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2011年3月29日 (火)

鶏肉のタイ風炒め物

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この料理はパッカパオガイと呼ぶタイ料理だ。
暫く、これが出てこなかったのはハーブがなかったからだ。
新鮮なハーブを手に入れたので作ってくれた。
鶏肉を炒めながら、またいつもの口癖が始まった。
「日本の唐辛子は煙がでるのよ。タイの唐辛子の方がいいわ」
日本の唐辛子と言っても、中国からの輸入品だ。
国産の乾燥唐辛子なんてあるのかな?
あっても数グラム入りの小袋に入ったものしかないと思う。
少なくとも100グラム単位で買わないとウチでは間に合わない。
料理のたんびに小袋をあけるなんてやっていられない。

本当にタイの唐辛子は煙がでないのか?
そんなことはないと思う。唐辛子を焙煎する場合、タイ人も屋外で
焙煎している。
パッカパオを作っている料理人がクシャミをするのを目撃している。
いくらタイの唐辛子と言っても加熱すれば煙は出る。

料理の好き嫌いは味より香りで決まることが多い。
この香りは俺の好みに合っているが、好まない人もいるだろうか?
もちろんタイ料理だから辛い。
「辛くない?大丈夫?」ヌチャナートは心配してくれる。
「いや、辛くないよ。」
唐辛子の辛さって耐性ができるのだ。
多くの日本人が激辛とみるこんな料理を何事もないかのように食
べている。この料理は酒の肴にもなると思ったが、タイ料理を知ら
ない人には辛すぎて無理かな?
俺には酒と相性がいい料理だと思うんだけどナー。
辛さを消すために酒を飲んで飲みすぎると大変だな。

2011/3/28

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