外してストローをさしている。
「ああ、なるほど。神様が飲みやすいようにしているのだ」
と俺は解釈していた。

大きな神社の敷地内には天照大神などを祀った本殿の他にお稲荷
さんなど小さなお宮さんが祀られている。ある神社の中に神明社と
いう祠があり、その中にお供えがあった。
そのお供えを見ると水玉や平次の蓋がとっていない。このお供えは
神社の関係者がお供えしたはずだ。神職の資格がある人がお供え
したか、神職の監督下にある人がお供えしたのだと思う。
当然、水玉や平次の蓋をとるべきかどうか熟知しているはずだ。
水玉や平次の蓋を取らないのがこの神社のしきたりなのかもしれ
ない。

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無知な俺は島忠が言うように水玉や平次の蓋をとったらいいのか、
取らなくてもいいのかわからない。どうすべきか悩んでしまった結
果、出した結論はそんなことどっちでもいいのだということにした。

2010/11/15

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2010年11月14日 (日)

アフリカの食事

アフリカの食事と言っても広大な大陸だから地域によって食事の形
態は違う。あるアフリカの地域での話しだと思ってくれ。
そこで暮らした日本人の話だ。彼等は貧しくて肉を殆ど食べられな
い。殆ど毎日野菜ばかりで生活している。繊維質の多い野菜だか
ら便通がよくなる。便がすとーんっと落ちるので紙で尻を拭く必要
がないという話だった。

そんな話を知った後だった。多分、ウエブで読んだ記事だと思う。
あるイギリス人が「自分はトイレで紙を使う必要がない。便は綺麗
に落っこちる」と自慢していた。
それを読んだ時、アフリカ人の排便の話を思い出した。

先日、夜中に目が覚めてラジオのスイッチをいれた。
深夜放送で「嬉しいこと」というテーマで聴取者からの投稿を待っ
ていた。するとこんな投稿が読まれた。
「排便後、尻を拭いたトイレ紙に汚れが付いていないと嬉しい」
というのがあった。司会者が
「ああなるほどね。大きなのがすーっと出れば尻は汚れないよね」
なんて言っていた。

今朝、用を足してトイレ紙を使った。何気なく紙の汚れを見た。
紙に汚れが付いていない。
「おーっ!健康な証拠だ。」
便器の中を見ると、バナナのような奴が入っている。
野菜や果物を食わないといけないとヌチャナートが野菜を勧める。
そのお陰かな。野菜を多く取るアフリカの人々がトイレ紙を使わな
いという話を思い出した。

2010/11/14

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唐辛子の色

唐辛子に白い花が咲き、青い実が生る。やがて青い実が橙色にな
る。品種にもよるのだろうが、橙色になる前に黒ずむものもある。
それがやがて真っ赤になる。俺達が食用にするのは赤か青であっ
てその中間の橙色のものは食用にしない。橙色の物だって食用に
なるが、なぜか使わない。味も香りも赤いものと同じなのだが食べ
ない。中国からの輸入品も真っ赤な乾燥唐辛子だけを袋詰めにし
ている。橙色の唐辛子は混ざっていない。輸入業者が日本人の
嗜好にあわせたのだと思う。

日本人は唐辛子を余り食べないのに、唐辛子の色にこだわる。
唐辛子を大量に消費するタイ人は唐辛子の色にこだわらない。
日本で唐辛子を栽培しているタイ人から生唐辛子を送って貰うと、
赤から橙色、青いものまで一袋に混ざっている。
俺は色が混ざっていることが気になるが、ヌチャナートは気にしな
い。赤と青だけが混じっているのなら俺も気にしない。
橙色が気に入らないのだ。

真っ赤な乾燥唐辛子を長いこと放置しておくと、色が褪せて黄色か
ら白になる。

タイで乾燥唐辛子の作業をしていた。どんな作業だか思い出せない。
たぶん、唐辛子の実についているヘタ取りだったと思う。
俺もその作業を手伝った。青い乾燥唐辛子があったかどうか思い出
せないが、黄色の乾燥唐辛子があった。俺は黄色くなった唐辛子
は古いものだと思って取り除いていた。タイ人はそんなことを気に
しない。黄色い唐辛子も赤い唐辛子と一緒にしている。
俺が取り除いた黄色い唐辛子をタイ人は冷ややかに笑いながら
見ている。今、考えると黄色い乾燥唐辛子は橙色の唐辛子が乾
燥したものだろう。唐辛子の色にタイ人はこだわらないから、赤い
唐辛子と橙色の唐辛子を一緒に乾燥させていたのだと思うな。

2010/10/29

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胡瓜とタイ人

胡瓜は生で食べる野菜だと日本人は思っている。
一番多く食べられているのは漬け物だろうな。
浅漬けの胡瓜は旨いな。
胡瓜もみも好きな食べ物だ。
胡瓜に塩や味噌をつけて食べるのも大好きだ。
表面に針のようなごつごつした突起物がある胡瓜に塩をつけて丸か
じりすると旨いぞー!

タイ人も胡瓜を生で食べる。
焼き飯を注文すると皿の横に生の胡瓜の薄切りを乗せてくる。
この胡瓜は日本の胡瓜のようにしゃきしゃき感はないが、甘くて
美味しい。このタイの胡瓜が好きだな。
最近はタイにも日本の胡瓜が出回っている。
ごく普通のタイの胡瓜は表面にとげがなくて小さい。

日本人の大好きな胡瓜の浅漬けなんてタイ人は食べない。
俺が胡瓜もみを作ると、タイ人は胡瓜のソムタムと感じて食べる。
胡瓜に塩をつけてタイ人が齧るのを見たことがないな。
旨いんだがな・・・・・。
俺たちから見て、面白い或は奇妙な胡瓜の食べ方がタイにある。
彼等は胡瓜を炒めたり、煮たりする。
炒め物、煮物の胡瓜も旨いもんだよ。
旅行でタイに行った人は、知らないうちに胡瓜の炒め物や、煮物を
食べているのではないかな?

2010/11/12

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残飯はカオパットに

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少々の飯が残っていた。飯を炊く気にもならない。
「ごはん、どうする?」
「うーん・・・・どうしよう?」
「カオパットでいい?」
「ああそうしよう」
カオパットというのはタイ語で焼飯のことだ。
これがタイの屋台で食うと旨いんだな。
外米を使うから飯粒がパラパラとはがれている。下手な屋台では
ぐちゃぐちゃのカオパットをだすこともあ
るが、そんな店は殆どない。
炒飯とか焼飯を日本で注文するとデフォルトでスープが付いてくる
が、タイのカオパットにはスープがつ
かない。飯の横に楔形に切っ
たレモンと薄切りの胡瓜がつく。レモンをぎゅーっと絞って、唐辛子
の入ったナンプラをかけて食べる。熱帯の太陽の下で熱い焼飯を
食ったなら余計に暑くなると思うだろう。
唐辛子の辛味のせいだろうか、暑さは感じない。

ウチのカオパットは残飯整理みたいなもんだ。肉もその辺にあるも
のを適当に使う。卵が入らないとカオパットとは考えないみたいだ。
卵がないとカオパットを作らない。粘り気のある日本の米でもヌチャ
ナートは飯粒がパラパラとはがれるカオパットを作ってくれる。
絶対に切らすことがないレモンをカオパットに添える。
胡瓜はないけど、完全にタイ風の食べ方だ。
これさえ食わせておけば、旦那は文句を言わないのをヌチャナート
は知っている。料理を作るのが面倒になると
「カオパットにする?」「カオパットを食べるでしょ?」と来る。

2010/11/12

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黄色い唐辛子

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唐辛子にはいろいろな色がある。俺達がよく見る色は緑と赤だ。
園芸店に行くと成長に従って色が変わる唐辛子を鉢植えで売って
いる。ある時、そんな観賞用唐辛子を買った。
買う前に店の人に聞いた。
「この唐辛子は食べられますか?」
「食べるって聞いたことないですね。」
俺はその唐辛子は観賞用だと思っていた。
観賞用の唐辛子が少なくなっている。
「あれっ?ヌチャナート、唐辛子が少なくなっているね」
「あたしが食べたからよ」
「あれは観賞用だよ」
「食べられるわよ!」
どうやら観賞用唐辛子も食べられるらしいことをヌチャナートは自分
の体で証明した。

スーパーに黄色い唐辛子があった。
愛知県産と書いてある。そういえば愛知県の農家が世界で一番辛
いと言われている唐辛子を栽培していたな。その唐辛子の話はし
たかな?今日は黄色い唐辛子の話に限定しよう。
黄色い唐辛子なんてタイでは見ない。
唐辛子の消費が少ない日本では黄色い唐辛子なんて売れるもの
ではない。普通は珍しい品種は値段があがる。もともと売れそうも
ない黄色い唐辛子だから、値段も安い。ヌチャナートにとっても黄色
い唐辛子は珍しいのだろうか、ヌチャナートは笑いながら黄色い唐
辛子を持ってきた。
「ウチには生の唐辛子が沢山あるよ」
「ちょっと食べて見ましょうよ」
大量に買い込んだ唐辛子がやっと少なくなりよかったなと思ってい
た。それなのに、また黄色い生の唐辛子を買い込んだ。
黄色い唐辛子なんて色が違うだけで味も香りも赤唐辛子と同じだ
と思っていた。唐辛子にも先端が尖っているものと、尖っていない
ものがある。尖っているものは辛いと言われている。
黄色い唐辛子は先端が尖っている。
この唐辛子は辛い種類の唐辛子だろうと推定した。
いくら辛いと言っても国内でタイ人が栽培しているタイの唐辛子と
同じだろうと思った。俺はたかをくくって唐辛子を半分ほど齧った。
これが辛い唐辛子だった。タイ料理の辛さに慣れていない時だっ
たなら失神してしまうほど辛かった。
「どう?」
「辛いよ、味見してみるかい?」
ヌチャナートは舌先で唐辛子を舐めた。ちょっと考えてから
「辛いわね」と言う。唐辛子の辛さを見るには舌先で試すのだと初め
て知った。

俺がビールを飲んで転寝をしている間にヌチャナートはソムタムを
作って一人で食べていたようだ。
「あの唐辛子は辛いわよ!」
味見をしていたのに、ヌチャナートは黄色い唐辛子の辛さを忘れて
いた。一人前のソムタムに10本だか20本の唐辛子を加えたらしい。
一本の半分を食っただけでも辛いのに、10本も食ったらどのくらい
辛いか想像がつかない。

いくら辛い物が好きだと言っている日本人でも、この唐辛子を一本食
えないと思う。「辛い物に挑戦する」なんて意気込みでこの唐辛子が
10本入ったソムタム食おうとすると、ほぼ間違いなく敗退する。

2010/11/13

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パパイヤが安くなった

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大きな青いパパイヤがあった。タイで普通に見られるパパイヤに比
べると小さなものだが、一箱に二個
入って600円だった。
数年前は青いパパイヤなんて飛行機でタイから取り寄せたものしか
なかった。値段も当然高かった。タイの値段を知っているから、溜息
をつきながら小さなパパイヤを選んで買った
ものだ。
大好きなソムタムを日本で食べられるのでヌチャナートは喜んでいた。
在日のタイの友達を呼ぶ、あるいは呼ばれる時は必ずパパイヤの
ソムタムを用意した。そのくらい、パパイヤは貴重だった。
最近は九州、沖縄の国産パパイヤが出回り安くなった。
ウチにとってはありがたいことだ。

俺たちはパパイヤは果物だと思っている。果物と言うのは甘い物
だ。完熟して甘い物しか商品価値がないと思っていた。
グローバルな時代になり、パパイヤ栽培農家は青いパパイヤは
野菜として食べられることを知った。日本にもタイ、インドネシア、
フィリッピン人など青いパパイヤを消費する人口が増えた。
多分、よい果実をとるために間引きした青いパパイヤを出荷した
ら予想外に売れた。それで青いパパイヤを出荷するようになった
のだろう。ウチにとっては青いパパイヤが簡単に手に入ることは
嬉しいことだ。

2010/11/13

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鳥モツ煮込み タイ風B級グルメ

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甲府鳥モツ煮込みがB級グルメとして脚光を浴びている。
ヌチャナートが鳥レバーを買って来た。俺はモツの特有なにおいが
気になるので余り食わない。それと俺たち日本人は無意識のうち
にモツ肉は下等な肉と思っているが、タイ人はそのように感じて
いないらしい。味や食感が違う肉と感じているようだ。
タイの仏教は肉食を禁じていないから、タイ人は昔から肉を食って
きた内臓肉を異なる味の肉と感じるこの感覚は一頭の肉を無駄に
しない人々の感覚だ。人間のために命をくれた動物の全てを食べ
てあげるのが正しいと考えるのだが、俺の感覚は内臓肉
を嫌がる。
ごめんね牛豚鶏君たち。

モツを使った料理がタイには沢山ある。
モツをごっそり入れたスープなんて出される。鶏肉屋に行くと、鶏の
モツや生まれる前の黄色い卵が連なったものを売っている。
そんな物を見ると、ヌチャナートはすぐに手を出す。
それを香草と一緒に透明なスープで煮込む。これをタイ人の友達
と美味しそうに食べているのを思い
出す。

鳥レバーをどうやって食べるのか見た。
レモングラスとナンプラで煮込んでいた。スープの色は黒ずんでいる。
「おっ!これは鳥モツ煮込みだ!B級グルメだ。
甲府鳥モツ煮込みのタイ版だ!」
俺はレバーを食わないが、煮込み汁を味見した。
うまい味に仕上がっている。

鳥レバーという素材を使うと日本でもタイでも同じような料理ができ
るから面白い。

2010/11/12

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ムウケム 豚挽肉のタイ風炒め物

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今日は豚の挽肉をタイ風に炒めたものだ。ムウケムと呼んでいる。
挽肉を唐辛子とニンニクで炒める。
辛い物がお好きな人は唐辛子を沢山入れればよい。
俺はタイ人が普通の辛さと感じる程度に唐辛子を入れてもらう。
うっかり辛いのが好きだなんて言おうものなら、タイ人が感じる辛さ
になってしまう。料理が出来てきた。
「塩っぱくない?あたし味見していないのよ」
「・・・・」客に出す物ではないのだから味見などしなくてもいい。
「辛くないと思うわ」
「・・・・」旦那が耐えられる辛さを知っているから、適当量の唐辛子を
加えているはずだ。これでもタイ料理を食べ慣れない日本人には
激辛だろうな。ムウケムを直訳すると「塩っぱい豚」だ。
確かに塩っぱいが飯と一緒に食うと丁度よい。

塩味のことより、俺はもっと気になる物がある。
それは料理を盛りつけた器だ。
俺たち日本人は料理を盛る器も料理の一部と考える。
料理を美味しく見せるための演出に器も大切だと日本人は考える。

日本人は器と料理を結びつけている。
蕎麦やうどんを盛りつける器にラーメンを入れない。
味噌汁の椀で茶を飲んだり、飯を盛ったりしない。
カレーの皿に刺身を並べない。
タイ料理なのに、ラーメンの丼に入れて出してきたから俺は落ち着
かない。文句を言っても聞き入れてくれない。
聞き入れてくれないというより、料理と器の関係を理解しない。
料理と器を結びつけて考える習慣がないらしい。
自分が美しいと思った器に料理を盛り付ければ満足するようだ。
文句を言っても「味はおんなじよ!」と相手にされない。
「そりゃ、味はおんなじだよ・・・・・・」
でもなぁー、俺はタイ料理はタイ風の器に盛って貰いたいのだ。
ところでタイ風の器ってどんなの?
屋台やB級グルメの店では単色のプラスチックの皿に料理を盛っ
てだす。それがタイ風なのかな??それはタイの庶民の盛付だ。

2010/11/9

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コロッケとカラオケ

ヌチャナートが「何かを食うか?」と言った。俺はなんと言われたのか
わからない。
「えっ?もう一度言って?」
「カラオケを食べる?」
「カラオケ・・・・?・・・・?」
「そうよ、サミイは好きでしょ?」
俺はカラオケなんて食ったことがない。カラオケってなんだろう?
タイ語かな?カラオケなんて言うタイの料理を聞いたことがない。
ヌチャナートはコロッケを出してきた。
「食べるでしょ?」
「・・・・・?」俺は狐につままれた気がした。
どうやらヌチャナートはコロッケをカラオケと聞き間違えていたよう
だ。知らない単語を聞くと、それを自分が知っているものに置き換
えることがある。コロッケは知らないが、カラオケなら知っているか
ら、ヌチャナートはカラオケと覚えたのだ。俺たちだって似たような
事をやる。パイナップルをタイ語でサパロットと言うのだが、日本人
は札幌と言ったのだと思う。
「もう一度、言ってごらん」
「カラオケ!」
「これはカラオケじゃないよ。コロッケだよ」
「ああそうなの?カラオケと言うのだと思っていた。」
ヌチャナートの耳ではコロッケもカラオケも同じなんだ。
コロッケを食うにもウチにはトンカツソースなんてない。
ナンプラとケチャップと唐辛子でトンカツソースの代用にするか?

2010/11/12

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