烏賊の沖漬のタイ料理
烏賊の沖漬はこのまま食べても美味しい。
タイ人が沖漬を食べる時はこんな食べ方をする。
「えーっ?こんなにニンニクを入れるの?」
そうなんです。これだけニンニクと唐辛子を入れないと美味しいと
感じないのです。日本ではこんなにニンニクを使うと嫌がられます
が、タイではみんなが同じような物を食べていますからニンニクの
においなんて誰も気にしません。男も女もむしゃむしゃニンニクを
食べています。
生のニンニクは男の食べ物みたいに日本では思われているけど、
タイでは美人も平気で生のニンニクを食べています。
大きな烏賊のワタがちょっと見えます。ワタはヌチャナートの好物
なんです。
沖漬というのは一種の塩辛です。
今の日本では塩辛といえば烏賊かカツオしかありませんが、タイ
にはいろいろな塩辛があります。市場で見かけるタイの塩辛はた
いてい見た目が悪くて、鼻をつまみたくなるいやなにおいがします。
これが琵琶湖の鮒寿司のような日本の熟れ寿司の原型なんだと
知っているから、俺は塩辛を買って来て味見をする。
この塩辛から江戸前寿司に発展していったのだと思えばタイの塩
辛に興味をもてるかな?
「この塩辛はどんな味がするんだろう」と想像しながら塩辛を市場
で見ているとわくわくします。
日本の烏賊の塩辛にニンニクと唐辛子を混ぜて食べて御覧なさい。
ニンニクと唐辛子は適量と思えるだけ加えればいいのです。
この写真はタイ人が見て適量と考えた量です。
一風変わった酒の肴になりますよ。
2011/3/5
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